坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

【予算の賛成討論掲載】2019年度予算は可決~坂井は議員になって初めて当初予算に賛成。

2019-03-26 | 市議会(2019年)

 最終日は、久しぶりに日をまたぐ会議となり、AM0時40分ごろに本会議が終りました。
(AM0時15分に開会したのですが、深夜なのに「おはようございます」と始まるんですよね。)

 今定例会でいちばん大きいのは、2019年度1年間の予算。賛成多数で可決しました。ほか、特別会計予算や他の市長提案議案をすべて可決しました。

 

 坂井は、今回、賛成としました。議員になって、当初予算に賛成するのは初めてのことです。以下、討論原稿です(読み上げ原稿なので実際とは若干異なるところがあるかと思います)


 緑・つながる小金井として、議案第6号2019(平成31)年度一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。議員になって、当初予算に初めての賛成です。
 本予算に賛成はしますが、はじめに7点について要望します。
 一)難病者福祉手当条例改定にあたって、市への問い合わせはかなりあることがわかりました。現在行っているニーズ調査を反映し必要な施策を行い、個々のニーズに応じた支援につなげること、一)同性パートナーシップ制度については、人権に関わることで早期導入が必須です。制定時期を明確に示し、早期実現に取り組むこと、一)母子・父子自立支援員、婦人相談員は職責の重さから、少なくとも常勤1名を置いた複数体制とすること、一)女性が管理職に就けるようキャリア支援研修の充実に取り組むなど、管理職の女性比率をあげること、一)制定1周年を迎える障がいのある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例の周知啓発に取り組むこと、一)保育計画策定と公立保育園民営化は、齟齬が生じぬよう整合性をとり保育の質の議論を進めること、一)武蔵小金井駅南口第二地区再開発事業に関して、駅前一極集中の開発には大反対の立場であることに変わりはありませんが、2020年春竣工を目前とした補助金投入の最終年度であり、一定の環境への配慮がなされていることも改めて確認したので、今後、懸念されるビル風など周辺環境への影響を最小限に留められるよう再開発組合との調整することを求めることとします。

 つぎに、端的に賛成した理由を述べていきます。
 本予算は、早期竣工を望む新庁舎・(仮称)新福祉会館建設の基本設計委託料のほか、小金井市の最上位計画である第5次基本構想・前期基本計画を始めとし、(仮称)第6次男女共同参画行動計画、環境基本計画等、種々、計画策定の委託支援料が含まれています。これからの小金井市の方向性をつくっていくための重要な予算です。
 そのほか、放射能測定器購入費や、民間保育所補助金、病児保育に要する経費、児童発達支援センター巡回相談事業や、小金井市立小中学校における医療的ケア実施委託費が含まれていること、また、この間、提案要望してきた非常勤嘱託職員の待遇改善や、障害平等研修、12月市長選において音声の選挙公報発行に要する経費などが含まれていることも評価します。
 以上、改善を要望すべき点はいくつかありますが、小金井市のこれからをつくっていくにあたり欠かせない予算が含まれておりますので賛成とします。


 おわりに、西岡市長の政策意志がみえにくく、市長答弁も抽象的であいまいな表現や精神論を語られる場面が多くみられます。また、公約実現に関し自己評価をたびたび問うてきましたが、未だに答弁がでません。西岡市長には、3年3カ月を振り返り、公約実現の自己評価をすること、市政運営における課題に対し、軸をもって意志を示し、具体的な答弁に努め、説明責任を果たすことを求めて終わります。

 そして、議員になって初めて決議の提案をしました。3・4・11号線に対して迅速な対応を求める決議。内容はやさしめに作りました。というのは全員賛成で市議会の意思を示したかったからです。おかげさまで23人全員賛成となりました。西岡市長には、市議会全体の意思を受け止め、尊重してくださると信じます。

 


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第1回目 小金井市保育計画策定委員会を傍聴。

2019-03-25 | 日々のこと

 

傍聴に来ました。市報に掲載あるけど、市HPへの掲載は見つけられない。第1回目の小金井市保育計画策定委員会。


意見提案シートはありますね。

傍聴者11人。うち議員が4人。
学識経験者枠の委員の方から、「他自治体ではこんなことはなかった。傍聴者がこんなに多いとは、さすが小金井市」と驚きの発言がありました。

それはきっと、市民が傍聴することで市政をチェックしているということなんですよね。関心高くもって関わらざるを得ない、というか。課題があるところなので。

今回、初の委員会でしたが、種々ご意見は出ていました。委員会としては、顔合わせと、何を議論していくのかの土台の確認をした、というところでしょうか。

つまりは、子ども子育て会議で審議しているのびゆく子どもプランと違い、保育に特化した計画をつくるということ。
事務局である課長いわく、
計画という言い方は誤解を招くが、毎年の到達目標をさだめるものではなくて、将来目標と保育の質のガイドラインを策定するということ。(同様の質疑が議会でもあったような…)

 【本日の配布資料】(…なるべく早く市HPにアップするそうです)

小金井市保育計画に係る主要な論点


小金井市保育計画の内容案(たたき台)

第1章 保育計画策定にあたって
 〇 計画策定の背景と目的
 〇 計画の位置づけ
第2章 保育・子育て支援の現状と課題
 〇 子育てをめぐる現状
 〇 保育における現状と課題
 〇 将来予測(見通し)
第3章 小金井市の保育の目指すもの・大切にしたいこと
第4章 保育の質の維持・向上に向けた取組(保育の質のガイドライン部分)
第5章 今後の施策の方向性について


小金井市保育計画策定の今後のスケジュール案(たたき台) 
おおむね月1で開催していきます。
12月素案固め、2020年1月にパブコメ。3月に最終稿。

傍聴している中で次回日程が決まりました。
4月の開催は、19日(金)19時~@第二庁舎8階801会議室とのこと。
※市の正式発表をご確認ください

ほか、他自治体における保育の質のガイドラインということで4自治体が紹介されていました。
※ 自治体名をクリックすると、各自治体の保育の質ガイドライン(PDF)にとびます。

1 世田谷区
2 流山市
3 武蔵野市
4 市川市


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予算特別委員会、まだ終わらず。26日に続く。

2019-03-22 | 市議会(2019年)

 2019年度1年間の予算を審査する、1年のなかでもとりわけ重要な3月議会の予算特別委員会。当初予定の3月11日から15日&18日だけでは終わらず22日の予備日の日程を使う。がしかし、それでも終わらない予算特別委員会。
 26日は最終本会議の予定でしたが、予算特別委員会の積み残し、予算の総括質疑を行います。
 
 そして、2019年度第1回補正予算の審議も、まるっとつみ残しているのでした。

 明日で終えることができるのか。



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はけと野川を壊す都市計画道路~3月11日市長が都庁に文書を持参…

2019-03-07 | 市議会(2019年)

 今日で、現メンバーでの建設環境委員会の調査は終わりです。
 市議会議員の任期4年の折り返し、前半2年が終わりましたので、後半2年の議会人事(誰が議長になるのか?誰がどの委員会に所属するのか)は5月半ばに決める予定。

 まずは、はけと野川を壊す都市計画道路について概要を報告します。
 今定例会のこれまでの質疑で、市長は意見交換会の存続は必要だと考えている。都に文書を持参する。日程未調整。ということがわかっていました。


 


今日の委員会での行政報告や質疑を経てわかったこと。※正式議事録ではなく現場メモ※
◆ 3月11日朝8時45分から10分ていど面談をする。
◆ 相手は都市建設局の道路監と道路建設部長などの方々。(しかるべきポストの方に、と依頼した)
◆ 最も早い日程で日程調整した。

◆ 文書は準備中。
◆ 要望書という形をとっているので回答を求めるものではない。が、都の考え方はのちに確認する。
◆ 都に出した要望書は、手続きを踏んだあと、速やかに議会に伝える。


市長の考えは… ※正式議事録ではなく現場メモ※
◆ 意見交換会ではなくオープンハウス型説明会になるのは残念
◆ 意見交換会を継続して行うことが一番重要
◆ 様々なやり方がある。都は様々な意見を把握している。
◆ 意見交換会について、創意工夫してほしい
◆ 様々な視点からの再検証を伝える

 

以下、坂井が思うに、
◆ 2月8日の意見交換会からはや1カ月が経過。市長の動きは遅い!ですが、やっと!やっと市長が動いた感はあります。
◆ 市民も市議会も市民と都市整備局が意見交換できる場の設定を求めているのに市長がその点に触れないのはおかしい。
◆ そもそも、パブコメで反対をしても意見が反映されぬまま第四次業化計画が決まったのも納得がいかない。
◆ 都知事と面談すべき事態だった。
◆ 意見交換会について創意工夫して欲しいなど、市長に、いまだに第三者的な視点が抜けないのは残念

 

 市長は、東京都に出すのは要望書で返事を求めてはいないけれど、「何らかのかたちで示されると信じている」と仰っていました。お人柄がにじみ出てる答弁ですね。信頼関係は大切ですが、返答は文書で出していただくよう求めるべきだと要望は伝えました。

 最後は、市長のご発言を引用しながら、「担当職員と一丸となって壁を乗り越えてください!」とお伝えしました。心なしか表情が緩んでいらしたように感じましたので、乗り越えていただけることと期待しています。
 


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市議会は本会議。はけと野川を壊す都市計画道路に関する意見書可決!/決算不認定となった事由に措置を講じた市長報告

2019-03-04 | 市議会(2019年)

市議会は本会議、一般質問最終日でした。その後の本会議では、はけと野川を壊す都市計画道路に関する意見書可決!坂井は案文作成に関わりました。これで市議会から東京都に意見書を送付するのは5回目です。5回目!!

「小金井都市計画道路3・4・11号線」に関する意見交換会の継続を求める意見書

 

 

 

◆賛成20 退席3(公明党/宮下・渡辺ふ・小林)
…公明党(紀)は賛成。公明党の態度が割れるのはあまりないことと認識しています。

◆自民党会派が賛成討論をしています。 動画はこちら(0分40秒くらいから)
https://www.youtube.com/watch?v=Vq0VIcv4Uao


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決算不認定となった事由に措置を講じた市長報告


さて、少し振り返りますと。2017年度決算は不認定でした。坂井も、社会福祉委員への報酬誤支給を大きな理由として反対しました。

 

 2018年4月1日から地方自治法が改正されていて、決算不認定の理由となったことに対し、何らかの措置を講じた場合、首長は議会に対して説明する義務があります。今回は、社会福祉委員への報酬誤支給について措置を講じたための市長報告でした。

 この措置のうちのひとつ、市長給与減額”ペナルティ”条例が総務企画委員会に付託されています。8日に審議予定です。

 

 

 

 


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