HMVからなにやらメールがきたので、もう入荷しませんかと思ったら
発送しましたというお知らせでした。
もうちょっとで、SOMで注文しちゃうところだったよ。
年末くらいに注文しようかとおもっていたのよ、エリザベートの2枚組CDと合わせて、、、。
さて、「Jekyll Hyde - Resurrection」。
昨日、yukitsuriさんのブログを拝見して、
「エレキギター?」と、心配しつつ、聞き始めました。
聞き始め快調で、それほど心配することもないのか、
と油断した矢先、キター。
ここかあ。4曲目「This is the moment」。以下ごめんなさい、、、。
現代劇「RENT」で、ギターがギュンギュンなってても、
それほど、はてな?とは思わないのですが、
コスチューム・プレイ系「J&H」で、ギュンギュンされると、
この時代設定で、エレキギター、あれれぇ、、、。
これまで、オーケストレーションは、
ブレーメンも含め
Kim Scharnberg さん。
今回は、アレンジ&オーケストレーションは
Jeremy Robertsさん。
Piano, keyboards, Samples, & Realization : Jeremy Robertsさん
そして、なんていっても
「Produced by Frank Wildhorn & Jeremy Roberts」ですからー、、、。
97年のThe original Broadway cast recording の
CDクレジットをみると
musical supervision by Jeremy Roberts さん。
The Complete work「J&H」では
Additional Production、
Additional Rhythm、
All keyboards played by Jeremy Roberts さん。
着々と登りつめたの?
ギターのギューンは、時代背景を考えると、あまり好きではありませんが
その後に続く弦楽器、ヴァイオリンやチェロの音のシンプルな美しさを引き立ててくれます。
ただ、エレキと普通の弦楽器を陸続きにするには
そうとう自然に聞かせる工夫がもっともっと必要かも。
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さらに、気になったことの2つ目としては、
5曲目「Transformation」。
Rob Evanさん、ほかの人に比べて
ジキル→ハイドに変るタイミングが、早い。
もうちょっと、抵抗してぎりぎりまで、ジキルでいてくれるほうが好み。
けっこうあっさり、ハイドの声になっちゃってる。
「♪Suddenly~」4回あるうちの、4回目までは
せめぎあいで、こらえて、ひっぱって欲しいよう、、、。
そうしてくれないと、ハイド初登場の「Free!」が引き立たない。
舞台を視覚でみていたら、気にならないかもしれないけどさー。
これまでのCDとは違うアレンジで、という意向があるのか、
歌い方も変えていて、
声質はThe Complete work「J&H」の
タイトルロール Anthony Warlow さんと、似ているのに、
Anthony Warlowさんほどのキラメキを感じないのは、
Rob Evan さんは、声の押し出しは切れが良くて、強いのですが、
抑揚の「抑」が、あまり感じられず、1本調子。
歌唱力のある人の一本調子は
なんだか、聞いていてツライ。
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今回の「Jekyll & Hyde - Resurrection」
なんか私の好きな曲が入っていないなと思ったら、
メインキャスト3人しかいないからなんですね。
「Facade」、「Your work - and nothing more」、「Murder, Murder」入ってない。
憶測に過ぎませんが、このCDかなり低コスト製作?
キャスト3人だけだし、プロデューサー自ら、アレンジ・演奏してるし。
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エマとルーシーの声、区別がつきません。
映画「RENT」OSTの初めて聞いた時
表題曲「RENT」、私はロジャー&マークの声が区別つかなかったけどさ。
そして、エマ(Brandi Burkhardt さん)、なんかルーシーとスイッチ可能な声質。
韓国版エマのように、この人は、絶対ルーシーになんてなれないと
思わせてくれるエマ像が私は好きです。
ぼーっとしていると、今、エマ、ルーシーどっちが歌ってるのか分からなくなる。
15曲目の「It's a dangerous game」。
始まる前の、曲の紹介は、いらない~。
言い方がポップなのも、苦手、、、。
で、エマ、Brandi Burkhardt さんについて検索かけてみたら、
英語版の「wikipedia」(2006年9月の情報)にありました。
ミス・ティーンUSAとか、ミスUSAの方なんですね。
そして、目を疑ったのは、
2007年夏挙式予定で、Frank Wildhornさんと、ご婚約中。
今度は、エマですか、、、。
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と、ダメだし続きでしたが、
一点、鳥肌で、これはイイと思ったのは、
ルーシー&エマのハモリの美しさ。
ハモリといっても、ユニゾンですが。
7曲目の「The girls of the night」。
ネリーが、どこへ行ってしまったのかは、さておき。
ネリーがいることで、生活の大変さが滲みでていたと思うのですが。
ネリー→エマに差し替えられて、
歌詞は、どう変っているのか気になるところです。
ルーシー役のKate Shindleさんも
「wikipedia」(2006年10月の情報)によると、
ミス・アメリカ1998年、なんですね。
映画出演は、
「The Stepford Wives」(2004)
「Capote(カポーティー)」(2005)
次回のブロードウェイ出演作
2007年4月オープン予定のミュージカルは
映画「Legally Blonde」(2001年Reese Witherspoon主演「キューティーブロンド」)の翻案らしいです。
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とりあえず、もう一回はこのCDを聞いてみようと思っています。
ルーシー&エマの二重唱は好きだし。
私にとって、「J&H」の一つの聴きどころは、
重唱なのです、、、、。