今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

ドラマ「王様と私」 オ・マンソクさんに期待

2007年09月30日 19時42分33秒 | Koreanisch ドラマ
今日、映画を見に長野へ行ったので、書店で、韓流雑誌を立ち読みしてきました。

で、韓国ドラマ、チャングムメンバーが真っ二つに分かれて、
時代劇で視聴率を奪い合っているそうな。

そのうち一つが「王様と私」で、もう1つのほうのドラマ覚えてくるの忘れちゃった。
ヨンセンこと、パク・ウネちゃんや、チェ尚宮のキョン・ミリさんが出てきたと思うの。

で、その「王様と私」に出演しているのが、オ・マンソクさん。
チョ・スンウさんもご出演になったミュージカル「Hedwig」にもご出演だったそうな。
私が見にいったシーズンの「Hedwig」のパンフレットには出ていないので、その前後のシーズンにご出演だったのかな。

『宮』のユン・ウネちゃんと共演の『ぶどう畑、その男』にもご出演だったそうで。
これは、このドラマ見なくては。

で、そんな、見ず知らずのオ・マンソクさんになんで、期待するかといえば、
第二のチョ・スンウさんになって欲しいからです。

先日来日公演を行なった『ラマンチャの男』。
やっぱり、チョ・スンウさんのネーム・バリューあっての公演だと思うんです。

韓流ドラマファンと韓国ミュージカル接点としての
チョ・スンウさんの来日公演ミュージカル。

韓国にチョ・スンウさん以外に、
いかにすんばらしい俳優さんたちがいたとしても、
来日公演がないかぎり、なかなかお目にかかれない。

チョ・スンウさん以外に、ネームバリューのある、韓国ドラマで顔を売って、日本でも知名度がある人が出てくれば、
その人を看板に、韓国ミュージカルの来日公演が増えてくれるかなと。
そんなわけで、オ・マンソクさんに期待。

「王様と私」、早く日本で放映されないかなあ。

映画「めがね」

2007年09月30日 19時09分17秒 | cinema
ああもう、もたいまさこさん、かっこいい。

未舗装の道を、からからと涼やかな自転車の車輪が回る音とともに登場し
タエコを振り返った、さくら役の、もたいまさこさん。仮面ライダーのごとくカッコよかったです。

3輪自転車のタイヤの回転する音が、あんなにリリカルだったなんて。

もたいまさこさんの背中が
頼もしく見えました。

「かもめ食堂」では、迎える側が、小林聡美さん、迎えられる側が、もたいまさこさんでしたが、
今回は逆で、港を歩くタエコ役の小林聡美さんが、「かもめ食堂」で、ロストバッゲジの荷物をまつ、もたいまさこさんを彷彿とさせました。

「かもめ食堂」でも、ロストバゲッジになった荷物が、象徴的なのですが、
「めがね」でも、小林聡美さん演じるタエコの滑車付きトランクが象徴的です。

「まじめにやってても、休憩は必要です」
という、市川実日子ちゃんのセリフが印象的。

あともう1個、だれのセリフか忘れましたが、
メモメモと思ったやつがあったのに、、、。

この映画、食事風景が出てきますが、
美味しそうな映像なのに
「美味しい」というのは、市川実日子ちゃんの1回のセリフしか、
記憶にありません。

そうそう、光石研さんて、この人だったんですね。
rukoさんのブログで、時々お見かけする名前だったのですが
どの人か今日まで分かりませんでした。
ぼんやりとした一言で、小競り合いを収めてしまう、宿の主人ぶり。

明日から、朝ご飯に、梅干たべなくちゃ。

加瀬亮くん、いいですね。
「さくらさんの自転車に乗ったんですか!」と
タエコを詰問して、
「ずるい、ずるい」と本気で悔しがっているところ、子供のようでかわいらしかったです。

あと、加瀬君のヨモギ役では
「先生のことを考えてますから」といっておいて
「うそでーす」という言い方が、イヤミがなくて、嘘もなくて、いいなあと思いました。
タエコとヨモギのフランクな関係がよく現れているように思いました。

小林聡美さん、婦人公論の表紙になってたので、立ち読みしちゃったら
42歳。あのかわいらしさが、また素敵。

今回の「めがね」のワンレングスっぽいタエコの髪型かわいいです。
あと、白いロングシャツのパジャマ、英国風ピーターパンに登場する子供たちのようで
こちらも、かわいいです。

夏も終わりだというのに、
かき氷食べたくなりますよね。
カラーじゃないシロップのやつ。

そして、メルシー体操。

与論島行きたくなりますね。

与論島の港、なぜかフィンランドのかもめ食堂の港の海の色にも見えてしまったから不思議。

『私のマトカ』読みたくなってきました。



ドイツ語版CD「RENT」

2007年09月29日 22時44分09秒 | RENT
ぐらさん、聞かせていただきありがとうございました。

今、まだ、一幕の途中なのですが。

ロジャーとミミが、、、、。
ロジャーとミミのバランスは二人に限定すればナイスなのですが。

ロジャー&ミミは、ちょっと年配風、、、。
二人とも声があまりカワイクない、、、。

ロジャーオリジナルキャストのアダム・パスカルさん。

「RENT」CDで聴いても、映画で見ても、そんなに芸達者に感じられないのですが、
名古屋で「Aida」を見たあと、ブロードウェイCD「Aida」を聴いたら、
アダム・パスカルさん、意外と抑揚のある歌い方であることに気がつきました。
歌い方の押し引きが心地良い歌い方であることを再認識。

ドイツ語版ロジャー、アダム・パスカルさんに比べると
下手というのとは、ちょっと違うのですが
音域が狭く、平板に聞こえちゃうんです。

マーク、エンジェル、ベニー、コリンズと、良いだけに、、、。

コリンズ、聖しこの夜を歌いながら登場するところが、また素敵。
あと、モリーンママにドツかれる、モリーンパパの声が好きです。

「RENT」を聞いていると、行きたくなります。12月のアメリカの来日公演、、、。

カン・ドンウォン 映画「M」

2007年09月29日 10時02分27秒 | Koreanisch 映画
検索かけたら、たまたま見つかったのですが、
「innolife.tv」、芸能ニュースの番組をトピックスごとに
映像で見られるんですね。

要するに、新番組や新作映画の番組宣伝なのですが、
キャストのインタビュー映像も入ってるし、
日本語字幕がないので、ヒアリングを鍛えるのに良さそうです。
今のところ、さっぱりわかりませんが。


で、カン・ドンウォン君の新作映画「M」の
ポスター撮影映像が見られます。
http://www.innolife.tv/list.php?ac_id=12&ai_id=2411

チャングムの誓い 完全版 第36話「誤診」

2007年09月28日 21時26分45秒 | チャングムの誓い
しばらく、見られなかったら、ヨリさま、登場。

この物語で、私にとって、一番のコワモテ、ヨリさま。

そして、もう一人、ヨッ!待ってました♪な、チョ・チボクさま。

ミン尚宮さま、チャンイをまたもや、ヤキモキさせル結果になったチャングム。
「チャングムにそっくりな子」と、
シンビも加わって、細く長く行きたい二人は、寿命が縮む思い倍増、、、。

赤い彗星、黙って横たわっていれば、目元の色っぽい別嬪さんなのにねえ。

功臣田を返上して、国防のため。
「返上を喜ぶ」なんて、そちも悪よのう、ミン・ジョンホさま。

「ウリチャングム」と言い方が、いいよね♪な、トックおじさん。
そんなトックおじさんに「やることが鬼」と言われるチャンドクさま。
チャングム休日、チャンドク様の元で働くの、イヤじゃなさそうだから、、、。

チェ最高尚宮さまの頼みの綱は、しちめんどくさい、あの人。

王様の後ろで、すでに復帰した赤い彗星こと、チュンジョンママこと、お后さま。
王様の後ろに、一列で並ぶあたり、カルガモちっくで、何度見ても、くすっ。

イ・ヒョヌク罷免。
腕の悪い医務官に見てもらいたいなら、そうすればいいじゃん。

次回予告。

どこの尚宮だ。

そして、チャングムは、
お母さんが守ってくれた命を、
ハン尚宮さまが守ってくれた命を、
ヨンセンが瓶置き場で、「惨めだ」と女官にあざ笑われながらも
チョン最高尚宮さまに、
お祈りしてくれた命を
また粗末に扱いますう、、、。

美味関係 第3話

2007年09月27日 21時52分55秒 | 台湾ドラマ
加油で、合格。

お店の名前は、リトルベア。原作では、プチ・ラパンだったっけ?

クレッシェンドの前のシェフの娘。
メーガン、またそんな役ですか、、、。
ヒロインよりもヴィックに近いポジションながら、、、、。

三禁。
百恵は、泣かない、甘えない、(木村と)恋愛しない。
シェフの立場がなくなっても、どってコトないよね。

木村の三禁(新ルール)は、
無駄口、おせっかい、(百恵を)手助けしない。

外でうずたかく詰まれた皿洗いの百恵ちゃん。
子チャングムのようよ、、、。

お互いの持ち場を尊重する。
メニューの値段は、原材料の3倍。
こんなにジャガイモの皮を厚く剥いたら原価割れ。

ヴィックの衣装、カジュアルなシャツに、
丈高いシェフ帽子。
このアンバランス、なんとかならないもんか、、、。

そして、織田、家でソファーでゴロゴロ。
「流星花園」のルイも、おねむキャラだったよね。

百恵ちゃん、新居へ引越し。

木村くん、実は百恵ちゃんの隣の部屋の住人。
木村君の妄想は止まらない、、、。



「J&H」再来日キャスト in  「ラマンチャの男」

2007年09月26日 22時48分49秒 | ins Theater
大司教(「J&H」)→神父(ラマンチャの男)のジン・ヨングクさんのほかに
韓国版「ジキル&ハイド」来日公演のあと、ラマンチャで再来日組
数名居ました。

エマのアンダースタディ→アントニア(ラマンチャの男) チョン・ミョンウンさん
アンサンブル→ムーア人の娘・スイング キム・ミンジュさん

アントニア、ちゃっかり現代っ子なところがカワイイ。
チョン・ミョンウンさん、
イ・ヘギョンさんと持ち味が似たソプラノだなと思ったのです。
イ・ヘギョンさんのアンダースタディだったんですね。

駒が出揃ったラマンチャの
チェスゲームのシーン。

自由に動けるアントニア、
まっすぐ進む家政婦、
ナナメにしか進めない神父、
直角に進む博士。

はじめてみたチョ・スンウさんの23日の回。
博士が、アントニアを振り払うように、避けるかのように
直角に進んでいたのが、可笑しかったのですが、
なぜか、24日は、23日ほど上手く動いていなかった気がします。
密度が薄まっちゃってる感じでした。
舞台は、ケミストリー、生き物ですね。

チェス版を示すライト、一階席からだと、見えにくいですか?

「ラマンチャの男」 脇役の皆さん、あれ、コリンズ、、、。

2007年09月26日 22時25分24秒 | ins Theater Korea
韓国版ラマンチャの男のパンフレットで
韓国版ジキル&ハイド、
韓国版RENTの
出演作のクレジットがある人をチェック。

囚人のキャプテン・知事、劇中宿屋の主人を演じていた
チェ・ミンチョルさん。

2007「RENT」で、コリンズでした。
コリンズの衣装、そのまま使ってるのかと、
今になって振り返ると、思ってしまう知事のロングコートの衣装。

コワモテの知事と、情に厚く・機転も利く宿屋の主人の切り替えが
上手くて素敵、と思っていたら、
RENTのコリンズだったんだ、、、。

宿屋の主人はあんまり歌うパートがないのが、残念だったねえ。
今後の活躍が楽しみなチェ・ミンチョルさんです。

朱蒙(チュモン) 第23話

2007年09月26日 20時51分19秒 | Koreanisch ドラマ
いつも、ハングル語教室で見られないドラマ。
初めて見た。吹替なのね、、、。
全81話、長いねえ。

あ、キョン・ミリさんだ。
王妃で、クムワの正室、テソ(キム・スンス)、ヨンポ(ウォン・ギジュン)の母役だった。

キョン・ミリさん、シェークスピアの王妃役も、似合いそうだね。
王妃な感じです。

チュモン、皇太子の競い合いから身を引く、引かないで、もめてます。

そして、父親について隠していたらしい、チュモン母・ユファ。
ちょっとノンちゃんに似てる。

チュモンの実の父、ヘモス(ホ・ジュノさんだった)なんだってさ。

ソソノ役のハン・ヘジンさん、
「フレンズ」に出てたんだねえ。

プヨン(イム・ソヨン)をネタに、競い合いを降りたチュモン。

クムワ王(チョン・グァンリョル)は、ホジュンの人なのね。

プヨンの手紙は、竹簡でしたね。
プヨンが及第の手を引いて進む峠。
チャングムも通ったようなところだね。

ソソノに旅立つ前の挨拶をするチュモン。
「心の半分をお嬢様に預けて行きます」

脚本 チェ・ワンギュさん「オールイン 運命の愛」、チョン・ヒョンスさん「チェオクの剣」なんですね、、、、。


ラマンチャの男 脇役のみなさん 神父さま編

2007年09月25日 22時45分45秒 | ins Theater
ジン・ヨングクさん。ドンキホーテの友人で、神父さん。

宿へ追ってきた神父さんに「友よ~」と会えて嬉しそうなソンファさんのドンキホーテでした。

神父さん、目立たないのですが、意外とこっそり上手く歌ってますよね。

そして、聞かせるヨングクさん。
ヨングクさんの歌声好きです。

ジン・ヨングクさん。お名前に見覚えがあるなと思って
出演作に「ジキル&ハイド」のクレジットがあったので
執事のプール役かとおもいきや、
大司教さまでした。

どっちにしろ、教会関係者。
「ジキル&ハイド」では、色ボケだったのですが、
ドンキホーテの友人で神父さま。

「ラマンチャの男」のほうが、歌の聞かせどころが多くてナイスですね。


「ラ・マンチャの男」 チームワーク編

2007年09月25日 22時40分04秒 | ins Theater
ラバ追いを結果的に、やっつけた、ドン・キホーテ、サンチョ、アルドンサ。

「勝った?」と分かった瞬間。

スンウさんのドン・キホーテは、一人「ビクトリ」と叫びます。

ソンファさんの時は、ドンキホーテ以外の、サンチョ、アルドンサも一緒に
「ビクトリー」と叫んでいて、その様子がなんとも可愛らしいんです。
キホーテ、サンチョ、アルドンサのチームワークが感じられます。
「みんなで倒したんだもんね」
という共感の温かさが感じられるんです。

スンウさんは、一人でフルスロットル、力で突き進むタイプの主人公なのですが、
ソンファさんは、ツジツマのあう人物像の主人公です。

地下の裁判長、知事/宿屋の主人 チェ・ミンチョルさん。
劇が終わって「上でもこの話を聞かせろ」と原稿を返してくれるシーン。
ソンファさんのドンキホーテを見たあとだと、この裁判長の言葉とおり、
地上でも聞いてもらえるかも、有罪は免れるかもと思わせます。

地上への階段を登る時、サンチョに「友よ」と語りかけるセリフに溢れえる信頼感。
「理由なんてない、好きだから」と、サンチョがアルドンサに語った裏づけは
ここにあるんだなあと思わせます。

スンウさんだと、どうしても、「友よ」といいながら、「家来」の別名に聞こえてしまうんですよ。

「友よ」と、サンチョを促して、階段を上がるセルバンテスを見送る
地下の仲間たち。
ソンファさんだと、なぜか、「仲間」に見送られているように見えるんです。
仲間に支えられているチームワークが感じられんですね、ソンファさんだと、、、。

ラマンチャの男 脇役のみなさん ラバ追い編

2007年09月25日 22時24分06秒 | ins Theater
私の中では、たいぞう@ネプチーンと命名されたのは
ラバ追いのソロ歌担当アンセルモ。
プログラムだと、パク・ソングォンさんというらしい。

茶色のジャケットが目印ですが、
ラバ追いの中には、もう一人、ちょっとだけ違う形の茶色ジャケットの人もいるので、、、。

アンセルモたいぞう(勝手なあだなで、すいません)の歌声好きでした。

たいぞうじゃなくて、パク・ソングォンさん、クレジットに「ギャンブラー」とあったので、
「ギャンブラー」のチラシを確認したら、男性アンサンブルに名前がありました。

ラバ追いといえば、
9-23に初めて見たとき、
セルバンテスの設定紹介で
男性アンサンブル・ラバ追いチームとして初登場した時。

ラバ追いの中に、一人、ピカッとダンス上手な人がいるなあと思って、
チェックしようと思ったのですが、分かりませんでした。

dulcinea って、何だ

2007年09月25日 22時12分33秒 | ins Theater
「dulcinea~♪ dulcinea~♪」

「ラ・マンチャの男」帰りのみなさん、こんばんは。
気になりますよね、「dulcinea ドゥルシネアって、何??」

スペイン語の辞書でひいてみました。

小学館の西和中辞典。
1.あこがれの女性、恋人 ドンキホーテ意中の女性
2.夢想、理想(ラ)dulcis「甘美な」より派生。

「ドゥルシネア~」という呼び方から、
イタリア語のデザート
「Dolce」ドルチェに近いと思っていたら、やっぱり~。

goo辞書によると、
Dul・cin・e・a
━━ n. ドルシネア ((ドンキホーテが憧れた田舎娘)); (d-) (理想化された)恋人.

前出の小学館の辞書だと
英語「Dulcinea」
フランス語「Dulcinee, dulcinee」
ドイツ語「Dulcinea, Dulzinea」だそうな。

9-24(祝・月)14:00 チョン・ソンファさんの回、見て来ました

2007年09月24日 20時33分44秒 | ins Theater
チョ・スンウさんに続き、
チョン・ソンファさんの回の「ラ・マンチャの男」。
ぐらさん、conaさんとお会いしました。

ぐらさん、conaさん、
お時間をいただき、ありがとうございました。
お二人の感想ブログ楽しみにしています。
お土産ありがとうございました。

さて、
チョン・ソンファさん、最後、すがすがしく、カッコ良かったです。

チョ・スンウさんは、劇中劇を終え、
カツラを外した瞬間が一番カッコいいのです。
それは、キハノから、チョ・スンウさんに戻ったカッコ良さなんです。

ソンファさんは、老人キハノから、青年セルバンテスに戻った清々しさというか、やりとげた清々しいカッコ良さなんです。

チョ・スンウさんとチャン・ソンファさんの格好よさは、種類が違います。

それは、ドンキホーテとしての演じ方にも顕著で、
老人を演じているチョ・スンウさんと
老人になっているチョン・ソンファさんの違いです。

チョ・スンウさんは、劇中、セルバンテスに戻ると
ピチピチ威勢が良くて、若さ溢れるセルバンテス。

チョン・ソンファさんは、歌声も、老人なんです。

劇中、スンウさんが、若さ溢れる青年セルバンテスなのに対し、
ソンファさんは、詩人としての仕事の他に、税の取立ての副業をもつ社会人ぽい壮年セルバンテス。

conaさんによると、昨日のソンファさんは、本調子じゃなかったそうで、
ぐらさんによると、ソンファさん、かなり緊張していた様子だったそうです。

劇中、歌声もおじいちゃんだし、小柄で、おじいさんに見えていたのに、
最後、劇を終えて、
地上での裁判に向けて、階段を上がっていくとき、
「あれ~こんなに身長高かったんだ、ソンファさん!!」
と思うほど、鮮烈で、颯爽と、かっこいいんです。

スンウさんの場合、劇中で青年の姿を見慣れちゃってるので、
この瞬間のかっこよさが、あまり引き立たないんです。
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正直、今回の公演、チョ・スンウサンで見ても、チョン・ソンファさんで見ても
遜色ない公演です。

キャストに興味がない人がみたら、あまり大きく違わないのは、
昨年のジキル&ハイドと同様だと思います。

そう言う意味で、日本の東宝のように、違いを楽しむキャスト・トリプルキャストとは違って、
均質なWキャストだと思います。

でも、決定的に違う何かが、あるから不思議。
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チョ・スンウさんが光ったところは、
アロンソ・キハノとして、死にそうになっているところへ、
アルドンサが訪ねてきたとき。

ベットから再び立ち上がって、朗々と歌い上げたと思ったら、のシーンです。
燃え尽きる前の一瞬の煌き。
燃え尽きる前に一番輝く炎のような。

輝いたと思ったとたん、燃え尽き倒れる、瞬発力の鮮やかさ。

チョ・スンウさんを形容するのに一番ピッタリなのが、「鮮やかさ」。

ドンキホーテの芝居が終わって、カツラを外す瞬間のチョ・スンウさんが
この劇中、一番かっこ良かったです。
カツラの脱ぎ方が、鮮やかで、ドラマティックなんです。

鮮やかで、華やかで、ドラマティックな瞬発力が魅力のチョ・スンウさんでした。

サプライズ系チョ・スンウさんに対して、
無理なく、自然に見えるチョン・ソンファさん。

宣伝ポスターの写真で、
スンウさんの写真と見比べると
どう見ても、不利なルックスのソンファさん。

そのソンファさんが、
ラストシーンで
実は、ものすごく長身で
白のシャツと、黒いコート(実は茶色?)が映えて、
颯爽と去って行く姿。

鮮烈で、嬉しい驚きでした。