三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

近状報告

2018-08-01 | ご報告
長男です。


父の急逝からはやいもので来週には四十九日法要です。
近況のあれこれも書きたいところですが父のブログですので近状報告を



父の使っていた機械倉庫ですが流石に今月8月中旬には明け渡しをしないといけない事となりました。
一応、前のエントリにも書きました3錘機。
「私が買うことになっていた」とのお声がけはなく預けていた方からのご連絡のみでした。


ただ、どれなのかがわからないので「そのうちに…」と先延ばしにしようとしてしまい大家様からお叱りをうけ、早めに回収を…とコロコロ態度が変わってしまい申し訳ないです。


回収をお願いできる機台以外の形がしっかりしている機台はどこかへ嫁入りできればうれしいなぁ
その他の部品取りに使っていたであろう機台に関しては申し訳ないけどスクラップ行きです。


別の倉庫を探してみたりもしていましたがそれこそ最近話題の「生産(清算?)性がない」ってことで難しいのです。







そんなわけで一応このエントリにも載せておこうと思いますがスクラップ行きの部品取り物にご興味がありましたらメールいただければと思います。


ただ、完全なる現状渡しジャンク、3Nで加えて私も仕事で金沢にいるので倉庫を開れるのは夕方以降とかご迷惑かけまくりな放出市です。
父が6月1日付けのエントリメンテお気楽日記 6月1日 中古整備機の限界?のような状態ですがなにかあれば……
コメント

ご報告とお願い

2018-07-08 | ご報告
父が急逝し半月が経ちました。経ちましたと言うより経っていましたと言う感じです。

通夜・告別式には多くのご会葬いただき誠にありがとうございました。




そんな多くの方々に愛された三筋北陸ですが父が一人で管理していたので残された当方らにはわからないことだらけです。
また私も本職がありこちらの対応が二の次となっています。

昨日ようやく時間が取れたので父の使っていた「倉庫」を見に行きましたところ3錘機が3台清掃整備され置いてありました。
新しい足もついており多分近々納品だったと思われます。

しかしながら納品先に付いては父の頭の中で私どもにはわかりません。
3錘機と小型機なので工場ではなく工房様などの小規模巻き取りとおもわれます。



5月6月ごろに父へ訪ねた方がいらっしゃいましたらsankin.hのG-mailまでご連絡くださいますようお願いいたします。




また、倉庫に残っている部品取り機についてですが、鋳物フレームなどもう新造が無いのは理解できるのですがくず鉄扱いにするつもりです。
倉庫の家主様に無理を言い置かせてもらっていますが早々に整理も必要となっています。
コメント

ご報告

2018-06-23 | ご報告
お世話になっております。

三筋北陸 吉田清志の長男です。


突然のご報告となりますが、昨日6月22日 父吉田清志が急逝いたしました。
兼ねてよりご親交ありました皆さま、仕事関係者各位に対し
家族一同厚く御礼申し上げます。

この場を借りましてご報告とさせて頂きます。

作業中の事故での急逝で自分含め家族共々現状を受け止め切れていない状況でございます。


また、三筋北陸の業務は父が一人で行っていたため仕事関係者様のお名前連絡先等何もわからない状態でございます。
加え、現在お仕事を頂きお待ちいただいている方々へも対応が出来ない状態でございます。

恥ずかしくもそういう状態にあり関係者様へご連絡できない状態ですが父の仕事を待つ方々が数多くいると自負しております。
このブログを閲覧いただきました仕事関係者の方々、出来ればこの報告を拡散していただくようお願いいたします。

事故状況や通夜等の予定に関してはブログ上での公開は控えさせていただきます。
本日の新聞および明日の新聞にてご確認ください。(中日・北國)
現在お電話での対応が出来ません事ご容赦ください。



末筆ながら、仕事一筋精一杯の父の事を心の隅に留めていただければ幸いです。


平成30年6月23日  吉田家一同
コメント

メンテお気楽日記 6月17日 世代格差

2018-06-17 | メンテナンスお気楽日記
いまだに?ガラケー携帯が使いやすいと信じているおっさんは、「アナログ」こそが「ものづくり」の
原点だと信じて疑わない。と、言うより見えない信号?で、モノが動くのが理解できないでいる。

インバーター変速装置が便利なのも、身をもって解ってはいるが、まず、高い装置だと言う前に、モードボタンや
セットボタンを、どう押せばどう動くのか、理解する前に、ためらってしまう。

ところが、定価は定価として、ネット価格が誰でも簡単に知ることができる様になれば、使わない手はない。
モーターカバーを外し、Vベルトのカス?で手を真っ黒にしての変更。それがボリュームダイヤルを回すだけ。
確かに、簡単以上に、便利です。


世の中の「動き」がすでにボタン操作だけになっているのは、受け入れなければいけない現実でもある。
自動販売機の類どころではない、ETCやスーパーのレジなどは、ボタンも押さずに通る?だけで・・・

テレビのガチャガチャチャンネルから始まり、今では当然の様に?リモコンで操作している。
電話に至っては「ダイヤル式」なんて言ったら、不思議な顔をされてしまう。固定電話も商い用でしかない?

そもそも、30・40代にとっては、アナログなんて使ったことも、見たこともない世代です。
いくら、景気がどん底だと言われながらも、新製品・新商品は次々と、世の中にあふれていた。
スマホが使えない事は、我々にとって?電気が使えないと、同等に思っても過言ではないかも知れません。


もちろん、苦言や心配もあります。「ボタンを押せば、何でも出来るなんて、大間違いだょ」って事。
ところが、今の世代には、それが出来てしまう、知識や環境があります。ネット検索・ネット情報・ネット販売です。

先日、能登の製紐工場を訪ねました。三代目からの問い合わせでした。ワインダーを改造したいとの事でした。
事務所で話をしていたら、傍らに小さなアームロボットがありました。中国製でプラモデルの親分って感じ
モーターをオリエンタルモーターに交換するとの事です。3Dプリンターも買ったとの話も聞いた。

3Dプリンターで作った部品も見せてもらった。けっこう細かい仕上がりに納得。
「親父の機械の、部品メーカーもないから、自分で作っている。必要な分だけ作れば良い」

簡単に言うけど、データーやプログラムは?それに抵抗ないのが、次世代の強みか?
自分はと言うと「作っていない。作れば高い」グチは出るけど、自分で作ってしまうという発想までいかない。

コニカルトラバースの話もしました。リニアやクランク作動による「直線往復運動」は巻き糸に利用した際、
反転時間が鍔高になる欠点があるのだが、昔からハートカムや特殊溝カムでしか対応できなかった。

「スライダーでもロットでも、データーを入れれば、きれいに巻けるョ」って事だったが、まだ自分の中では
チンプンカンプン。何でも、モーターのスピードをコントローラーにインプットすれば・・??・・ンー。


ともあれ、前を見て進めるのが「次世代」の強みです。どうしても、おやじ達は、後ろを振り返ってしまう。
それを「経験」と言うのだろうが、そこから出る言葉はグチでしかない。子供には、失敗させたくないという
気持ちが、頭を押さえてしまう。親心が足かせになってはいないですか。

「かわいい子供には、旅をさせろ」でもないが、失敗を見守ることも親の大切な役目。それが本当の「伝承」
ではないかとも思う。失敗があるからこそ、前に進めるし、開発もされていく。
失敗しない二代目・三代目は「ボンボン」と言うそうだ。

最後に、やっぱり、「ボタンを押せば、何でも・・」何か忘れている。不安です。心配です。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ



コメント

メンテお気楽日記 6月9日 染色ムラ

2018-06-11 | メンテナンスお気楽日記
                          レーヨンカセ染めからのコーンアップ外注工場

見せられたのは、チーズ染色のボビンで仕上がった、青色の糸です。外層と内層は青色ですが、
中層は空色です。染色液が浸みこまなかったと考えられます。

まず、前巻き硬度が硬すぎかとも考えましたが、染色仕上がりは、けっこうフワフワです。
糸は、越前和紙を撚った糸らしく、染色液の浸透性にも、問題があるのかもしれない。

色誤差の違いに、うとい自分でも、はっきりと誤差が解るということは、製品づくり以前の問題です。
相談されたのは、ワインダーでのソフト巻きと言うより、カセ染工場の現状と紹介です。
委託した染色工場には、カセ染設備がなく、特に、パルプ染色となると、かいもく見当が付かないとの事。


自分が出入りしている染色工場でも、カセ染設備は限られています。それもレーヨン糸とか綿、ウールなど
少ロット対応?なので、規模も小さく経営も厳しい?そこに、パルプ素材の持ち込みも考えてしまう。

エステルなど、低加工賃を要求される染色工場では、チーズボビンによる一括染色が当然の流れになっている。
それも、ロットを確保出来ての話で、少ロットだから高加工賃なんて話も聞かない。オカシナ話でもある。


ともあれ、カセ染設備のある染色工場に相談しなければ、話は進まない。
カセ染という事は、準備工程がまったく違う。ソフト巻きワインダーの代わりに「カセ揚げ機」が必要です。
カセ輪が揚がれば、一綛に3・4箇所綴じ糸で止め、自動回転機の中で染色。そして、乾燥だけでは終わらない。

それを今度は、カセ糸をマイ輪に掛け、コーンアップしなくては、客先希望の商品にはならない。
これには「職人わざ」が必要です。簡単には覚えられない「なれ」が必要です。「さばき」や「口糸出し」など。

正直なところ、もう高齢者しかお願いする処がありません。いくら紹介依頼されても、無理なのも現状です。
絹撚糸工場からも「カセ揚げ工場を探して欲しいと」言われますが、正直「綴じ糸」を扱える人がいない。


ともかく、染色工場で、カセ染め試験をお願いしたところ、話が少し違って来た。
カセ染めには問題はないが、「カセ繰り」が心配との事。カセ輪からの解除には多少の張力ムラが発生する。

三筋ワインダーのカセ繰り工場でも、テンションウェイトがピョンピョン飛び跳ねているが、これがテンション
ムラが発生している証拠でもある。解除ムラを梨地棒で抑える方法もあるが、巻き硬度は固くなる。

社長の心配は、そのテンションムラに糸が耐えられるかという点だった、確かに和紙糸?は抜けやすさも感じた。
ボビン給糸の場合ならば、問題はないだろうが、カセ染めには、カセ枠ならではの、課題もある。

提案は、やはりボビン染色だった。直接染料や反応染料など、難しい?方法は解らないが、「餅は餅屋」
お任せするのが正解だろう。ビーカーテストの多少の時間は必要との事だが、解決しなければ、事は進まない。


今回の結論も「餅は餅屋」でした。知ったかぶりでは事は進まない。疑問や知らない事はドンドン人に聞く。
そのためには「人脈」が必要となります。パソコン検索では、けっして、背中を押してくれる事はない。

仕事というのは「頼り、頼われる」からおもしろくなるのです。一人では、なかなか答えが出しにくい。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ

コメント