国際天文学連合IAUの第51分科会に「バイオアストロノミー(生命天文学)」がある。これは1982年にSETI(地球外知性の探査)のグループなどが中心となって設立したものだ。
第51分科会の目的は、
①恒星周辺の惑星探査
②地球外からの電波信号の探査
③生命適合分子の探査と生成過程の研究
④生命活動を証拠立てる観測法の確立
⑤これらに関する国際レベルのコーディネーションならびに関連分野の連携
である。
この書籍では現代天文学の見地から、銀河系における高等生命の存在について考え、文明をもつ惑星がどれぐらい存在するのか、コミュニケーションは可能だなのかという問題を掘り下げて説明している。
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書 名: 宇宙生命へのアプローチ
著者名: 祖父江 義明
出版社: 誠文堂新光社
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序章 広大な宇宙に私たちは孤立するのか
第1章 銀河系の星の数
夜空の星/銀河系の大きさ/太陽系の位置:銀河中心の距離/太陽の動き、公転速度と一銀河年/銀河円盤の星を数える/銀河系の質量を測って星の数を推定する/銀河系の回転/回転曲線/質量の分布・星の分布/銀河系の星の数は1000億以上/ダークマター/銀河系の立体地図/渦巻き構造/そして宇宙には数千億の銀河系
第2章 恒星・太陽の誕生
太陽は銀河系の一構成/星間ガス/星間分子ガス/星の形成/恒星は何からできるのか:太陽の素(もと)/星はどこで生まれるのか:オリオン大星雲/星はどうやって作られるのか/重力収縮/天体の形成:さまざまな不安定性/どんな星が生まれるのか:圧倒的多数を占める小質量星/銀河はどんな星で輝くか/恒星の種類と分類/太陽の進化/赤色巨星、そのとき地球は/大きな星の進化/超新星の爆発/重元素汚染:超新星は私たちのもと
第3章 太陽系、惑星系の誕生
連星と単独性/雲の収縮と乱流/角運動量の保存/雲の回転、星の回転/400万分の1の収縮/ガス塊の収縮と角運動量/連星(二重星)の誕生/原始惑星円盤の形成/磁力線による角運動量輸送/微惑星円盤の形成/惑星の形成/地球型惑星とガス惑星/惑星になれない取り巻き/地球:バイオプラネット/太陽/太陽系/原始太陽系のなごり/惑星存続のための環境
第4章 宇宙生命
銀河系における惑星系の数/地球は普遍的/見つかった惑星系/生存圏/生存時間/生存可能星の数/生命の誕生/生命の進化
第5章 銀河文明
高等生物/文化と文明、科学と技術/宇宙の認識・天文学の発展/銀河系文明の数/実時間文明圏:電波は遅い
第6章 銀河図書館
銀河図書館:永遠の文化伝承/銀河図書館網/銀河文明圏/時間の克服:1000年のハイテク/銀河中心は文明銀座/星間交通/銀河図書館の利用:解読は簡単/宇宙通信技術/動く星を正確に狙う/宇宙通信と位置天文学/銀河図書館の構築、その運営/送信部門・受信部門
第7章 ジオパーク―――銀河系遺産
1000年のハイテクに向けて/エネルギー問題/ジオパークへの道/エコロジー/太陽エネルギー/地球外での生活/文明と人類の進化/太陽系大航海時代/太陽系定住時代のエネルギー問題/太陽系文化と銀河図書館/イルカの天文台、人間の天文台、宇宙人の天文台
終章 宇宙生命へのアプローチ
第51分科会の目的は、
①恒星周辺の惑星探査
②地球外からの電波信号の探査
③生命適合分子の探査と生成過程の研究
④生命活動を証拠立てる観測法の確立
⑤これらに関する国際レベルのコーディネーションならびに関連分野の連携
である。
この書籍では現代天文学の見地から、銀河系における高等生命の存在について考え、文明をもつ惑星がどれぐらい存在するのか、コミュニケーションは可能だなのかという問題を掘り下げて説明している。
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書 名: 宇宙生命へのアプローチ
著者名: 祖父江 義明
出版社: 誠文堂新光社
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序章 広大な宇宙に私たちは孤立するのか
第1章 銀河系の星の数
夜空の星/銀河系の大きさ/太陽系の位置:銀河中心の距離/太陽の動き、公転速度と一銀河年/銀河円盤の星を数える/銀河系の質量を測って星の数を推定する/銀河系の回転/回転曲線/質量の分布・星の分布/銀河系の星の数は1000億以上/ダークマター/銀河系の立体地図/渦巻き構造/そして宇宙には数千億の銀河系
第2章 恒星・太陽の誕生
太陽は銀河系の一構成/星間ガス/星間分子ガス/星の形成/恒星は何からできるのか:太陽の素(もと)/星はどこで生まれるのか:オリオン大星雲/星はどうやって作られるのか/重力収縮/天体の形成:さまざまな不安定性/どんな星が生まれるのか:圧倒的多数を占める小質量星/銀河はどんな星で輝くか/恒星の種類と分類/太陽の進化/赤色巨星、そのとき地球は/大きな星の進化/超新星の爆発/重元素汚染:超新星は私たちのもと
第3章 太陽系、惑星系の誕生
連星と単独性/雲の収縮と乱流/角運動量の保存/雲の回転、星の回転/400万分の1の収縮/ガス塊の収縮と角運動量/連星(二重星)の誕生/原始惑星円盤の形成/磁力線による角運動量輸送/微惑星円盤の形成/惑星の形成/地球型惑星とガス惑星/惑星になれない取り巻き/地球:バイオプラネット/太陽/太陽系/原始太陽系のなごり/惑星存続のための環境
第4章 宇宙生命
銀河系における惑星系の数/地球は普遍的/見つかった惑星系/生存圏/生存時間/生存可能星の数/生命の誕生/生命の進化
第5章 銀河文明
高等生物/文化と文明、科学と技術/宇宙の認識・天文学の発展/銀河系文明の数/実時間文明圏:電波は遅い
第6章 銀河図書館
銀河図書館:永遠の文化伝承/銀河図書館網/銀河文明圏/時間の克服:1000年のハイテク/銀河中心は文明銀座/星間交通/銀河図書館の利用:解読は簡単/宇宙通信技術/動く星を正確に狙う/宇宙通信と位置天文学/銀河図書館の構築、その運営/送信部門・受信部門
第7章 ジオパーク―――銀河系遺産
1000年のハイテクに向けて/エネルギー問題/ジオパークへの道/エコロジー/太陽エネルギー/地球外での生活/文明と人類の進化/太陽系大航海時代/太陽系定住時代のエネルギー問題/太陽系文化と銀河図書館/イルカの天文台、人間の天文台、宇宙人の天文台
終章 宇宙生命へのアプローチ