天気が悪いので図書館から借りて来た本を読んでみました。
「蒼氷・強力伝」新田次郎 この本は以前は本棚にありましたが、
今は山の本はほとんど処分してしまいました。
我が家の近くには箱根の金時山がありますが、山頂のいっかくには当時
の「強力」の娘さんの小宮山妙子さんが経営している金時茶屋があります。
子供達と登ったり、無線で登ったり。
もっともこの本が初めて世に出るころはまだメインで高峰に登っていたの
で、金時山に登ったのは70年代の終わり頃でした。
白馬岳の山頂にある風景表示盤が金時山とつながっているのを知ったのも
70年代の終わり頃でした。
地方がまだまだ地方の特色をしっかり持っている様でした。
この本の最後に「表富士遭難」が掲載されていますが、これは3月の大量
遭難の記事を参考に書かれていますが、作者の想像で書いているようです。
平成もあと数時間です。
新しい天皇は山登りもしますね。
ま、これからはなかなか出かける事も出来なくなりそうですが、山登り
で培った感覚は私達と同じだと思いますので、平和を期待しています。