小娘Ａｉｄａ

濱田めぐみさんのＡｉｄａ。

念願かなって見られました。

濱田さんのアイーダは小娘っぷりが、なんとも愛らしいです。

まだそれほど、恋という自覚がないのに、
メレブから故意に「ラダメスに婚約者がいること」と聞かされ、

「そうあの男、婚約者がいるの、、、。」と、
ちょっと恋心が盛り下がったような
ちょっとがっかりしたそぶりが、なんともかわいい。

「Ａｉｄａ」を見ながら、そうそう、小娘っぷりといえば、
誰か昔、うまい人がいたよなあと、
思い出したのが「白城あやかちゃん」。
エリザベートの子ども時代の発声のしかた。

小娘っぷりって、むこうみずさ加減なのかしら。

少女と女の中間のような小娘。
中性的な年頃を表現できる女優さんたちということになるのかしら、、、。

Ｎｉｎｅ Ｔｈｅ Ｍusical

旅行の移動疲れのまま見たせいか、よだれたらしながら睡眠観劇、、、。

ああ、もったいない、、、。

しかし、女優さんたちは、みな美味しい。
開幕前のアナウンスもみんなでちょっとずつ担当していて、おかしい。
「紫吹淳のエコバック」とか、非常口とか、ケイタイのマナーモードも微妙に気になるとか、、、。

どこから、どこまでが劇中劇なのか、境界線があいまい。
G2さんの演出、久しぶりに見たなあ。

舞台四隅を切り取り1段下げて、オーケストラピットが4分割。
おお、登場した毛皮のコートの女優さんが指揮か？と
思いきや、ピットに楽器を持ってスタンバイしているのは
女優さんたちなので、これから観劇予定のかたは
お目当ての女優さんがピットのどこから登場するのか楽しみに見てみてください。

ピットから登場しない女優さんもいますが、、、。

振り付けを確認したい貴城けいちゃんをからかう、樹里咲穂ちゃんも軽妙で面白いです。

樹里ちゃんの腕の動きの滑らかさに釘付け。
ストーリーの交通整理役で、ナレーターのような、説明的なせりふが多いです。
歌うと声が伸びやかで、聞いていて心地よい。
今回はあまり、踊らない役だったので、
今度はもっと踊って歌う樹里ちゃんを見たいと思います。

新妻聖子ちゃん。グイードの妻、ルイーザ。
「スペリング・ビー」で、小声で「モノレールで」と応えていた人と同じ女優さんとは思えない大声で、夫を責めます。
エポニーヌとも違い、新妻さん、こんな怒る表現もできるんだなあと、
違う魅力に打ちのめされました。

シルビア・グラブさんは、ファンティーヌから一転、
「ジキル＆ハイド」のルーシーができそうな妖艶さ。
歌声がまた、迫力があって、ずっしり。

紫吹淳さん。客席を「紫のバラをくれた人」を探して練り歩きます。
お客さんを脅しつけながら、つかみます、つかみます。
「これ以上。後ろの客席へは行けないの。ライトの都合で」など、
まじめ顔のトークでもお客さんを笑わせます。
ミニスカートの美脚も印象的。

ミュージカルの印象が、なんとなく韓国版の「ＣＡＭＰＡＮＹ」に似ている感じ。

歌うことを度外視すると、グィードの配役はキャラ勝負な気がします。
キャストの持ってるイメージを利用して、
役を演じさせるみたいな。

グイードは、明石家さんまさんのような、ものすごくおしゃべりな人か、
浮気キャラがついてまわる島田紳助さん、
その反対に、ものすごく無口な印象のある俳優さんに
無理やりおしゃべりキャラを振って、大沢たかおさんとか、
竹野内豊さんとかで、見てみたいなあ。

松岡さん、意外とミュージカル向きな歌声＆声量だなと思いました。

Ｇ２さんの台本。女性言葉ではなく、日常会話のタメ口っぽいというか、
女性がなんとなく、男の子っぽい語尾が印象に残りました。
「分かってないよ」、「違うよ」みたいな語尾。
クラウディアとか、ルイーザとか、あと、もう一人いた気がするのですが、
なんとなく、舞台というより、トレンディードラマっぽい響き。
そうそう、「東京ラブストーリー」の鈴木保奈美さんみたいな感じ。

至福の濱田さんアイーダ

カシューナッツのような月の晩。
劇団四季のアイーダを見てきました。
二回公演の日なので、濱田さんのアイーダを拝めるかドキドキだったのです。

キャストボードをみて、一安心。

ラダメス渡辺正さん、
アムネリス金平真弥さん、
メレブ中嶋徹さん、
ゾーザー飯野おさみさん、
アモナスロ川原洋一郎さん、
ファラオ前田貞一郎さん、
ネヘブカ松本昌子さん。

クリスマスバージョンで、缶バッジや、
カーテンコールでクリスマスソングを聞けて、お得。

濱田さんのアイーダを聞いたら、来年一年また頑張れそうな気がしてきました。

ゾーザー飯野おさみさん、
アモナスロ川原洋一郎さん、
ファラオ前田貞一郎さんと、
ヒロインほか主人公の父が全員出てくるミュージカルなんだなあ。

ラダメスの渡辺正さんが、どうしても、セクスィー部長に見えて仕方なかったです。特に現代の白いシャツ。

一回目に見たとき、歌詞の日本語がなんか、可笑しいのにも、
さすが2回目は「お～次、来るぞくるぞ」と免疫ができてきて、
さほど気にならなくなってきました。
たとえば「私の着物を喜ぶ」とかさ、、、。

アムネリスの金平真弥さん。
前に見た五東由衣さんに比べると、
線は細めですが、青い若々しさが魅力的です。

五東由衣さんは、迫力ある押し出しの良いじゃじゃ馬感が出ていましたが、
金平真弥さんは、劇中青さが出ている分、最後の女王への自覚の威厳が
際立ちます。

そんな金平真弥さんは、
濱田さんの恋する乙女な小娘風アイーダとバランスいいかもしれません。

名古屋版（2007年08月09日 23時24分42秒 | ins Theater）
アイーダ 秋夢子さん
ラダメス 福井晶一さん
アムネリス 五東由衣さん
メレブ　中嶋徹さん

http://blog.goo.ne.jp/satesate666/s/%B8%DE%C5%EC

「人魚姫」 第45話 別れの準備

イェヨンが精神病院に入院したのを知ったアリヨンは、
ジュワンと別れて、パリへ発つことに。

そんなアリヨンは、
パリに立つことをジュワンに知らせないでと、
ジュワンパパにお願いしますが、
ジュワンパパは、アリヨンを引き止めます。

ジュワンパパ。アリヨンと知り合ってから、
いい味出してるよね。

マジュンは、また気功の道場へ通うことにしたもよう。

イ・ユル君

ミュージカル「クイズショウ」。

REINさんのお気に入りのイ・ユル君と
キム・ホヨン君が出演となれば、
行くしかないでしょう、、、。

イ・ユル君。
喉の奥から出た声が、喉の上のほうで反響して
柔らかく響く癒し系な声の響きに好感を持ちました。

クイズショウ

このミュージカル、何かに似ているなあと思ったら、「ギャンブラー」だ。

それにしても、「ウェディング・シンガー」、「英雄」、「クイズ・ショウ」と、
劇中、2回以上の生チュウ～が。

あれ、いつから、舞台でキスがこれほど解禁になってしまったんだろうか、、、。

ぐう音もでない程度の時代考証だと、いいのに

ミュージカル「英雄」、キム・ソニョンさんの舞台での初登場、チマ・チョゴリ姿が素敵です。

ソニョンさん、スパイとして日本にやってきて、芸者「なみだ」をやっています。

源氏名で「なみだ」は、無いよなあ、、、。
そして、芸妓さんといえば、黒い着物なんだが、
赤い着物でヒラヒラ踊っちゃうし。

ソニョンさん、芸妓さんの黒紋付姿だったら、きりっとして綺麗だろうなあ。

なみだがかぶっている芸者さんのヅラも、ちょっと変なのだ。

襦袢も、すそがつながっで、ドレスのようになってるし、、、。
後ろ側の襟を抜いているのはよしとして、
着物のあわせが、着物じゃないのだ、、、。

そして、博文、なぜか、秀吉のようなチャンチャンコ、、、。

日本人が見て、変じゃない程度に時代考証した衣装やカツラにしてもらえると嬉しいなあ、、、。

ＣＤ「英雄」買って来ました

REINさんから、ＣＤは、ジョンハンさん版とソンファさん版があると聞いていたので、両方買ってきました。

劇場では、見本がなぜか、１つしか出てないのですが、
ＯＳＴをくださいというと、
「（今日の）ジョンハンさんと、ソンファさんがあるけど、どちらにしますか？」と聞かれます。

両方という韓国語、知らなくて、即答できず、、、。

作品自体は、日本への憎悪を掻き立てるのではなく、
ソルヒと博文の心の交流、
重根と、日本人の監視係の交流など、人間だもの、、、なアプローチで、
日本人の私が見に行っても、あまり後味が悪くない出来上がりの作品でした。

ソンファさんのＣＤを聞くのが楽しみです。

ウェディングシンガー見てました

パンジニさん見たくて、行ってきました。
ビップのラウンジも、おまけで初体験。

おばあちゃんが美味しい。そして、リンダ。
ホリーは、毎晩水かぶるのは辛いから、ダブルキャストなのかしら。
ビリーは期待を裏切らない情けない役ぷり。ややファルセットぽい優しい歌い方が好きです。

「英雄」見てきました

英雄は、題材は古いけれど、スクリーンを使用して、
現代的な仕上がり。

ロシアの街を想起させる
洋風のレンガの建物の町並みの写真。
そんな風に写真を
舞台の天井から床まで大々的に映し出す舞台セットが
きれいでした。

舞台セットと振り付けで、何か賞を取れるといいなあ。

ダンスの振り付けが、様式美の域に達していたと思います。
「ロミオとジュリエット」の来韓初公演の
両家の下っぱたちの争いのシーンより、
洗練されて、整理され、無駄がない感じです。

ジョンハンさんは、ジキルとハイド以来かなあ。
やっぱり、声が好き。

「クイズショウ」見てきました

芸術の殿堂は、意外と拓けた土地にありました。
「地球の歩き方」の地図をみると、
なんだか山奥にぽつんとある感じに見えたのですが。

最寄の地下鉄駅から、寒くてもまあ歩ける距離でした。

「クイズショウ」は、イ・ユル君が主役で、ホヨン君は、脇役の一人。

昨日の英雄に続き、スクリーンを使用した舞台セットが面白かったです。

緞帳の代わりに薄いスクリーンが客席と俳優さんの間に配置されます。
俳優さんたちが、パソコンのモニターの中にいるように
見えるんです。

イ・ユル君をはじめ、クイズ好きな人たちが、
オンラインで、クイズをチャットのように出し合うのですが、
そのチャットの文字画面が、
キャストと客席の間にあるスクリーンに映し出されることもあります。

奥行きのある舞台で、シカゴの「セル・ブロック・タンゴ」に出てきそうな
３×３のマスが、前半はアパートの各部屋になります。

「英雄」でも同じですが、
スクリーンに映し出す映像を変えることで、背景が変わるので、
セットチェンジも物を動かす必要がなく楽々な感じでした。

「クイズショウ」では、クイズ好きなユル君とヒロインが
ソウルの弘大で落ち合う約束をしたとき、
背景は弘大の夜のネオンきらきらな町並みの映像（やや動画で臨場感があります）でした。