三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 1月2日 デフレの忘れ物

2016-01-01 | メンテナンスお気楽日記
まずは「謹賀新年」のごあいさつ。新春早々「ボヤキ記事」もないと思うかもしれないが、
一年の「節目」。ボヤキと反省があればこそ、次のステップ次のチャレンジが見えてくるってもの。

「さぁ、今年はカンバるぞ」ってとこかも。

と、言ったものの、まだ1日休みがある。箱根駅伝の往路を見終わってしまえば、またぐーたら正月が
続く、パソコンに向かっても、出てくるのはボヤキだけ、ボヤイているのが一番お気楽なのかも。

で、思いっきりボヤくのも有りかな? ボヤけばボヤく程、目標も見えてくるかも?


働いても儲からない。汗を流しても儲からない。繊維不況の根源は「デフレ」にあったことは確か。
某スーパーが¥9800でスーツを売り出した時点で、世の中の仕組みが変わっていた。

ものづくりは「トヨタ方式」なんても騒がれたが、結論は経営者の論理。
いいものを安くドンドン作れば、そりゃ売れるだろう。でも、安く作れば生産者の儲けはドンドン減る。

一枚のスーツ。糸・生地・染色・縫製・ボタン・ミシン糸・ネーム・梱包・運搬・販売どれだけの技術
手間、人件費が追込まれているか解りますか。世の中には、材料費すら計算されない製品があふれている。

同時期、シャッター商店街も日本中で話題になったが、廃業の原因はただ一つ「儲けが出せない」
商いに失敗した訳でもなく人口が減った訳でもなく、店舗の維持費・経費・人件費が確保出来ないから。

商店街と同じことが、町工場でも起きている。半数が廃業、そのまた半数が減ろうとしている。
仕事量はけっして減った訳でもない。只、加工料は半減。だから人件費が確保出来ない。

工員さんがいなければ、おのずと生産高の天井は見えてくる。ものづくりの歯車は噛み合わない。
それでもまだ 加工費が上がると言うか戻る様子すらもない。いまだデフレスパイラルの渦の中?


と、まあ、これだけボヤけば、去年の厄落としって事かな?
おじんの「昔話」なんか聞きたくもないだろうけれど、ボヤキがあるから失敗を繰り返さない。
「戦争反対」って言えるのも、戦争の悲惨さ、バカバカしさ、無意味さを繰り返したくないから。

さて、今年のお気楽日記のテーマ。やはり「昔話」が多くなる事は想像できる。
おじんが「おかしいな?」って思うことは、今、考えなければならない「ヒント」でもあると思う。

・・・・・ん・・・・。何を書けば・・・文章が出てこない・・・・

ま、焦らず「これ日々の出来事・お仕事観察」お気楽にお気楽に「お気楽日記」で良いのダ。
今年も、よろしくお願いいたします。

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