飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報:韓国の宇宙開発より

2013-07-05 07:07:07 | 佐鳥新の教授&社長日記

純国産ロケット開発に向け、日米欧にロケット技術協力を打診―韓国

わが国は、協力対象をロシアを除くほかの国々へと拡大させる予定だ。
韓国型ロケット開発事業団は今後、このような点を最大限利用する考えだ。

事業団の関係者は、「羅老号の時は、ロシアから1段目のロケットを丸ごと持ち込んてきたが、韓国型ロケットでは共同研究を通じて、必要な技術を確保する予定だ」と語った。

宇宙技術の先進諸国との共同研究が欠かせない。
この過程で、ロシアとの協力は続けることになるが、新しいパートナーとの協力も、排除しないつもりだ。

ロシアに比べ、共同技術の開発に難色を示してきた米国や日本に対しても、引き続き協力を打診していく予定だ。
韓国航空宇宙研究院(航宇研)は3年前から、米航空宇宙局(NASA)の月探査事業に参加している。
我々より優れた情報技術(IT)を、探査船制御プログラムの開発に提供し、その見返りとして、不足した宇宙技術について学んでいる。

日本に対しては、協力を提案している。
韓国航宇研は、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)に地質分析用ロボットアームなどを提供し、月探査に関するデータの提供を受ける予定だ。
このような情報は、20年以降、韓国型ロケットに搭載する月探査船にとっては大変肝心だ。
(韓国の)専門家らは、ロケットに比べ、人工衛星技術の弱い中国とも、協力する可能性が高いと指摘している。

韓国政府は、宇宙技術協力の多角化を強調している。
先進国(米国、欧州、日本)とは、宇宙協力協定を交わして彼らから重要技術を確保し、一部の技術を保有した中位国(中国、イスラエル)とは、共同開発を推進するという。

これで技術のない途上国には、人工衛星やロケット技術などを輸出できる。

2013/2/2
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013020281908