霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

富士山村山道 村山神社~天照教

2014-06-30 17:02:56 | 登山

ハッキリしない6月の最終日。

村山登山道で唯一歩いていない区間は村山神社から天照教までの半分程度まで。

今回は天照教から下山しながら記憶のある場所で折り返しにしました。

 

出発地の天照教です。

寒気が入っているらしく雲行きが怪しく霧が流れています。

 

村山道でも一番厄介な場所が村山神社から天照教までの道です。

檜の植林地は登山道が沢状になっていて荒れた登山道を迂回する形で付けられています。

赤テープも複数ルートあってどれが正解だが解らないです。

林道級の良い道からいきなり藪の道になってしまって変化が激しいです。

 

登山道を何本かの林道級の良い道が横切るのですが、案内は不足気味です。

沢状の道を外れなければ多少迂回しても大きくルートを外す事はありませんが神経を使います。

見覚えのある交差点で引き返す事にしました。

これで吉原の海岸から富士山頂までの村山道は全て走破した事になります。

もっとも海岸から村山神社まではバイクのジェベルで走ったのですが。。。

 

このルートはモミジイチゴ街道。

熊さんもこの実は大好物なので痕跡を探したのですが見つけられませんでした。

この実、数ヵ月後には美味しい酒になります。

富士山は五合目から上の道はしっかりしていますが(県道です)五合目までのかってあった道はほとんど手入れされていません。

富士山の文化遺産ってなんでしょうかね。

 

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図書館から借りてきた本 CD

2014-06-28 17:51:07 | 書籍

小説をほとんど読まない私が図書館で借りる本。

 

1 地図。 持っている地図は20年選手など古いので最新の地図を借りて山に行きます。

  藪山などの一般の山用の地図には記載がない場所は国土地理院から落とします。

 

2 趣味の音楽、絵画、写真、釣り等の案内本。

 

  

  これは釣りの本。釣りの本にも杓子定規な本からこの本のようにザックバランな本まで

  色々です。 「主婦と生活社」の釣り本は実用的な情報が満載で楽しいです。

  海の中の生態系や天体に影響される潮の知識まで解り易く解説された本が無いのが

  残念です。 如何に多く釣るより、海の中で起こっている現象が理解できる本が欲しい。

 

3 最近はまっている読み聞かせのCD。眼で字を追いかける読書でなく、耳で読む読書。

  とくに、小泉八雲の怪談シリーズは今の時季にぴったり。

  

 読み手の上原まりさんは怪談を脅かす読み方でなく、淡々と読んでいるのが好感がもてます。

かってあった日本の生活の中から民衆によって生まれた昔話。

怖いこととして語り継がれた中にある人々の怨念や願望や希望や愛情など読み取ると面白いです。

 

歳を重ねて本に求める内容も変化している事を実感しています。

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サビキ釣りとクワキジラミ。

2014-06-26 16:54:29 | 登山

昨日の夕方は妻のかねてからの念願の防波堤からのサビキ釣りに出掛けました。

ウキ釣りしかした事がなく、近くでしている他の釣り人のサビキ釣りもしたくなったようです。

沼津の港には大量に小サバの群れが入っているので狙ってみました。

 

サオは大昔の中通しザオ。リールも大昔のプラスチックの太鼓リール。

右は私が使用した2.7mの渓流サオ。

渓流サオの方が釣り味が楽しいです。

 

コマセは市販の一番小さなサイズのブロック16分の1の半分。

つまり32分の1。値段は150円。。。。

付け餌は市販の大粒アミの半分も使いません。

サバが大半ですが時折小さなアジも釣れます。

我が家では釣れた魚は食べる事にしているのでこれくらいでおしまい。

今回は圧力鍋でサバの味噌ににする予定です。

美味くできるのかな。。。

小アジはから揚げで酒の肴です。

 

ウキ釣りで5匹も釣れば飽きてしまう私と対照的にしつこく釣る妻。

サビキ釣りはやっぱ面白くないとの事。

釣りは道具がシンプルなほど面白いです。

※ ※ ※ ※ ※

休日の本日は地元の箱根に出かけてきました。

箱根は今がヤマボウシの旬。

山肌がゴマのように白くなっている場所もあります。

イノシシも観光地のすぐ近くを跋扈しています。

 

今日の収穫。

クワの木に寄生したクワキジラミ。

箱根ビジターセンターに隣接した林を散策していて発見。

白いひも状のものが葉っぱからぶら下がっています。

よ~くみたら、変な虫の幼虫がウロウロ動き回っています。

ビジターセンターで名前を教えてもらいました。

クワキジラミ。クワの木の害虫だそうです。

http://mushinavi.com/navi-insect/data-kijirami_kuwa.htm

平地では日中は暑くて散歩にも億劫になってしまいますが、さすがに箱根では気温が20度以下。

爽やかな散歩が楽しめました。 

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父ちゃんの日 母ちゃんの日 と GPS

2014-06-14 15:31:30 | 日記

朝、職場から戻ったら駐車場で息子が車を洗っていました。

今は独立してマンション暮らしですので時々実家に戻るくらいです。

今日は父の日。母の日のプレゼントを忘れたので両方のプレゼントを持ってきました。

我が家では父ちゃんの日 母ちゃんの日です。

数日前は下の孫の2歳の誕生日でした。

妻がケーキを届けたのですがどうもつきたての餅を食べたかったようです。

病院から上の孫を人攫いのように連れてきたのがもう2年前かと感慨深いです。

プレゼントは焼酎とももでした。

 

今日はPCで新しい発見がありました。

山登りで使う国土地理院の地図に緯度と経度と磁北線が引ける事を発見。

今までの「うぉっち地図」からいろんなソフトで緯度経度を入れて山行に持っていったのですが

これで直接最新の地図に緯度経度それに磁北線が引いた地図を利用できるようになりまた。

GPSも高価な物には地図データが入るのですがどうも紙の地図に慣れた者にとっては

これはありがたいです。

GPS機器も緯度経度と高度と目的地の方向と距離の表示が出来ればそれで充分です。

紙の地図から自分の位置は簡単に拾うことが出来ます。

最低限の機能のあるGPSが日本語版が2万2千円前後 英語版が1万5千円前後。

またまた欲しい物が増えてしまいました。

この地図には15秒の範囲でマス目が入っています。

左下の200mのスケールも実際の山行には非常に大切な情報です。

歩いて登る山はこれくらいの詳細情報が必要です。

コースがしっかりしている登山コースを歩く分にはあまり必要ありませんが。。。

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41人の嵐。桂木優

2014-06-12 17:59:40 | 登山

夜勤明けで帰宅したら妻が予定外の勤務で留守。

久しぶりにひとりで図書館に出掛けました。

何気なく手にしたワンゲルガイドブックス 06 南アルプスのワンゲルアーカイブスに

南アルプスの両俣小屋の主人の星美知子さん(桂木優)の「41人の嵐」が載っていた

ので借てきて読んでみました。

1982年8月の台風10号により南アルプスは大打撃を受け、北岳と仙丈ケ岳との間の

両俣小屋は野呂川の洪水により埋没してしまいました。

両俣小屋に避難してきた登山者と小屋番の星さんが仙塩尾根を仙丈ケ岳を北沢峠まで

脱出した記録です。

両俣小屋へ宿泊する登山者層は他よりレベルが高いとはいえよくぞ嵐の三千m峰を越え

たというのが感想です。

この年、私は親になったので非常に記憶に残っています。

その時に生まれた子供が20歳になった時、両俣小屋の星さんを訪ねてきました。

その後、縁があって2度目の再会をはたしましたがここ数年は会っていません。

孫がもうすぐ5歳。

バス停から歩いて行ける体力が出来たので両俣に出掛けようかな。

星さんも私もいつの間にか60代になってしまいました。

20代のキラキラした出会いが懐かしいです。

野呂川の綺麗な流れは今も昔も変わりなさそうです。

 

 

 

コメント (2)
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