飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報:火星有人飛行へ米欧が共同開発 新宇宙船の動力部分

2013-04-30 07:34:50 | 佐鳥新の教授&社長日記

行方史郎=マイアミ】米航空宇宙局(NASA)は16日、将来の火星有人飛行に使う新宇宙船の動力部分を欧州宇宙機関(ESA)が開発することで合意したと発表した。有人宇宙飛行に関して米国と欧州が共同開発するのは初めて。

 2030年代半ばの火星到達を目指すNASAはすでに飛行士が乗り込むカプセル型の新宇宙船「オリオン」と打ち上げに使う新型ロケット「宇宙発射システム(SLS)」の開発に着手している。ESAが開発するのは、オリオンに電力や推進力を供給する「サービスモジュール」で、宇宙での軌道変更などに欠かせない。2017年にオリオンと一緒に試験的に無人で打ち上げる予定だ。

 多額の予算を必要とする火星有人飛行は、単独で実施するのは難しいと言われ、将来の国際協力に向けた一歩とみられる。

出典:http://www.asahi.com/science/update/0118/TKY201301180096.html?ref=reca