霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

箱根ビジターセンター

2014-05-30 14:37:52 | 散歩

午前中時間が出来たので近場の箱根に出掛けました。

クロツグミが目的だったのですが出発が遅れて午前6時。。。。

野鳥は諦めて箱根ビジターセンターに植物観察に出掛けました。

箱根ビジターセンターに併設された学習歩道の案内図。

到着した時間が速かったのでビジターセンターはまだ開館していないので予習をせずに歩きます。

 

自然観察の図鑑を入れた工具用のウエストポーチ。

蓋が無いので図鑑の出し入れが簡単です。

緑色の視覚はルーペ。

黒い手帳は観察手帳メモ用です。

単眼鏡入れを同じベルトにセットすれば望遠から拡大鏡まで視野が広がります。

 

箱根に多いヤマボウシ。

ヤブデマリは今が旬です。

ウリハダカエデの名前の由来になった樹皮。

マクワウリに似てる?。

サンショウバラは不老山が有名ですがここでも観賞できます。

しかし、大木なので高い所に咲いています。

 

ゴマキ。

葉っぱを擦ると手に煎りゴマの香りがするとか。

煎りゴマより少し悪臭がします。

妻はこの臭いはダメでした。

シキミとかサンショウとか、バイケイソウとか 臭いの強いものは記憶に残ります。

 

もうすぐ梅雨。

山より海の季節になります。

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ペンキ塗り & ホタル観賞

2014-05-29 20:30:33 | 登山

3月から始めた屋根のペンキ塗りがようやく終わりそうです。

いちにち2時間程しか作業できず、天候や体調もあるので中断が多くて3ヶ月近くかかりました。

自分で補修すると家への愛着わきます。

ペンキは5千円もしませんが手間が多くて実質作業時間は20時間以上と思われます。

 

5月もあと数日で終わり。

初夏から梅雨までもう少しです。

今の時期 旬なのがホタル。

今日は山田川上流にホタル観賞に出掛けました。

少し早い気がしましたがそれでも30匹以上が乱舞していました。

ホタルは不思議な昆虫です。

今年もホタルを見れて嬉しいです。

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ハイキングから自然観察へ

2014-05-27 17:03:28 | 散歩

先日の日曜日。

山に登りたくて富士山の西側の長者ヶ岳から天子ヶ岳に登る計画で早朝5時すぎに出発。

登山口の田貫湖に車を停めて、天子ヶ岳の登山口まで林道を歩く。

コースタイムでは1時間弱になっているが、キョロキョロ興味に引かれて歩くので2時間弱かかった。

天候もなんか霧っぽくなってきて山頂に登っても南アルプスは見えない可能性が高い。

予定変更で自然観察に切り替える。

林道は半分が舗装路。半分が砂利道。

 

ハナイカダ。 雌雄異株。 これは雌花みたい。

 

マルバウツギ。 ウツギも種類が多くて同定が難しい。

 

ヤマアジサイ か ガクウツギ。 たぶんヤマアジサイ。

一本の木で15分以上うなってしまう。

 

ニシキギの花。 後ろの昆虫はただいま調査中。

 

栗に出来たクリタマバチの虫こぶ。カッターで切ると幼虫が観察できる。

 

林道自然観察で午前中を費やし午後は近くの小田貫湿原に出掛ける。

 

規模は小さいが立派な湿原。トンボの楽園のようだ。

 

黒いのはたぶんヤマアカガエルかな。

ヤマカガシの幼蛇が三匹ご馳走の最中。

ヤマカガシの模様が非常に綺麗だった。

 

最後はお土産の富士山の水を求めて陣馬の滝に行く。

夏には子供の水遊びに最適な場所だった。

 

自然観察をすると、山登りより疲れる。

山登りは思考を停止した方が楽に登れるのだが、自然観察は頭を使う。

ボケ防止には最適な趣味かもしれない。

 

 

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食料を忘れた達磨山。

2014-05-16 19:55:56 | 散歩

達磨山レストハウスから戸田峠経由で達磨山まで歩く予定が、最近開通した伊豆縦貫道を

修善寺まで走ったため途中のコンビニに立ち寄る事をすっかり忘れて、気が付いたらレスト

ハウスの駐車場。

楽しみの昼食を買うのを忘れて登山口まで来てしまいました。

最近ボケが強くなったようで、全行程歩いて登る予定からお手軽ドライブ散歩に変更します。

ガラガラの達磨山レストハウス駐車場。

併設されている「きよせの森」に自然観察で入ります。

 

ツツジやシャクナゲが満開の森でした。

 

サラサドウダン。ツツジ科ですが、花の形がツツジとは違います。

 

西伊豆スカイラインを走って達磨山の裏口登山口から登ります。

ザックは必要ありません。

約20分程で一等三角点のある山頂です。

 

山頂は風が強くて富士山は山頂部のみ姿を現していました。

楽しみにしていた南アルプスは雲の中。

展望は初冬から真冬が旬ですね。

ここの山菜は熊笹のタケノコ。

かって有料道路だった頃、料金所の職員が熊笹タケノコ入りの味噌汁をサービスしていた

事を思い出しましす。

細いので竹の皮をムクのが大変です。

 

土肥峠から土肥港へ下って、結局コンビニで弁当を買って海を見ながら昼食です。

土肥の足湯の近くに去年誕生した地元の特産物の販売所で売っていたお弁当が安くて

旨そうだった。

海岸線の山肌はシイ類の花が黄緑色に色付いて独特の香りを放っています。

 

新緑の山は今が旬です。

紅葉の時期と違って紫外線が強くて、顔がヒリヒリしています。

 

 

 

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南アルプス一周 Ⅱ

2014-05-11 10:36:59 | 旅行

 

宿では地ビールを飲みながら地図の確認。

我が家の旅行ではホテル泊まりでもラジオは必携。

ローカルな番組が多くて楽しめる。

 

旅行2日目。朝8時前には出発。

中央高速を走るが路面が荒れていて走りづらい。

駒ケ岳SAで小休止。ここでガソリンを入れるが345キロ走って15リットル。

リッターあたり22キロ以上走っている計算になる。

中央アルプスが非常に近い。

 

今日の最初の目的地。喬木村にある椋鳩十さんの記念館。

図書館と併設なので開館が午前10時。

30分早く着いたので近くの生誕地と墓地を見学する。

椋鳩十さんの本は子供の小学校の教科書に載っていたので知る。

遠山川は南アルプスの~ とかで始まる親子熊の生態を描いた物語だった。

遠山川は池口岳の近く。南アルプス深南部の名峰である。

今回の旅行もその登山口の偵察をかねている。

同じ動物小説でもシートン動物記とはだいぶ思想の土壌が違って感じられた。

キリスト教と仏教の違いかな。。。

シートン氏の動物を観察する姿勢はキリスト教の元のユダヤ教に近く、神に近付くために

自然を観察するとの姿勢がより強い。

対する椋さんは動物も人間の同じ立場。仏教より日本古来の土着信仰に近いかな。

 

 

次の目的地のハイランドしらびそまでの道で道に迷う。

近くの郵便局で道を訪ねると職員が手振り身振りで道を教えてくれた。

カーナビは無い方が道を覚える。

ここの標高は約2000m弱。

駐車場の前から南アルプスの南部の大沢岳を中心に大展望が広がる。

数年前、荒川岳から聖岳まで縦走した時、中盛丸山の登りから振り返ると赤い大きな

建物が見えた。 ハイランドしらびそで案外近く見えて他に山ばかりの中、その人工物は

不思議な存在感があった。いつか行ってみたいと思い続けて今日を迎えた。

荒川前岳はしっかり見えるが、他の3000mの赤石と聖はチョビットしか見えない。

大好きな上河内が西側から見ると小さなピークでしかない。

茶臼なんて男の乳首ほどしかない。。。

それに引き換えて池口岳は標高は2300m程しか無いが非常に立派に見える。

大沢岳が異常に近くて大きいので他の3000mを隠しているのが残念だ。

赤石や聖の全容が見えたら最高なのにね。

南アルプスを見るのはやっぱ東側からが見栄えがするようだ。

 

今回の旅行でのオマケ。

ハイランドしらびそでパンフレットを各種いただいて来た妻が、この辺に隕石が落下したようだ。 と私の知らない事を言う。

パンフレットを見たら下栗に続く林道近くにあるらしい。

その場所には広い駐車場と上図の案内看板があった。

2~3万年前の直径45mほどの隕石がこの地に落下して直径約300mのクレータを作った

そうで、今でもその40パーセントが残っているとの事。

日本で唯一の場所だそうだ。

周りは南アルプスの深南部の雰囲気がたっぷりの標高2000mの稜線。

時間があったらゆっくり散策を楽しみたい場所だった。

 

この旅の最後の目的地、下栗の集落。

別名 天空の村。

人間とんでもない場所に住むものだ。その昔何があったのだろうか。

数年前までは知る人も少なかったのだが、今では立派な駐車場や郷土料理を提供する店も

できていて平日なのに結構賑わっていた。

 

帰路のライダーの間では有名な国道152号線は静岡県と長野県境の青崩峠が通行止め。

あまりの崩落の激しさに日本のトンネル技術が敗退したとか。

迂回路の林道が半端じゃない。永遠に続くような低速コーナーが続く。

息子も数年前にジェベルでこの林道を走ったようだが、妻と良くこんな寂しい林道をひとりで

走ったものだ と関心しきり。

静岡県側に入ったらにわか雨が降りだした。

ようやく道の駅 花桃の里到着。

さすがにくねくね道ばかりで疲れて30分ばかり休憩する。

最後は新東名で長泉沼津まで走ったが時間が平日の通勤時間帯。

トラックが多くて広い新東名も走り辛い。

清水PAで夕食を食べて午後9時前には自宅に到着。

走行距離約640キロ。

 

南アルプスは広いな~ と実感した旅行になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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