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坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2025年市議選を経て4期目となりました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

【はけと野川をこわす道路】8月に5箇所ていどで市民説明会!市長が、9月議会で市のアクションについて説明。

2025-06-13 | 2024年第2回定例会

市議会は建設環境委員会。

”はけと野川をこわす都市計画道路”について要点をまとめました。

市長報告の撤回の際には「再整理が必要」と白井市長は言っていました。以降、およそ3ヶ月が経ったところですが、整理できていないようです。「市民説明会を経て、2025年第3回定例会で今後の対応について説明します」と発言がありました。


さて。市民説明会の開催は、議会や市民からの要望書が提出されていました。8月に開催するようですが、これがまた。

 

”はけと野川をこわす道路”や市長報告をめぐる一連のことだけではなく、市施行路線の選定も一緒の説明会とのこと”はけと野川をこわす道路”については、これまでの説明をするのみで、今後のことは示さないそうです。
あと、白井市長は、スケジュール的に&説明内容が重複するところもあるので市施行路線の選定も含めた説明会と説明していますが、坂井は、別にすべきと考え、その旨発言もしました。事柄の性質が違いすぎます。


さて。市民説明会後の第3回定例会(9月議会)で示すと白井市長は言っていますが、9月議会は1ヶ月を超える長丁場の議会です。坂井が、9月議会のいつどこで示すのかを問うと、

「市のアクションについて説明する必要がある。建設環境委員会ではない場を想定した方が良い。建設環境委員会で終わるものではないという気がしている」と答弁しました。坂井の解釈ですが、重要な報告をすると言っているようなものです。

白井市長は、これまでに、市としてアクションを行うために、「検証」を行ってきました。9月定例会までに予定されているのは「市民説明会」のみです。課題となっている環境に関する専門家の意見聴取の取り扱い等についてどう整理するのでしょう。白井市長は別の場面で、「第3回定例会で総合的判断ができるかどうか、明言できない」とも答弁していました。


この日の建設環境委員会の一番のポイントは、白井市長が、個人的な見解を述べたことです。市長報告の撤回の際に、撤回していた個人的見解を述べました。

坂井が6月9日の一般質問で、「白井市長として発言できることはあるか?」と質問した時には「今日時点においては特にございません」と発言してましたが、13日、河野議員が「現時点での市長の個人的な見解は?」と問うと、発言がありました。
白井市長の答弁は、とてもトリッキーです。議会にいる者として許容しがたいものでもあります。白井亨さんもこういう答弁をする市長になったんだという想いです。


道路に関して提出されていた「建設環境委員会において3•4•11号線問題を継続的に調査することを求める陳情書」は保留となりましたので、予備日の建設環境委員会で議題になります。


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【おそらく地方議会で2番目!!】第7次エネ基に対する意見書可決!

2024-06-22 | 2024年第2回定例会

6月議会では、坂井が起案した「1.5度目標達成のため先進国としての責任も踏まえた第7次エネルギー基本計画を市民参加で策定することを求める意見書」が賛成多数で可決しました。

 

 

意見書全文は🐔ここ🐔(坂井公式HP内)から

坂井調べですが、第7次エネルギー基本計画に関する意見書を可決したのは、小金井市議会が全国で2番目!のようです(1番目は、埼玉県吉川市議会)。

 


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直接請求&市民参加条例をめぐる経緯を一般質問で取り上げたら、議員人生でTOP3に入るくらい渾身の本人提出資料になった件。

2024-06-14 | 2024年第2回定例会

坂井の一般質問。今回は4項目取り上げました。ひとつずつ振り返ります。

🐤「小金井平和の日条例」制定から10年。 今こそ平和事業の拡充を。
🐤 新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。
🐤 再生可能エネルギー 100%電力の拡大を。
🐤 直接請求・市民請求による市民投票は、市民が行使できる直接民主主義の権利!




🐤 直接請求・市民請求による市民投票は、市民が行使できる直接民主主義の権利!
小金井市議会YouTubeは🐔ここ🐔から 

市民の方に、庁舎建設の進捗や直接請求ってなんなの?小金井市の市民参加条例もあったよね。何がどう違うの?などなどお問い合わせをいただくことが増えています。個別に対応してはいるものの、改めて確認することにしました。
*全体的に、複雑めで分かりにくいかもしれません。

 

地方自治法第74条の規定に基づく、条例の制定、改廃の請求とは・・
→直接請求により、個別の条例制定手続による市民投票を求める場合において、選挙権を有する者の1/50以上の連署をもって、当該普通地方公共団体の長に個別の条例の制定を請求することができる。市議会での審議のうえ、可決した場合、当該条例に基づき市民投票を実施。市議会がこれを否決した場合には、市民投票は実施できない。

小金井市市民参加条例第18条の規定に基づく市民投票とは・・
投票資格者の 13/100以上の連署をもって請求があれば、市政の重要事項について、当該条例に基づき、市民投票を実施しなければならないと定めている。
なお、地方自治法第74条の規定に基づく請求、小金井市市民参加条例第18条の規定に基づく実施は、ともにそれぞれ例外事項について定めている。


市民参加条例制定、改正案の提案から可決までの経過は・・
→2003年第1回定例会にて、市民の市政への参加及び協働についての必要事項を定めるとともに、多様な市民の意見を市政にいかし、市民本位の市政運営を推進するため、小金井市市民参加条例案を提出したもので、第2回定例会で修正可決。

改正は2回行われている。
1回目は2009年第1回定例会に議員提案で小金井市市民参加条例の一部を改正する条例が提案された。内容は、住民投票の投票資格者の範囲を明らかにすること、及び、一定数以上の投票資格者から住民投票の実施請求があった場合には、住民投票の実施を市長に義務付けるもので、本議員案は賛成多数で可決となった。
その後、第2回臨時会にて、当該条例案が可決されたことに異議があるとし、市長が再議に付したところ、賛成が、議長を含む出席議員の2/3に達せず、第1回定例会の議決のとおり決定する採決は否決となり、再度の議員提案で、小金井市市民参加条例の一部を改正する条例が提案され、全会一致で可決されました。

2回目の改正は、2012年第2回定例会において、「外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」の可決に伴うもの。


これまでに条例第18条に基づく市民投票が実施されたことは?
→ございません。

ということで、以上が、市の答弁の概要。

以下、改めてのこともありますが、過去を調べていてとても興味深かったので坂井調べ&坂井の見解。

「市民からの請求による市民投票」を規定している市民参加条例を評価。
2004年、『市政の主役は市民です。』という前文で始まる「小金井市市民参加条例」が施行されました。その後2009年には、議員提案の「市民からの請求による市民投票」を規定した改正案が施行され15年が経過。地方自治の基本である間接民主主義、市民が行使できる権利の定めがある条例を評価しています

個別の条例制定手続きによる市民投票は、市民による請求のほか、議員提案、市長提案もできる。
小金井市のホームページにも掲載されていますが、3つの方法があります。

1)市民からの請求で、選挙権を有する者の1/50以上の連署
2)議員からの提案 小金井市議会だと2人の議員で条例案を提案できる
3)市長が個別の条例を提案

 

坂井提出資料「直接請求 市民参加条例をめぐる動き」 
市民参加条例に、市民投票が盛り込まれたことのは議員提案だったということ。議員提案に対して、他の議員が修正案を提案するなどの動きもあったこと。議会が改正した市民参加条例を、
市長が再議に付し、一度可決した条例は成立しなくなったこと。特に2009年の動きは、市議会議員選挙の直前まで、臨時会が開かれていて、市民参加条例を可決したなど、目まぐるしい。。。。

ということで。会議録や議会図書室にある過去の議案などの資料を見ていくと、過去の経緯がとても興味深かったため、本人提出資料にまとめました。坂井がこれまでに提出した本人提出資料でTOP3に入るくらいの渾身の資料です。
PDFデータは坂井公式ホームページ内にアップしました→🐔ここ🐔

ということで。小金井市のこれまでにおいては、
◆2000年以降、直接請求が成立した4回全てにおいて、市長は反対の意見を付して議会に条例を提案し、議会は条例を否決。うち3回は、議会は決議を可決し、議会意思を示してきた。
◆市民参加条例にある市民投票は一度も事例がない。

一般質問も、もう少し時間かけて細かめにやってもよかったかも、、とも思っていたくらいなので、ブログにも書ききれないのですが。

坂井としては、
地方自治の基本である間接民主主義、市民が行使できる権利の定めがある条例を評価していますし、基本的なスタンスとして、市民の直接参政権の行使を尊重しています。市民参加条例による市民投票が一度もないという一因には、”13%の投票資格者の署名"というのが、高い設定になっているのではないか、、という見解に至っています(2016年、これを10%にする議員提案は否決されているんですが)

 


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”はけと野川をこわす都市計画道路”の検証について資料が提出されたけれども・・・

2024-06-11 | 2024年第2回定例会

市議会は建設環境委員会。



資料「優先整備路線の検証について」をアップしました🐔ここ🐔から(坂井公式ホームページへ)。
差し替えがありまして、検証の表など3ページ、4ページ部分が追加されました。

■ 本日の建設環境委員会のYouTubeは🐔ここ🐔か(小金井市議会YouTube)

■参考にしたという岐阜県の資料「岐阜県都市計画道路の見直し方針」は🐔ここ🐔(岐阜県ホームページ)


坂井的には、、、
スケジュール通りに検証を終えることができるのか・・・全体的に、未定のことが多すぎて心配すぎます。今回の資料で出てきた工程表は、当初予算の審査の時に、提案されていてもよかったくらい。


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新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。

2024-06-07 | 2024年第2回定例会

坂井の一般質問。今回は4項目取り上げました。ひとつずつ振り返ります。

🐤「小金井平和の日条例」制定から10年。 今こそ平和事業の拡充を。
🐤 新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。
🐤 再生可能エネルギー 100%電力の拡大を。
🐤 直接請求・市民請求による市民投票は、市民が行使できる直接民主主義の権利!

 

🐤 新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。

小金井市議会YouTubeは
🐔ここ🐔から 

1965年竣工、耐用年数50年の市役所本庁舎は今年で築59年となります。

 

災害発生時に災害対策本部を設置することになっている本庁舎は、直ちに倒壊する危険は低いものの、新庁舎に移るまでの維持は必須です。年を重ねるごとに不具合が増えており、懸念してます。近年の不具合の状況を確認しました。

提出していただいた資料→市役所本庁舎における主な修繕状況 (←坂井ホームページ内)

 

修繕の方法は3段階!

現状・・・
1)まずは管財課の職員が現状を確認し、対応できるものはその場対応
2)職員では難しい場合、市が設備管理を委託している会社の社員1名か確認し、対応できるものは対応
3)それでも難しい場合、専門業者に依頼

坂井的には…
タイルの張り替えや雨漏りの初期対応も職員が行ってくださっているのが現状。本来、生じえない状況にご対応いただいている職員の方には感謝です。ありがとうございます。

 

近年増えているのは「水回り」の修繕

現状・・・
特に排水管は、クダを通過する様々な汚物が経年により付着し、破損しやすくなる。管財課の職員が、洗剤を注入するなど清掃に努めている。今後も排水管の劣化は避けられない。新庁舎の移転時期が決まっているので、新しいものに取り換えることには慎重にならざるを得ない。

坂井的にも…
懸念しています。2年ほど前の4階の給湯室は、洗い場の水が排水できず、給湯室床に水たまりが出現しては水がひき、また水たまりが発生し…を繰り返していました。2022年の12月末の議会終了後、、、コップを洗いに給湯室に、電気を付けずに入ったら、見事に水たまりにハマりました。水がひかないので、職員にお伝えして、「水たまり注意」の張り紙をしました。その後、水たまりは出現していませんが、2023年12月末には、給湯室前のタイルが剥がれていて、古布と「水もれ発生中。転倒注意」の張り紙がされていたこともありました。

 

「タイル」の剥がれは、管財課職員と施設管理の方で対応

現状・・・
2023年度は特に、3階廊下や会議室の一部で床タイルの剥がれが目立ったので、管財課職員と施設管理の方で対応した。引き続き、このような方法で対応していく。

 

台風や大雨で、雨水が流入する「サッシ」

現状・・・ 
サッシも劣化が激しく、 台風や大雨が来るとサッシから雨水が流入する。事前に大雨が想定される場合には、流入を防ぐため、前もって職員が対応をしている。窓枠を含めたサッシの交換は高額になることが想定されるので、今後の劣化状況を注視しつつ、雨水等の流入を防ぐためのより効果的な対応策を検討していきたい。

 

 

坂井的には…
より効果的な方法ってなんだろうと思いながらも。サッシはその通りで、本会議場の窓、サッシ にも新聞紙が置いてあります。私がいる会派控え室も雨が強い時には、水が入ってくるので常に新聞紙を常備。この前は、新聞紙が床に落ちているところに、ゲリラ豪雨がきて、水が入っている様子が目視でもよくわかりました。最初は驚きましたが、自分で対応できるので、こういうものとして対応しています。

 

原因特定が困難な「雨漏り」は年に1、2回ていど

現状・・・
年間で1、2件程度だけど、台風や大雨が原因による屋上や外壁の亀裂などが原因と思われる雨漏りがあった。雨漏りがあった場合、雑巾やバケツなどを使い、床に広がらないよう、職員等で初期対応はしている。現段階では、雨漏りの現象が「年に1、2回程度」なので設備管理会社も「雨漏りの原因特定することは非常に難しいのではないか」と言っていたとのこと。

坂井的には…
雨漏り、年に1、2回程度なので原因特定は困難とはいえ、1、2回は起きているのが現状です。この前、考え事しながら本庁舎階段をのぼっていたら、4階を通り越してしまいまして…、4階と5階の踊り場に、古布があることに気がつきました。落ちてるのではなくて、置いてあるぞー。と思って上を見上げたら、亀裂があって、水が壁をつたって落ちた跡もある。雨漏り対応。。。 

亀裂かぁ。と思って本庁舎の壁や天井を見ていると、何箇所もあることに気がつきました。。

 

総じて。

小金井市として・・
今後については、新庁舎への移転時期を見据えつつ、来庁者に対する安全確保や、職員の快適な職場環境を維持するためにも、設備管理の委託業者と連携しながら、必要と判断した修繕につきましては 適切に実施してまいりたい。

坂井的には…
近年の不具合で衝撃的だったのが、2022年8月1日の深夜、市役所本庁舎1階男子トイレの天井ボードの一部分が崩落したということ。7月31日が日曜日で、発生時刻も深夜だったので、人的被害が出なくて本当によかった。職員のみならず市民利用もあるので、平日の日中に崩落しなくてよかったです。

 

本庁舎の大規模改修についてはこれまでにも質問や答弁がありまして、2016年当時の試算では、6.5億円でした。社会情勢の変化も踏まえると、2023年6月時点ではおよそ10億円になるのではないかと考えている、とのご答弁もあったところです。
新庁舎竣工までおよそ4年。あと4年は、何とか建物として耐えていただきたいです。大切に使っていきたい。

 

 

 


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