ベーグル屋ハルのおいしい時間

長野県上田市の「ベーグル屋ハル」から旬の話題をお届けします。

ベーグルはいかがですか?

2010-08-30 19:47:37 | Weblog
先週金曜日、はじめてベーグルを販売してみました。
土曜日はランチのみなので、金曜日がいちばん仕込みが少なく、少し時間に余裕があるのです。なので、ランチが終わったらこねはじめ(手こねです!)、夕方5時くらいに焼き上げて、会社帰りに焼き立てをお買い求めいただけたら、いいかな? と考えて。

HARUのメールサービスにご登録いただいているお客様に「ただいま焼きたてです!」とメールを差し上げたら、すぐに来ていただけた方もいらして、無事に完売できました。
きのう、お買い求めいただいたお客様のひとりに道でお会いして、「もちもちしておいしかった」と声をかけていただいて嬉しかったです。

ベーグルはゆでてから焼く工程が楽しいパンです。ぷっくりした見た目もかわいいし、なにより、もちもちの独特な食感がおいしいですよね。実は以前、ベーグルカフェで働いていたこともあって、私にとってはとても愛着のあるパンなのです。

素材はとてもシンプルで、小麦粉、きび砂糖、自然塩、イーストのみ。これをベースに、ドライフルーツや種類の違う粉を少し加えて作ったりします。基本の粉は国産の「春よ恋ブレンド美瑛産」を、使っていくつもりでいます。「春よ恋」というのは小麦の名です。なんとなく縁起のいい名前?!

ふたりで盛り上がって、パン用の焼印まで注文してしまいました。届くのが楽しみです。

ベーグルだけでなく、フォカッチャやクルミパンや…いろいろ販売してみたいな、と思っています。ただ、手こねですし、量的にも時間的にも制限があるので、パンに関してはマイペースに作ろうと思っています。
今年のクリスマスは、数年ぶりにシュトーレンも焼こうかな! 


ナシゴレン人気が続いています!

2010-08-26 19:33:44 | Weblog
目が回るほど忙しいランチタイムでした。今日も「玄米ナシゴレン」は、即、完売。なかなかペースが落ちない超人気メニューです。
先日もお客様から「2010年のヒットメニューですね」なんて、うれしいお言葉をいただきました。ゴーヤが入っていて、辛口で、インパクトがあるのかしら。
亜熱帯化しているこのごろの気候にも、ぴったりなのかもしれませんね。

一日10食限定なので、ランチタイムが遅めのお客様は「いつ来ても売り切れね」と、がっかりされるかもしれませんが…、取り置きもいたしますので、お気軽にお電話くださいね!
9月末までお召し上がりいただけますので、ぜひ一度!

10~11月の限定メニューは、何にしようかなぁ。

さわのはな、その2

2010-08-25 19:15:57 | Weblog
先日も少し書きましたが…やっぱりおいしいお米、「さわのはな」。ぜひHARUに味わいにいらしてくださいね。

「さわのはな」は、「新庄水田トラスト」という運動によって、守られているお米です。この運動の代表、阿部文子さんが、パンフレットに手紙を添えて送ってくれました。


以下、一部抜粋
「…ふつうは、もうお米の味が落ちる(暑さで呼吸を多くしてしまってカスカスになると言われています)ころですが、「さわのはな」は、一年中、味が変わるということを感じたことがありません。田んぼでも寒暖の気温を自ら判断し対応し(花の咲く時期など)、水が少なければ少ないなりに判断し「まるで意志を持っているようだ」とお百姓に言いますと「意志を持っているんだよ」と返されます。いとおしい、まるで仲間のようなお米です。粒は小さく「あめ色」で、収量も少なく、化学物質を好みません。そんなさわのはなをどうぞよろしく。」


「水田トラスト運動」のパンフレットも店に置いていますのでぜひご覧ください。
「消費者が自分たちのお金で自然や環境を買い取ることによって、経済競争や開発から守り、次の世代に残す」
…これがこの運動の主旨です。
ひと口3万円で、「さわのはな」の30坪の水田を、農家のひとと共に守ることができます。そして、その30坪からとれたお米を受け取ることができます。(40キロ程度)。

ざっと計算してみると、1キロあたり約750円。これは、無農薬、無化学肥料のお米の相場としてはかなり安めですね。しかも希少なおいしい「さわのはな」ですから、参加する価値は大いにあり! と思います。農業体験や草取りツアーなどのイベントもあるそう。
40キロは約270合、一日2合食べるとして、135日で食べ切れる量ですね。
きれいな環境で育まれたお米を、ぜひ美容液代わりに?!


作り手の顔の見えないものを食べるのが当たり前のようになっている現在ですが、ちょっと意識して選択すれば、つながりをつくることもできます。

9月には、築地本願寺での「平和フォーラム」の後で、アースデイマーケット仲間の交流会もあり、食について、農的な暮らしについて、ゆっくり話し学べる場となりそうで楽しみにしています。
その会については、またご報告します!

麻布十番まつり

2010-08-22 14:33:23 | Weblog
昨日、麻布十番まつりに行ってきました。ランチ営業を終えて、夕方から出かけたのですが、ものすごい人出にびっくり。前に進むのも大変なくらいで…あんな人ごみは久々でした。

日本各地の美味しいものをPRする一角があって、そこを見に行くのが目的だったのです。知人が「徳島県のPRで「鱧コロッケ」を販売するから食べに来て!」ということで。「鱧コロッケ」なんて珍しいでしょう? じゃがいもベースかな、と想像していたら、クリームコロッケでした。美味しかったです。でもとにかく混んでいて、話もできませんでした。ほかの地域もいろいろ見たかったけれど、やっと抜け出した人波にまた入っていく気力がありませんでした(笑)。

麻布十番まつりは、金曜から日曜まで3日間。朝から晩まで立ちっぱなしで、あの暑さと混雑の中で販売なんて、大変だろうなぁ…。と、ついついアースデイマーケットと比較してしまう私たちでした。

まだまだ、今夜までお祭りは続くはず。六本木寄りの一角に、日本各地の物産コーナーがありますので、お近くの方はぜひ行ってみてください!
 

さわのはな

2010-08-19 20:04:38 | Weblog
「さわのはな」という優しげな名前のお米が、今朝、山形県新庄から届きました。もちろん玄米です。5キロずつ、小さめの紙の米袋に丁寧に分けられて、30キロ分。

「さわのはな」は、昭和30年代から食べられていたというお米です。さらっと、あっさりした食べ心地で、かむほどに甘く味わい深いお米。現在では、農家の人たちが、自分たち用に作ることが多く、農家とのつながりがなければ手に入らないお米といわれているそうです。

アースデイマーケットで、随分前から、さわのはなに出会っていたのですが(はじめて食べたときから、ファンでした)、すでに金井農園さんとのお付き合いがあったし(金井さんは「コシヒカリ」)、こんな小さな店でふたつの米農家さんとお付き合いするのもいかがなものかしらん、と思ったりして、店で出してみたいと思いつつ保留にしていました。

でも、この夏の暑さには、もちもち系の「コシヒカリ」より、あっさりした「さわのはな」のほうが食べやすいかな…と考えながらいろいろな資料を読んでいたら、「そうだ、ブレンドという手があった!」と、ひとつのアイデアに行き当たりました。

それで、早速とりよせ、明日からブレンドで、出してみます。

店内に食材紹介コーナーを作りたいなと考え中…そのうち「さわのはな」を、もう少し詳しくご紹介したいと思っています。1キロ単位での販売も、したいなぁ。金井さんの「コシヒカリ」と、食べ比べしていただくのもいいかなと(かなり、違う味です)。
徐々にすすめますので、お楽しみに!