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さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

文化の秋…は川柳モード??

2010-09-14 | 川柳に寄せて


今週から、今月いっぱいは
川柳の作句モード。 
ちょっといつもより 色濃く。。。


わたしが 川柳をつくりはじめの頃から参加している、
大先輩・英夫さんの川柳掲示板は
日々 いくつかのお題が、
英夫さんをはじめとする 何人かのお仲間によって更新される。


それを 自分のペースや都合に合わせて だが、
基本的には毎日チェックして
お題に合った句を 考えて投稿する。
掲示板にはないお題(テーマ)の句を、
自分が親句 として投稿することも、たまにある。

ここが、日々のペースで参加する句会。

仕事で 多忙だった頃には
パソコンをひらけないことも多く
句をつくるどころではないことも多かったが、
いまは だいたい毎日、句はできなくとも
見ることはできる。


もうひとつは、月に1回のペースである
(愛知県)豊橋番傘川柳会の 定例の句会。

これは、英夫さんにお誘いをいただいて、
平成20年の9月から 参加しはじめたもので
そろそろ まる2年になる。

もちろん 毎月豊橋まで出かけるわけではなく、
句会当日に まにあうように
句を郵送するかたちでの 参加となる。


当日発表される席題以外の、
課題3つに関して 各3句ずつ、
それから 自分の最近つくった近詠4句の
合計13句を 毎月考えて送ることになる。

いちどだけ、
実際に 参加した句会は
この豊橋番傘の35周年記念大会。 詳しい記事は こちら♪

また 
お仲間のみなさんにもお会いしたいし、
機会にめぐまれれば 出かけたいと考えている。

で、

その 日々と月々の投稿に加えて、
全国規模で
今月15日 投稿締め切り の大会と
今月末 投稿締め切り の大会があって、

  (秋は そういうシーズンなのかな) 

初参加してみようと、
あらたな課題を 自分にあたえてみたところなのだ。


川柳経験の長い 先輩がたには
毎年 予定に入っているであろう地方・全国規模での
川柳大会は かなり数が多く、
その課題を すべてこなし 出かけていくだけでも
たいへんなことだと思う。

わたしは こんなにさかんに大会がおこなわれていることも
知らなかったし、
自分が それに参加することになるとも想像しなかったが、

よい句にふれ、
よい句をつくられるかたたちにふれあえることは
とても こころときめく、しあわせな経験だ 


それで、
入選とか おそれおおいことはもちろん考えず、
つたない句で はずかしいわと思いつつも、

   参加することに意義が。。。

   ナントカも山のにぎわい。。。

のつもりで、数のひとりとして
参加してみようと思いたったのだ。

とにかく投稿して 参加者のひとりになれば、
後日 その大会の句集がいただけるし 


でも これが。。。

どうせ 投稿するなら、
とりあえず 自分も気に入ったといえるような
愛着のある句を送りたいけれど、

どうも 
句づくりの方向としての
発想・着眼というか 視点というか 考える角度が
変わりばえしなくて、
表現も はばがなく…

自分の 人間的知識とか感性、経験、表現力のとぼしさを
思い知らされる。

そして、

そうか、川柳って
そういうの すべてが 集約されたものなんだわと
思いいたる。

なにも 知識さえあれば、いい句ができるわけではないし、

気づきがなければ 句はうまれないが、
それをどう表現するかにも
共感してもらえるか あっと言わせるか、くすっと笑ってもらえるか。。。

の、生き生きした句になるかどうかが かかってくる。

時間をかけて、悩みとおしてできた句よりも
ふっと思いついてうまれでた句を ほめられたりもする。

ぎゃくに、

その思いつきを もっと表現ゆたかにできたらよかったのに
と いうこともある。


とても むずかしい。

でも、おもしろいのよね。。。


自分が いいと感じる句にであえたときの感動は
なんど味わっても いい。

いつか 自分も、自分のことばで
こんな句を…

と、夢みてしまう。

人生を さらに深く味わいながら生きようと

ひとと、自然のありようを深くみつめて生きたいと、

あらためて 思う。


今朝、あす締め切りの 句の郵送をすませた。 (遅っ ぎりぎり 

今週中に到着しなければいけない
豊橋番傘の 定例句会の句も、
今日じゅうには 投函できそうだ。

あとは、今月末締め切りのぶん…


それがすんだら、

今度は 歌 モードかな??

文化の秋、芸術の秋  

もちろん 食欲と新酒の秋も 満喫するつもりの
わたしです   

ようやく 涼しくなってくれそうで、ほっ としますね 
   


 
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はじめての句会

2010-06-09 | 川柳に寄せて


5月の末の土曜日、
はじめて 句会に参加しました。

「豊橋番傘川柳会35周年記念大会」

という 川柳大会です。


知る人ぞ知る!?
極度の方向音痴で 旅慣れないこのわたしが、

なんと! 愛知県の豊橋まで 新幹線でひとり旅。

といっても、日帰りでしたが… 


本当は、

句会の前後 どちらかの1日くらいお泊りして
せっかく はじめて訪れる町である、
豊橋の空気に ゆっくりふれたかったのですが、
前夜にも 句会当日夜にも
地元での はずせない予定(どちらも歌関係)があり、
断念したのでした。。。

句会後の懇親会にも 参加できず、
なごり惜しく 会場をあとにしました。

初の対面を果たした川柳のお仲間さんと
もっとゆっくりお話したかったのですが、
残念。


でも またきっと機会があると思うので、
その日を楽しみに待つことにします。


さて、句会デビューのわたしは ドキドキ。

慣れない新幹線に酔った??のか、
気分がわるくなり、

出発した新大阪から約1時間後、
名古屋で なんとかのぞみからこだまにのりかえたものの、
豊橋駅に着くなり トイレで下し、吐く始末。

 (前夜のお酒のせいも すこしはあったかも??)


慣れない はじめての場所で
はじめてお会いする方たちと、
これまた こころえのない はじめての句会。。。

  わたし、会場で 句会が終わるまでもつのかしらん…

とても 心細くなりました 


すこし落ちついてから 駅の改札を出ると、

豊橋番傘の 旗を持ったかたが案内に来て下さっています。


  「あのっ 大阪から来ました! お世話になりますっ」

  「遠いところから ようこそ。

   下へおりると、また案内の者がおりますから、
   その階段から どうぞ」


と 親切に教えていただき、下へ。


そこでも また旗を持った番傘のかたがおられ、
会場である ホテルまでの道を 教えて下さいました。

駅からすぐそこではあるのですが、
土地に慣れない者は(それでなくてもわたしは)
どっち向いて行くやら 危険きわまりない…ので、

ちょうど そこでお会いした、
おなじく句会参加のかたと
ご一緒させていただくことにして、
ぶじ 会場へ到着。


気分も すこしおさまったようです。 ホッ。


句会会場の受付には、

わたしが川柳をはじめたときからずっと
川柳掲示板でお世話になっている管理人さんであり、

この豊橋番傘に誘って下さったかたでもある
英夫さんがいて下さり、

わたしとおなじく 掲示板に句を投稿されているお仲間の
艸花(そうか)さん ミチコさんがおられる席に
案内して下さいました。


2005年5月から 
英夫さんの川柳掲示板に おじゃまするようになって
ちょうど5年。

英夫さんにも、艸花さん、ミチコさんにも
お会いするのは はじめてです。


でも 不思議なものです。

毎日のように 句でお目にかかっているせいか、
なんとなく こんなかたかな と想像していたとおりで
はじめて お会いするとは思えない安心感がありました。


川柳は 実体験ばかりではなく
創作や想像、なんでもあり ですが、
なんとなく その人の内面…感性や 人となりを
映し出すのかも知れません。


席をおとなりにして下さっていた
艸花さん ミチコさんとは すぐにうちとけて、
お話が はずみました。

それだけでも、
思いきって えいやー  でやって来てよかったなあと
思いましたが、

句会そのものが これまた楽しいもので、
時間が あっというまでした。

句会って こんなふうに進行するんだ…

というのも 実際に参加してみなければ、
なかなか イメージできるものではありませんでしたし。

たくさんの句会経験をされている艸花さんに
手順をいちから教えていただいたおかげで、
句の提出も スムーズにできました。


ところで、

事前に英夫さんがメールで

  「高齢のかたが多いけれど、
   ビックリしないで下さいね」

と 知らせて下さっていたのですが、

会場をつつむ空気の 活気のあること 


仕事がら、病院で お年寄りに接していても

けっして 年齢イコール老い(若さ) ではない、
そして 病気があっても 気持ちまで病んでいるとはかぎらない、
むしろ こちらがパワーをいただくこともある。。。

と 実感していたわたしですが、

ここへ来て、

川柳という、
五七五の短詩型の表現のなかに
自然や 人間や 人生を詠みこもうとすることに
おもしろさを感じて、
それを追い続けている人たちの空気に

とても 若々しく活気のある、
このましいものを感じました。


川柳の、なんと楽しくて深いこと 

という実感をあらたにし、

としをとっても ここにいる人たちの感性は老いることはない、

わたしも そうでありたい

と 思いました。


それにしても、

声楽も 川柳も

  これを一生の趣味にしよう!

なんて 意気込んではじめたわけではないのに、

気がついたら 続けていて…


楽しいばかりではなくて、
苦しいと思うこともしょっちゅうあるのに、
やめられなくなっていて…


すきなこと というのは、
そんなものなのかな と思います。

なにかの事情で できなくなる時期があっても、
できる状況が戻れば 
またふたたびはじめてしまうような…。


これからも、

どちらも 気負わずに、自然体で
(でも できる努力はして)

続けたいものです。


つたなくても、
こころを伝えられるような
自分なりの表現をめざして 







  
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であいから、はや3年

2008-09-26 | 川柳に寄せて


はやいものだ。 もう3年が過ぎたなんて。


何が かというと、
見よう見まね 人マネで
川柳の何たるか も知らないままに
私が 川柳をつくりはじめてから。


きっかけについては、

2005年5月15日の記事 に詳しい。


もう いくつくらい つくったんだろう。


数えるのがシンドイほどたまってきたのだが、
正確に 数えたことは ない。


ほとんど整理もできず 書きためてあるだけの
その川柳たちを、
テーマ別にして 手直しもしたりして
すこしずつアップしているのが

もうひとつのブログ。。。 

さくら・川柳の部屋 です。



とはいっても、

ずっと毎日 コンスタントに句がつくれていたわけではない。


実際、それどころではない日々もあったし、
いざ つくろうとしても
何も浮かんでこないことも多かった。


何かにとり憑かれたように、
集中して 句や 写真川柳をつくり続ける日があるかと思えば、

何日も、何週間も つくれなかったり

つくれたとしても、
なんだか いまひとつだなあ~と思うものばかりだったり、


私のバイオリズムの波の激しさ
振幅の大きさ とおなじで、
ペースは まったく一定しない。


でも不思議と、

  もう にどとつくらないだろうな とか

  やめよう 

とか思うことは なかった。


むしろ、

  マイペースでもいいから
  できないときが続いてもいいから、
  息ながく ほそぼそとでも続けよう

  やめてしまうことだけは 考えずにいよう


という思い だけはいつも変わらなかった。


きっと この表現形式が すきなのだろう。


そして、

おなじように 川柳を友としている先輩や お仲間さんたちが
人間的魅力に あふれているからだろう。


あったことは ないけれど
句づくり というものが
より 内面的な作業であり 表現であるせいか、

なんとなく 句に表れる
その人となりのイメージがあって、
もう 何年も前から知っているような気がする。


つくりはじめてまもない頃、


  ”あなたの句、ここをこうしたら もっとよくなるのに
   ここが残念!”


と、何人かのかたに さりげなくメールをいただいたりもしたし、


今でも
  

  ”ここのこの言葉の使いかたは おかしいよ”


  ”言葉の順序を こう変えてみたら…”



などなど、掲示板で添削指導をいただいたりしている。


ときには 


  ”この句 いいね”


と、ほめていただいたりして、うれしくなる。


いいねとほめるのはともかく、


ひとに 


  ”これをもっとこうしたら”


と伝えるのは けっしてかんたんなことではないはずなのに、


  (とても 言葉に気をつかうだろうし、
   エネルギーが要る と思う。

   まして、身近で顔をみて話しているのではなく
   あったこともない相手になら なおさらだろう)


それでも 

その一句一句がよりよいものになるようにと、

あえて 伝えて下さることが、

どんなにか ありがたい。


川柳も 歌をうたうことも、

へたでも続いているのは、自然に続けていられるのは

ただ すきだから…なのだろう。


  もっと うまくなりたいな

  そしたらもっと 楽しいだろうな


私にあるのは その思いだけなんだろうと思う。


すきなことでないと…続かないんですね、私はきっと 



ともあれ、


川柳も 歌も すえながいおつきあいになるようにがんばりたいです。


 





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仲間の川柳…HPのご縁つながり

2005-05-15 | 川柳に寄せて

つい最近、

ひでおさん の 「仲間の川柳」 というHPで

川柳づくり&鑑賞のお仲間に
入れて いただいた。 


五七五七七 の 短歌形式では
今まで ちょくちょくつくったことがあったのだが

川柳は まったく経験なし。。。


おっかなびっくり ながら、

  せーの! 

で つくりはじめた。


きっかけは、私が ちょくちょく遊びに行かせていただく

浮浪草さん のHP

「浮浪草の気吹」(はぐれそうのいぶき)

の 掲示板でみた、

浮浪草さんの写真と 花梨さんの川柳の ペアリング。


イメージのひろがる
その写真と 言葉のくみあわせに 感激して
しばし みとれた。

そして、

花梨さんのページ さらにそこから 
ひでおさんのページ をたずねて
たくさんの川柳&写真川柳を 拝見しているうち

  私も つくってみたい…! 


というきもちが フツフツと。。。


  でも、むずかしそう!
  
  五七五七七 でしか つくったことがない私は
  思いや 風景を 五七五 に込めようとすると
  はみだしてしまいそうで…

躊躇していたら、花梨さんが 

  ぜひ つくってみましょうよ♪

と さそって下さった 

そして チャレ~ンジ♪ 


むずかしいけれど、言葉をつむぐことは
とても 楽しい。

お仲間の方々の 作品を読ませていただくのも
とても 楽しい。

拙いながら私も 
みなさんが 出される「お題」の句を考えることと 
読むことが 楽しい日課となった。

そうこうしているうち、
私も 写真に 自分の句を
のせてみたくなった。

はじめは、
誰にもメイワクがかからないように
自分の撮った写真だけを 使おう
と 考えたのだが

なにぶん 数が限られていて
すぐに 尽きてしまいそう!…

そこで、あつかましいとは思いつつ

いつも 素敵な写真をみせていただき
あこがれている

「花の庵」の さなえさん

そして

浮浪草さん に 

  写真を 使わせてほしいのですが…

と  した。


おふたりとも OK との
やさしいお返事。

感激したさくらは、

今まで やったことのない作業をマスターするために

がぜん はりきりだす。

。。。必要なソフトを インストールしてもらい、
使い方を 教わる。

(全面的な協力者は
 いつものように、夫 と 弟) アリガト


できあがってみると、 あら不思議!

きれいな写真にのせてもらって

私の句も なんだかうれしそう…


いまだ お会いしたことのない
HPでおつきあいしていただいている方々の
ご縁つながりで

うれしい であいや

あらたな 楽しみをいただき

感謝して おります♪

仲間の川柳…(2008年の今は「川柳の楽しみ」となっています)

興味のあるかたは のぞいてみて下さいね。

投稿も もちろん大歓迎!
みなさん 親切に 教えて下さいますよ 


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