三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月31日 アルミナ神話?

2010-08-31 | メンテナンスお気楽日記
                   85Cアルミナの顕微鏡写真。クッキリ糸道が!

撚糸屋のおやじはもちろん、企業の工場長までが「アルミナがイイ!」と言う。
確かにケバの発生率も少ないし、耐久性もある。(割れないかぎり)

撚糸屋のおやじなんぞは、アルミナは部品交換しなくてイイなんて思っている。
梨地やクロームガイドを使っていた時は、交換経費が当然だったから。

でも、アルミナにもランクがあるし、糸質に合った素材がある。
高級なダイヤモンド研磨をしても、モノフィラや甘撚り糸では意味がない。

今日の仕事は原着糸工場のメンテ。硬度オーバーの張力原因がつかめない。

おやじは「糸道は全部アルミナだから大丈夫。」と言っていたが、
やはり気になって顕微鏡検査。  結果は写真の通り

メンテお気楽日記 8月30日 夏バテだ~

2010-08-30 | メンテナンスお気楽日記
                    今年のアメシロ被害は特に多いようです。
昨日の一日中クーラー漬けがたたったのか、朝から体が重い。
日差しもきついけどちょっと動くだけで、息切れがする。

こんな時は反対におもいっきり汗をかく。お風呂も足湯で毒気をたらたらガマの油。
風呂上りでサッパリしたら麦ジュース?をクーッとやって、バタンキューが一番なんだけど

昼から寝ているワケにもいかず、薬局のドリンクを選んでいる自分であります。

職人にはもっとイイ薬があります。それは「お仕事」
「サァ、やるべー!」はカゼも二日酔いもブッ飛んでしまう。緊張感が一番。

ところが今日はお仕事も「夏バテ」気味。まいったな~
休日の癒しとダラダラは思った以上に結果が違うのです。反省。

メンテお気楽日記 8月29日 ネクタイって何だ。

2010-08-30 | メンテナンスお気楽日記
                     朝はもう秋の気配が・・・でも
なが~ぃ残暑お見舞い申し上げます。
もう稲刈りも始まり、朝方には足元のタオルケットを探す日もあるのですが・・

でも、昼間の暑さは何なんだ!もう夏日が何日なんて聞く耳も持たない。
昼すぎの町なかなんて、シーンとして陽炎がゆれている。

今日は日曜日、外に出る気力もなく家の中をうろつく元気もない。
相変わらずテレビの前で「今度はノンアルコールビールを買って置こう」なんて思っている

一人でテレビを見ていると、ホント偏屈じじいになってしまう。
今日はお役人の「スーツとネクタイ」がえらく気にかかる。このコ暑いのに!

クーラーガンガンか?「国民のため、子供のため」が空々しく感じる。
国民はする仕事もなく、ランニングでテレビを見ていま~す。

ま、国民に対する正装と言われれば、ちょっと納得しない訳でもないが・・・
ネクタイはもともと、兵隊さんの防寒用首巻きから来ていると聞いた。
それが回りまわって昔のお役人様が権力の象徴と勘違いして流行りはじめた。

ネクタイを締めれば「まともな人?」

メンテお気楽日記 8月24日 イモノ部品は宝物?

2010-08-25 | メンテナンスお気楽日記
                     お天道さま・さま。洗浄してもすぐ乾く。
最近は機台の処分依頼を受けると、もぐりの解体屋?にお願いしてます。

以前は解体屋のユニックトラックが来て、そのままの形で「サヨナラ」。
でももぐりさんは、いろんな事情があるらしく、時間をかけ徹底的に分解してくれます。

鉄・鉄板・イモノ・アルミ・プラ部品など分別回収。
それだけ手間をかけても、問屋に持ち込めば自分の日当は出るとのこと。

なぜ、そうなったかの理由は、今は機台より「部品」が欲しいから。特にイモノ部品。

イモノ部品は20~30年前の品、擦り減りもするし穴も大きくなる。でも交換部品がない。
新品はメーカーすらなく、当然作ってもらうなんて絶対ムリ。

だから「もう分解できてる頃かな~」の時期に行って、部品チェックを始めます。
でも、なかなかまともな部品は出てこない。だから「宝探し。」

なんとか選んだ宝物は、エタロンで油を落としピカピカにして・・・・

「あぁ~なんだかもう中古販売にドップリ浸かっている感じ。」



メンテお気楽日記 8月23日 テレビ情報って?

2010-08-24 | メンテナンスお気楽日記
                    もうすぐ稲刈り?でも秋はまだまだの様子
毎日晩酌しながらテレビを見ています。
笑ったり、感心したり、ついつい番組に引き込まれてしまう。

情報番組を見れば、解説者の意見をさも自分が知っている感じになり、
解説者が怒れば、自分も世の中おかしいと腹をたてる。

でも、全国でいったい何人の人が同じ番組を見、同じ意見を感じるのか
みんな自分が見てきたような錯覚で世の中を批評する。

考えればちょっと怖い気がする。
情報の大切さは十分すぎる程わかっていても、モロ刃の剣。役にも立つし人おも殺す。

ブログに戦争や経済の意見を書こうとした。でも正直聞き売り、自分の意見じゃない。
知ったかぶりはできるけど、つっこまれればすぐ化けの皮が剥がれてしまう。

だから、撚糸屋のおやじや、内職のおばちゃんの観察日誌が「お気楽お気楽」