坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選し、2017年本選でも再選致しました。議会ホーコクや日々のことを発信しています

行政視察:福島県郡山市

2018-01-24 | 行財政改革調査特別委員会

視察2日目は福島県郡山市。
業務カイゼンへの取組「郡山市STANDARD」について伺う。


各課の庶務事務に携わる職員の声を聞き、今まで言えなかったことをカタチにしていったとのことです。

 

たとえば、文書関係業務の目指すべき姿は
・文書関係業務全体の”件数”の減少
・文書関係業務の1件当たりの”処理時間”の減少

目指すべき姿になるための約束(手法)
1)照会等の必要性を検討しましょう
2)わかりにくい照会等になっていないかを確認しましょう
3)所属宛てのメールの数を少なくしましょう
4)メール等を送る際は、主管課を経由させないようにしましょう
5)送付の際は、アウトライン(概要)により簡潔に伝えましょう。
6)該当がなければ、回答不要としましょう
7)添書をつけずに回答しましょう

ということで、特段困難なことを掲げている訳ではありません。当たり前に思えることですが、それを改めて共有して、「約束」としてのくくりをもち、共通認識のもと取り組んでいる点が参考になりました。具体的な取組をご紹介いただけたので、庶務事務の整理が業務改善につながるという理解が進みました。


(議会がある階に設置されていたラックには、会派ニュースも置いてありました。いい取組)

議員定数は38で、うち女性議員は4名。(小金井市議会は議員定数24で、女性議員は10名)

採決もボタンで行う、というハイテク。(小金井市議会は起立採決で、採決の際は議会事務局が目視で確認)

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行政視察:岩手県北上市

2018-01-23 | 行財政改革調査特別委員会

岩手県北上市は、
「きたかみPing!Pong!Pang!運動」
「政策評価・事務事業評価について」の2項目についてお話を伺う。

(北上市も昨日までは積雪なかったとのこと。まとまって降るのは久しぶりと聞きました)
北上市議会、定数は26で女性議員は5名。


◆「きたかみPing!Pong!Pang!運動」について

業務改善という言葉ではなく、親しみやすいように「Ping!Pong!Pang!」という愛称やシンボルマークを活用。

 

 

 各職員が、主体性を持って、取り組むことを目的としており、実際9割以上の職員が実践を意識しているとの調査結果もでているとのこと。この”意識改革”が一番要になるのではないかと感じています。

 ご参考までに。2012年の全庁改善普及運動を2件紹介。
「どこからでも分かるよ 内線番号」この取り組みは今でも定着している、と


29日(ふくひ)は「拭く日」は、現在も習慣が残っている部署もあるという。

 

現状では、マンネリ感やネタ切れ感が出てきているとのことから、研修を実施したり、発表会の簡素化など工夫を凝らしているとのこと。

◆「政策評価・事務事業評価について」

1991年の合併後、定員適正化、組織機構見直し、補助金・負担金見直しの取組が進む中、行政評価を導入。現行業務の棚卸から始め、事務事業評価シートを導入しているとのお話し。導入時は、職員からの問い合わせ等対応が大変だったようですが、簡素化も進み定着してきているとのこと。
 

 2時間で2項目でしたので、やや駆け足ながら、丁寧にご説明いただきました。ありがとうございました。

副委員長ですので、最後のお礼のご挨拶。写真は岸田委員が撮ってくださいました。)


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11月4日 行財政改革調査特別委員会

2016-11-04 | 行財政改革調査特別委員会

行革、でした。10~16時頃まで。

前回の行革で資料要求をしていたものがありまして、担当部局の方に提出していただきました。

「近隣市における公立保育園民設民営化までの流れ」 

私は主に小金井での今後の予定を知りたかった(…これまでに口頭での説明はあったけれど、紙ベースになっていなかったため)。

そもそも。子どもに関わることを行財政改革の視点でみていかなかればならない…ということがストンと落ちないんですけど。


小金井市の今後の主な流れ(※現段階での予定)

(平成29年度)
・民営化に係る方針の検討
・保護者への説明
・(仮称)事業者選定基準策定委員会の設置

(平成30年度)
・事業者選定基準の策定、公募及び選定
・(仮称)三者協議会の設置
・引継ぎ準備

(平成31年度)
・引き継ぎ・共同保育の実施

(平成32年度)
・委託開始
・第三者評価による検証

(平成33年度)
・委託継続

(平成34年度)
・完全移行 

 

 気になったのは「保護者への説明」。説明会とは書いていないし、平成29年度にしか書いていない。この間、小金井市が言うところの”ていねいな説明”と私が思うところのそれが一致しないことがあったので、この「保護者への説明」について質問。「具体的な形態は決まっていない。説明会も想定している」旨の答弁でした…。
 引き続き、注目していきたいと思っています。

 

 ところで、6施設複合化プロジェクトや今後の庁舎建設についても質問が重なりましたが、なぜか、なぜなのか市長が答弁せず、副市長が答える。なぜ?

 副市長が答えてもいいんだけど、市長公約だったわけですから(ご本人は6施設複合化案は公約でないとしているけれど)、市長が答えるべき場面じゃないのかな。



  

 

 

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行革視察/「人物重視の採用制度について」兵庫県明石市

2016-01-26 | 行財政改革調査特別委員会
行革(行財政改革調査特別委員会)の視察2日目は兵庫県明石市へ。「人物重視の採用制度について」。

<採用制度における課題>
1)H18年まで、年々減少傾向にあった受験者数。
2)採用1,2年後にメンタル疾患になる者がいた
3)合格者は「真面目で勤勉」であるが「チャレンジ精神やバイタリティ」に欠ける傾向がみられた。

<教養試験・専門試験廃止について>
1)内部でも、特に法律知識の問題について見直しの意見もあったが、結果として人物重視を選択した
2)合格者に対して、H19から任期付きで職員として採用している弁護士による法務研修を行っている

<人物重視の取り組み>
1)面接や集団討論をそれぞれ2回行う。面接者も市職員や、民間コンサル会社にも入ってもらっている。合格者からは民間企業の面接より厳しかったとの声もある。
2)面接官の養成研修も民間講師に依頼して行っている

<結果>
1)大卒事務職受験者数。見直し時、前年比の2倍以上になるなど、大幅増。H22度は15名程度の募集に対し754名の応募。
2)メンタル疾患はゼロではないが、減少した。
3)従来の制度で採用した職員も活発に意見を言うようになった


 採用制度変更も応募者が増えた一因だと思いますが、このポスターの影響も大きいと思います。


 


 パッとみたところ、市役所が出している広告だと思えないのですが、アイディア・キャッチフレーズ・写真・デザイン含め、外注することなく職員の方が作成したとのこと。

キャッチフレーズは時々で変えているそうで、少し調べただけでも
「見つけタイ!明石を変える出世魚」
「とびっきりの新鮮力、探しています!」
「イキのいいの探しています!」
「採用ハンター、もう出動」
と、瀬戸内海に面し、自然豊かな明石の魅力とひっかけたキャッチフレーズが多くみられる。
 
同時にわかったのはポスターの写真をtwitterやFacebookにあげている人も多いということ。「魅せ方」を考える。というのも大切

 
 

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行革視察/「保険窓口のアウトソーシングについて」@大阪府池田市

2016-01-25 | 行財政改革調査特別委員会

 行財政改革調査特別委員会の行政視察に来ています。「初めての視察」です。本日は大阪府池田市「保険窓口のアウトソーシングについて」。





 
 事前に調べてみたら、足立区の窓口業務委託で、「偽装請負」(受注側の職員が委託先の職員に指揮命令を出すこと)が問題になり、東京労働局が是正勧告を出していたこと、そして、池田市では2007年に市長が所信表明で「総合窓口設置」に言及したことにより、2011年、各種証明書・戸籍にかかわる業務等の委託を開始していたことを知る。

 業務改善の声が現場からも出て、市長も引き続き力をいれているため、、2014年には、保険窓口業務(国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療保険の受けつけ・システム入力など)の委託を開始。目的は来庁者の待ち時間短縮と、業務量増加・複雑化により非常勤職員への依存が増え、安定した市民サービスの提供に不安があったからとのこと。

 2012年の検討会議・ワーキングチーム発足→プロポーサルでの業者選定→2か月かけての引き継ぎ…と、委託開始まで2年6か月をかけているところは丁寧に進めていると思いました。

 結果、課題は解消され、年間400万円ほどの経費削減にもなったとのこと(特に残業代は委託前の1/3に)。過重労働がなくなり、職場の雰囲気も良くなっているという。

◆国保滞納や、高額医療費など個人情報にかかわることなので、どのような配慮がされているのか気になっていたんですが、
 →プライバシーマーク(日本工業規格JIS。個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を認定)や、ISO27001(組織が保有する情報にかかわるさまざまなリスクを適切に管理し、組織の価値向上をもたらす国際規格)取得を条件にしたところ、だいぶ業者が絞られたとのこと。保険分野に強い業者がいたからできたことだとも思う。さらに、機密保持誓約書も取り交わしているとのこと。

◆市民とのかかわりを持つ場でもあり、ニーズをくみ取る場でもある窓口業務を委託すると、市職員の知識やモチベーションがさがるのではないかと思ったけれど、
→窓口業務全面委託ではなく、時間がかかる業務などは引き続き市職員が対応している。

◆偽装請負とならないように…
→何かあったときは課長職と委託先のリーダーでやり取りをし、仕事場はパーテーションで区切ることで対応している。
 どこかの窓口が混雑していても、市の縦割り行政だと他の担当職員が応援に行くことなどできなかったが、窓口の配置変えと受託側の職員がそれぞれの業務を把握していることで、柔軟に対応できるようになったとのこと。

 と。簡単ではありますが、今日の報告。明日は兵庫県明石市。「人物重視の新卒採用制度について」。
 

視察とは直接関係ないですが、市役所前にあった、「池田市民の想い 核兵器のない世界」のオブジェ




子どもたちの安全を守るために設置されたであろう「きんきゅうつうほう」



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