三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月24日 お節介倶楽部

2011-02-25 | メンテナンスお気楽日記
                    手織工房情報No4・織機が10台以上?
三筋アドバイスの一番の強みは、他人目線のお気楽アドバイス。

しいて言えば、「孫が困った時だけのお節介じいさん。」普段は自分の生活に追われている。

お客さんから相談があれば、「まず自分の出来る事」「相手の望んでいる事」
この二つのポイントを押さえれば、大抵の相談にだけは乗れる。

ただ自分の知らない事・出来ない事に首をつっこむとエライ事になる。
そのため?の友人知人はいるけれど、仲介役だけで納まらないのが常。
ついつい自分の立場を忘れてのお節介。

ところが、反対に友達の友達(異業種)からの話が回って来ることもある。
これが結構オモシロイ?らしい。突拍子な意見を言うらしい。

そりゃそうだろう、自分にとれば無責任なお気楽アイデア、思いつきだけ。
相手の「本業」も理解しないでの言いたい放題。知らないから言える素人の強み。

しかし、これが度を過ぎると、人は「いらぬお節介」というらしい。
もっと悪いことに、相手の迷惑も考えず、本人はけっこう満足しているところにある。

メンテお気楽日記 2月23日 坊主三昧?

2011-02-24 | メンテナンスお気楽日記
                    母屋の仏壇、オボキさんだけは毎日お供えしています。
今年に入ってから、坊主の顔を見ない週はない。

一月は母の日参から週参を満中陰まで、
やっと四十九日を終えた頃からも、取引先の葬儀・妹の親戚・お隣さんの葬儀と続いた。

今度?は妻の親戚からの不幸の報が入った。さすがに親戚はお通夜だけとはいかないだろう。
仕事のやりくりは何とかできる身ではあるが、やはり気持ちに落ち着きがもてない。

知人の葬儀に参列しても、約一時間弱坊主のお経を聞くことになる。
昔はチンプンカンプンで、ただただ終わるのを待ってジーッと我慢していた。

ところが面白いもので、何回も何回も聞いているうちにお経の流れや節回しが解ってきた。
当然?意味はまったく理解していないが、阿弥陀経や正信偈を口ずさむこともある。

南無阿弥陀仏なんぞは、坊主の節回しをいっしょに楽しむ余裕?も出てきた。

笑い話にもならないが、仕事の付き合い・身内の付き合い。なんと「お年寄り」の多いこと。

メンテお気楽日記 2月20日 ひさしぶりの雪見の温泉

2011-02-20 | メンテナンスお気楽日記
ドカ雪の前からだから、約二か月ぶりの温泉です。

母の喪中のこともあり、おじさんからも要望がなかったのでしばらくご無沙汰してました。
今日は天気も良かったので、自分から誘っての「雪見温泉」。

午後二時の温泉は、相変わらず?の貸切状態。一人だけなら心細くなりそうな感じ。
内湯から眺める庭には雪の山が残り、露天風呂までの道も開いている。

温泉だけを目的とするならば、これほどのんびり出来る処はない、
泊り客や宴会客があったとしても、午後のひととき温泉に入っている人は稀だから。

立ち寄り温泉の醍醐味は、温泉旅館の広い風呂と趣向の凝った庭。
自分ん家や町のお風呂屋さんでは味わえない満喫感。ポイントはなるべく人の混まない時間を選ぶこと。

これで500円とは極楽極楽。

メンテお気楽日記 2月19日 手機織り工房見つけたョ

2011-02-20 | メンテナンスお気楽日記
山梨のきつつき工房さんが北陸まで機械を引き取りに来るとのこと、
せっかくなので、北陸の工場も見学したいとの希望でした。

工場と言われても、自分の出入りしているところは産業というか工業機械ばかり、
ネーム織・リボン織工場なら多少おもしろい?かなと思ったが、でも土曜日はお休み。

きつつき工房さんが見たいだろう工場(工房)は意外とムズカシイ、と言うより取引きがない。
でも、友達ってありがたい。一言相談しただけで、友達の友達から情報が入ってきた。

ツテを頼りに工房や工芸館を訪ねる。まさか自分が初めての所を紹介する訳にもいかないから。

でも心配することもなかった。みんなイイ人ばかり。
自分も昔?の機械が好きなので、話がドンドン盛り上がる。これなら安心して紹介できる。

時間を考慮すれば二軒ほど工房を回って、後は伝統工芸村で楽しんでもらえば、北陸を満喫できるはず?。

お節介やきの血が騒ぐ・・・

メンテお気楽日記 2月17日 安く売れば「安物」か?

2011-02-18 | メンテナンスお気楽日記
                    絹工場からは昔のベークドラム指定の注文でした。
経営識者は「良いものをより安く提供するために・・」なんて簡単に言っている。

確かに買う方にすれば、ありがたいし、サイフのヒモもゆるくなる。

しかし、売る方の立場に立てば「数」をこなさなければ売り上げが上がらない。
作る立場に立てば、もっと問題は深刻。いかに「安い」加工賃で仕事をするか!となる。

世の中はけっして買い物客ばかりじゃない、作る人がいて売る人がいる。それが仕事として成り立ち、
その結果として「お金」が回りまわって、はじめて「買い物客」としての立場になれる。

ものの価値は「材料と加工」そして「欲望」で決まる。
ただ安ければ「お買い得」なんてことは無いと思うのだが・・・

安い買い物をすれば、当然それは「安物」になってしまう。

今、自分はメンテの仕事として、中古機械の販売もしています
お客さんに少しでも安くお世話できればと思い、いろいろガンバッているつもりです。

しかし少々気になるのは、お客さんの機械に対する「思い入れ」が感じられない。
正月の餅飾りまでは・・と思うけど、あまりの安さにタダの道具としてしか見られない。 

やはり少々ムリした高い買い物の方が「思い入れ」が強くなるのが人間の本性なのだろう。