霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

オオカミ復活。

2018-02-17 19:00:24 | 自然観察

 私の近い山岳会に三島勤労者山岳会と伊豆ハイキングクラブがあります。

伊豆ハイキングクラブの「山と文化展」が三島の会場で行われました。

今回は オオカミの復活 をという事で日本オオカミ協会会長の丸山氏の

講演が13時30分より2時間にわたって行われました。

日本オオカミ協会のHPです。 www.japan-wolf.org/

丸山氏の住所は南伊豆の伊浜だったか、非常に辺鄙な場所にお住まいです。

講演の前に三島の温水地の鴨を見てきました。

多くの水鳥が今日は風が強かったですが、ゆったり羽を休めていました。

野生なのになぜか人が近づくと餌を求めて寄って来ます。

野生の動物はやっぱり野生のままが良く、誰かが餌付けをしているのだろうね。

古い人間が行っているのかな~。

 山と文化展の会場には昔からの山仲間が案内してくれました。

あの頃20代前半だったのにもう70代になっています。

人生の非常に早い足にビックリしています。

で、今日の講演です。

オオカミが置かれている社会的な問題の出発点をキリスト教に求めたのは理解できます。

魔女の台頭とイソップ物語を時代背景に、いつの間にかオオカミは悪い動物になってしまいました。

そういえば孫たちがオオカミの事をどう思っているのかな。

チョッと気になりました。

 

箱根の東側では二ホンジカが問題になっていて、小田原山盛の会 では活発に講演会を開いています。

https://blogs.yahoo.co.jp/norako33530/37394468.html 今月24日のシカ問題の講演会です。

ちなみに静岡県の昨年のシカ捕獲頭数は伊豆地区5500頭、富士山地区4000頭だそうです。

獣と知恵比べで捕獲数を稼いでいるようです。

捕獲時期にこの伊豆地区や富士山に入ってみるのもお勧めです。

命ってなんなのか良く解かります。いや命ってなんなのか解からなくなります。

 

私達チョッと古い人間は銃器に関してはまだあまり規制されていない時代を過ごしてきました。

私だって小さい頃、空気銃なんておもちゃみたいに使っていました。

 

人口が減って自然が活発になるこれからの登山界です。

人間が人間に向ける銃は否定しますが、自然に対して向ける銃は必要なのでは。。。

命を取るって事は、生半可な覚悟ではできません。。。

 

私たちは今まで多くの命をいただいているのですよ。

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