メンテお気楽日記 １月１０日 ピッカピカの卓上撚糸機

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　卓上型リング撚糸機。ベルト未装着

卓上型撚糸機については、何社かの試験室では見たことはあるが、当然、大切な試験機でもあり
中古機器としてのお世話は、考えられなかった。中には、ワンランク上の試験機も設備されている
工場もあったが、いくら使い込んだ機器といえ、中古機器として話をするのは二の足を踏んでいた。

そんな折、業社の方から「卓上撚糸機があるョ」との連絡が入りました。
小型ワインダーや卓上ワインダーを得意？としている三筋北陸ならば、顧客ニーズへの道も近い？

確かに、興味のある機器は確かだが、いかんせん畑違いと言うか「撚糸機メンテ」には自信がない。
もし、問い合わせがあった時点でも、情報提供が出来ることだけで「安ど感」は持っていた。

それと価格帯。圓井の社長からは３５～４０万の話は聞いている。いくら中古機器だとしても
それなりの価値は確保しなければならない。いくらツラや性格が悪くメンテに手間を掛けたとしても
１０万の壁は中古販売の弱点。今さらながら、デフレ常識？を変えることは難しい。


商いは「知ってもらって、見てもらっての商い」いくら良い製品でも、お値打ちでも情報が伝わらな
ければ、宝の持ち腐れ。買いたいもの売りたいもの、隣にあっても見えないのが「情報」です。

で、卓上型ゆえに？三筋に持ち込まれることとなりました。

えっ、何で・・。自分が（勝手に）思い込んでいた機器とは違う。綺麗じゃないか・・・
自分が思っていたのは「もう、使わないだろう」「メンテして○万なら・・」の中古機器。

あまりにも真とも？過ぎる。直す処はあるのか？いったいいくらで買っていくらで売ればイイのか？

この時、自分がいかに「安価お世話」ばかりしていたか、思い知らされました。

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