霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

静岡市 島田市の旅

2014-10-31 06:53:57 | 旅行

夕方から静岡県の島田市に藪用があるのでそれまで島田市の観光に出掛けました。

最初にアプローチの国道1号線の途中の静岡市の宇津ノ谷峠への旧東海道とそれ以前の蔦の細道を歩いてみました。

宇津ノ谷峠へは道の駅宇津ノ谷峠が便利です。

ここから旧東海道を宇津ノ谷峠に向かいます。

近くに 明治のトンネル 大正のトンネル 昭和のトンネル 平成のトンネルがあるが前回それは観光済みなので今日はパス。

 

旧街道沿いにはこんな小さなお地蔵様があります。

地元の方が今も大切に管理してあるのを見ると温かい気持ちなります。

旧東海道の宇津ノ谷峠は風情が全く無い切通しなので少し残念です。

 

宇津ノ谷峠を降りて岡部側の登り口にある延命地蔵尊。

旧東海道の保存状態が静岡市側と藤枝市側の温度差があって面白いです。

 

藤枝市岡部側の蔦の細道の登り口は石畳。

旧東海道とは道幅が違って細いです。

 

旧宇津ノ谷峠。

いかにも峠って感じの峠です。

昔の旅人はこんな峠をいくつの越えて旅をしたのでしょう。

自分の人生の旅の峠はいくつ越えたのかな~。

 

静岡市での昔の旅の次は大井川沿いにある川根温泉。

ここは、道の駅になっていて露天風呂からSLが見えるのが売りです。

機関車をトーマスにしたら、乗客が殺到して今年分の赤字が全て埋め合わされたとの事。

やっぱ、人は見た目で判断するんですね~。

 

普通のSLでも感じが良いのですが、この客車はトーマスのもの???。

平日は1日2便が往復します。

これで南アルプスにアプローチするのは夢のまた夢。。。。

 

上記のSLの通過時間が12:30分。

時間があるので近くの塩郷の夫婦滝とつり橋にでかけました。

塩郷のつり橋の近くにある里山から流れる沢にかかっていました。

小さくても風情がありました。

 

塩郷のつり橋は長さが220mあって高さも11mあります。

大井川にかかるつり橋では一番長いつり橋です。

下に道路と大井川鉄道の線路が通っています。

橋から下を見ると大井川の砂利石が綺麗に見えていました。

 

夕方からの用事には時間があったので観光はこれで終了。

島田市に出向いて蓬莱橋近くのアピタとホームセンターで時間を潰しました。

 

アピタの書店のベンチで休んでいると 3歳ぐらいの女の子がはだしで階段を1階に下りてゆきます。

しばらくすると、母親らしき女性が子供の名前を呼びながら階段の所に来ました。

「下の階に行きましたよ」と教えると買い物カートをそのままにして降りて行きました。

また、しばらくすると館内放送で迷子のお知らせが流れました。

大丈夫かな? と思っていると先ほどの母親が 「見つかりました。」

と子供と上がってきました。やれやれです。

娘と同じくらいの母娘でしたが暗い事件が多い昨今、何事もなくて良かったです。

 

きょう、一番の心に残った出来事でした。

 

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御嶽山噴火から1ヶ月。

2014-10-27 17:33:30 | 日記

御嶽山噴火から1ヶ月が過ぎました。

2011年に御嶽山に登っているので他人事ではありません。

我が家から24時間で往復した最遠の山として記憶しています。

王滝口からの御嶽山。

左斜面の向こう側が噴火した地獄谷です。

 

御嶽山山頂の神社。

平日なので人影もまばらです。

もうこの風景はありません。

 

富士山の寄生火山で遊んでいる私としては気象庁の火山性微動の情報が唯一の火山内部の状態を知る手がかりです。

なぜ予知できなかったのか疑問が残ります。

 

富士山も青木ヶ原樹海の上流部には多くの火口が眠っています。

1200年前の噴火では西湖と精進湖を分断するほどの溶岩流が流れ出した噴火口です。

宝永火口は僅か300年前の噴火です。

お気に入りの第3火口底はスコリアが溜まって地熱は感じられませんが、案外100mも掘ると地下水溜りがあって今でもグツグツ煮立っているのかもしれません。

山頂のお鉢の荒巻では、関東大震災後 ゆで卵が作れるほどの地熱があったそうです。

 

富士山、次回噴くときはどこから噴くのかな~??。

 

 

 

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さわやかウォーキングin静岡

2014-10-25 17:55:35 | 散歩

JR東海のさわやかウォーキングに参加してきました。

きょうは静岡市をウォーキングします。

計画を立てる手間が省けて前日の準備も簡単です。

 

今日のコース順路です。

東静岡駅から静岡駅まで約10㌔ですが、標高差が100m以上あります。

 

東静岡駅からは電車が到着するたびに、多くのハイカーがウォーキングに出発します。

 

最初に立ち寄った護国神社。

明治維新以来の国事に倒れた静岡県出身者並びに縁故ある戦没軍人軍属等の殉国の御霊が祀られています。

 

護国神社の資料館。

この資料館の資料は遺族から譲り受けたそのままで展示してありリアリティーが非常にあります。

カラー写真で撮られた当時の写真は白黒写真と違って現実味があって衝撃的です。

 

護国神社からは標高108mの里山の谷津山に登ります。

ハイキングコースになって山道が渋滞します。

 

谷津山からは富士山の展望と静岡市の展望が楽しめます。

ここで大休止する人が多いです。

 

谷津山を下って清水公園~城北公園と周って静岡のシンボル駿府城公園に到着です。

丁度正午なのでここで昼食です。

来週開かれる大道芸のワールドカップの準備が進んでいました。

 

駿府城の東門。

お堀の水に秋の青空が移って日本的な風景でした。

 

静岡駅に戻って近くの2011年にオープンした静岡ホビースクエアに出掛けました。

静岡の模型メーカーのタミヤ ハセガワ 青島 バンダイ 等の模型の展示があります。

これは、honda CB72。

金属製でリアリティーがあります。

青春時代には全盛期を過ぎたモデルですが、中古車としてはまだまだ現役でした。

 

帰路は妻との約束の由比の浜のかきあげ屋の桜えびドーナツを購入です。

午後の3時前なので客も少なくのんびり食べる事ができました。

 

来週は大道芸のワールドカップが始まります。

静岡の街中が大道芸で盛り上がります。

平日が休みなので出掛けようかな。

 

 

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とっくに終わったクリ拾い

2014-10-24 17:28:32 | 散歩

昨年の戸隠街道でクリ拾い三昧を味わった妻は 秋になったらクリクリクリとうるさい。

しかたないので もうとっくに終わった地元の山クリの場所を尋ねる事にしました。

 

案の定 クリはとっくに終わっていました。

 

クリ拾いは諦めて場所を変えてお地蔵様て有名な伊豆市の益山寺に出かけました。

 

益山寺は標高300mの益山の上にある真言宗で、高野山の末寺。

空海の創建で、本尊の観世音菩薩はその自作であると伝えられています。

大樹はカエデの木。根回り5.46㍍、目通り4.05㍍、樹高27㍍、樹齢900年ほどで県下最大の楓だそうです。

 

参道に咲いていたヤマホトトギス。ホトトギスより清楚な感じが好ましいです。

 

ムラサキシキブの実。この色は一度見たが絶対忘れない華やかな色です。

 

サンショウの実。和製ハーブの香りはこれぞ日本の香りって感じです。

 

山グリは探す気になれば結構あるものです。

 

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箱根三国山周辺の自然

2014-10-19 13:16:23 | 登山

先日のハイキングで気に入った風景の写真です。

海の平付近の縦走路。

常に富士山を正面に見ながら歩けます。

 

防火帯にもなっている縦走路は花の道でもあります。

イタドリ リンドウ マツムシソウ ワレモコウ この道の主役はなんと言ってもススキです。

 

木の実だって負けていません。 マユミ アケビ そして箱根に多いヤマボウシの実も。

 

 

 

三国山北面のブナは有名ですが 山伏峠近くのブナも素晴らしいです。

すぐ横を芦ノ湖スカイラインが走っています。 

車で走り抜けるなんてなんて勿体無いことか。

 

芦ノ湖畔に降りてくると稜線とは全く違う風景が広がります。

芦ノ湖は東岸は観光地化されていますが西岸は静かなままです。

芦ノ湖と言えば「海賊船」。 箱根の風景に溶け込んでいます。

 

いままでになかった画像。

真田の浜をドウドウと鹿が歩いた跡がありました。

稜線を歩いているときも湖畔側からシカの鳴き声がしていました。

シカがここに現れたのはそんなに昔ではありません。

 

今回の山歩で見つけた動物の痕跡。

キツネ テン → 糞    シカ イノシシ → 足跡  

 

 

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