飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース150305

2015-03-05 03:18:41 | 佐鳥新の教授&社長日記

探査機「ドーン」が準惑星セレスに接近中 表面を撮影へ

米航空宇宙局(NASA)は2日、2007年に打ち上げた無人探査機「ドーン」が、6日にも火星と木星の間の軌道上にある準惑星セレス(ケレス)の周回軌道に入る、と発表した。表面などの観測で、太陽系の成り立ちに迫る情報が得られると期待される。セレスは、火星と木星の間にある小惑星帯の中で最も大きな天体(直径約950キロ)。太陽系ができる過程で惑星になり損ねた原始惑星の一つとみられている。

http://www.asahi.com/articles/ASH332R85H33UHBI008.html

 

■「はやぶさ2」、小惑星1999 JU3へ向けた航行段階へ移行

昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された機器の初期機能の確認が、3月2日に終了した。「はやぶさ2」は翌3日から小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)へと移行し、今年11月から12月にかけて予定されている地球スイングバイのための運用が始まった。

翌3月3日からは、目標天体の小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)に移行して、今年の11月から12月にかけて予定している地球スイングバイに向けた運用が始まった。地球スイングバイまでの間には、イオンエンジン2台による運転を期間中2回に分けて計約600時間(約25日)行い、探査機航行速度の増速(60m/秒)が計画されている。その第1回目として、昨日からイオンエンジンの連続運転時間を徐々に増やしていき、3月中には約400時間の運転を行う。第2回目の連続運転は6月上旬ごろの予定だ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/03/04hayabusa2/index-j.shtml

 

■2015-02-15 「宇宙に潜水艦を飛ばします」とNASAが発表

「火星に移住」、「熱気球で宇宙に挑む」、「宇宙エレベーターの設置」など、実に様々な方法で人類は宇宙を目指す。まだまだ分からないことだらけの “未開の地” に挑むのだから、柔軟な発想が必要とされるのだろう。

そしてこの度、NASAがまた興味深い宇宙探査計画を発表した。それは……「土星の衛星タイタンの海に、潜水艦を派遣します」というもの。なんだか『宇宙戦艦ヤマト』みたいに、宇宙空間を潜水艦が飛んでいく姿を想像してしまうではないか! 

・水を抱く衛星タイタン

人類に6番目に発見された土星の衛星タイタン。現在、土星は62個の衛星を持っていると考えられているが、タイタンはその中でも一番……いや、太陽系で最大の衛星。水星よりも大きいのだとか。

そんなタイタンは、雨が降り、川・湖・海が存在していることでも知られている。これは2004年に、タイタンの表面に着陸したホイヘンス探査機が採取した映像によって、判明したのだ。

・目指すはタイタン最大の湖「クラーケン海」

液体があるなら、生命が存在する可能性もあるのではないか? ということで、NASAは思い切った方法を取ることにした。実際にタイタンの海の中を見てみようぜ!……と、タイタンの海に潜水艦を派遣することにしたのだ。

潜水艦がもぐる予定なのは、タイタンの北極に存在する最大の湖「クラーケン海」。大きさは40万平方キロメートルで、深さは160メートルだと考えられている。

http://www.spaceref.co.jp/

 

■シベリアで巨大クレーター続々、成因に新説

シベリアで昨年7月、巨大な謎の穴が見つかった。SNSでは隕石だミサイルだと憶測が飛び交ったが、最もうなずける原因は、地球温暖化で融解したメタンハイドレートの爆発と考えられた。メタンハイドレートとは、北極地方の凍土中に存在する、メタンと水からできた氷状の物質である。

ところが、その説に疑問が生じている。ロシアの研究者が人工衛星による調査を行い、シベリアにさらに多くのクレーターを発見したのだ。

米国地質調査所のガスハイドレート・プロジェクトでチーフを務めるキャロリン・ラッペルは、クレーターの原因について「断定はされていません」と述べた。しかし、彼女を含む複数の科学者は、衛星画像から新たな説を見出した。ピンゴと呼ばれる地中の氷塊が急速に解け出したことが関係しているのではないかというのだ。ピンゴとは、長い時間をかけて地表近くに形成された氷の塊で、見た目は小高い丘のようになっている。

シベリアでは昨年、気温が異常に上がり、多くの氷が解けた。氷の塊が急速に解ければ、地面の一部が落下してクレーターができてもおかしくない。しかし、何らかの爆発がなければ、クレーターの縁周辺に岩がいくつも放出されていたことが説明できない。

それについてラッペルは、永久凍土中にありながらピンゴの重みで押さえつけられていた天然ガスが、ピンゴの融解により急激に放出されたという説を唱えている。この説は、過去の衛星データからも裏付けられる。クレーターが形成された場所を調べると、まったく同じ位置に、小高い丘のようなピンゴが確認できるのだ。

シベリアやアラスカ北部には、たくさんのピンゴがある。そのため、地球温暖化が続けば、さらにクレーターが増えるリスクがあると、ラッペルは警鐘を鳴らす。

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150303/437767/

 


北海道衛星プロジェクト2015

2015-03-05 03:14:10 | 佐鳥新の教授&社長日記

1.北海道衛星プロジェクトとは

1.1 民間宇宙開発事業の参入状況

1.2 北海道衛星プロジェクトの目的

  http://www.hokkaido-sat.co.jp/background-intent.html 

 

2.三つの必要性

2.0 農業リモートセンシングの現状と課題

2.1 農業リモートセンシングにおけるハイパースペクトル

2.2 衛星‐地上計測の連携システム

2.3 イノベーション

  http://www.hokkaido-sat.co.jp/necessity.html 

 

3.現在の取り組み

3.1 圃場の定点観測-ハイパースペクトルカメラ

3.2 超小型衛星及び搭載センサーの開発状況

  http://www.hokkaido-sat.co.jp/hokkadio-sat-pj-effort.html

 

4.期待される経済効果

 http://www.hokkaido-sat.co.jp/economic-effect.html 

 

5.委員会の設置

  http://www.hokkaido-sat.co.jp/committee.html 

 

6.プロジェクトの歴史

  http://www.hokkaido-sat.co.jp/hokkadio-sat-pj-history.html