計画では、赤岳鉱泉に1泊して赤岳を登る予定でしたが2日目が雨の予報。。。
それと、妻の古~い10本爪のアイゼンが息子の登山靴に合わないので予備の天狗岳も中止。
6本ないし、4本のアイゼンでも可能な日帰りの山でアルペン的な場所 って事で中山展望台にしました。
私が若い頃から馴染んでいる八ヶ岳の核心部に息子を案内する目的もあります。
彼は、無積雪期に行者小屋周辺にテントを張って八ヶ岳を周遊する予定のようです。
登山口の美濃戸口の駐車場には予定より少し早く7時前に到着。
ここまで道路上には雪はありません。
第一駐車場は満車で第二駐車場になりました。
駐車料金500円はだいぶ前から変わりません。
美濃戸までは、車でも入れるので林道には圧雪された轍があります。
昼間に融けて朝方の低温で凍って非常に危険です。
歩き始めてすぐの柳沢の橋の手前までの下り坂でさっそくアイゼンを装着します。
美濃戸山荘の先の南沢と北沢の分岐点から本格的な雪道が始まります。
行きは南沢を行者小屋まで歩きます。
南沢では途中までアイゼンは不要でしたが、半分から上は凍結していて4本爪アイゼンをつけました。
登山口から約3時間で、数年前妻とツエルトを張って2泊した行者小屋に到着です。
今回は、最高到達点が標高2300m程なので4本爪アイゼンとストックの雪山ハイキングの装備です。
行者小屋から僅かの登りで今回の目的地、中山展望台です。
この頃から青空が広がってきて、中央アルプスがクッキリ望めました。
手前のスキー場の山が、入笠山です。
噴煙を上げた御岳山も綺麗に見えていました。
赤岳 中岳 阿弥陀岳
横岳西壁、大同心、小同心。
風も無く暖かい展望台でした。
それぞれの峰に取り付いている登山者の姿もしっかり目視できます。
中山展望台から北に向かって、赤岳鉱泉で休憩です。
今回は宿泊できなくて残念。
食事が美味しい山小屋です。
赤岳鉱泉の名物のアイスキャンディー。
帰路は、北沢を下ります。
北沢は半分が林道なので足が自然に動きます。
実は積雪期は無積雪期より歩きやすいです。
段差が雪で埋もれて、まるで白い絨毯が敷いてあるような道なのです。
ただし、橋は30センチ幅しか雪が付いていなくて少し緊張しました。
南沢、北沢の分岐点の美濃戸山荘の水が非常に美味しかったです。
外に設置してある温度計が8度を指していました。
美濃戸山荘から、雪が融けて水の流れる林道をのんびり下りました。
積雪期の八ヶ岳は若人の山でした。
朝3時20分に家を出て、19時前に家に着きました。
日帰りで走行距離320キロ、移動時間計8時間は限界かな。
八ヶ岳がもう少し近かったら最高なのに。
飛行機が欲しいです。