一般質問、今回は3項目取り上げました。1問ずつ振り返ります。
1 東京都パートナーシップ制度導入自治体ネットワークを周知しよう
2 男女に関する苦情処理制度、標準処理期間を定めよう
3 はけと野川を壊す道路はいらない
3 はけと野川をこわす道路はいらない!
動画はこちらから。(Youtubeに飛びます)
都市計画マスタープラン策定は数ヶ月延期
都市計画マスタープランの策定時期が、新型コロナウイルス感染症の影響で、数ヶ月遅れるそうです。どの程度遅れるかは、まだ確定できないとのこと。
このたび行われた都市計画マスタープラン中間報告(案)は、提出人数242人、延べ意見数331件とのこと。パブリックコメントとしては桁違いに多いです。
優先整備路線に対する賛成意見は5%、反対意見は95%
明確に賛否が書いてある訳ではないので、集計者によって数に差は生じるんですが、概ねの傾向は変わらないと言えます。市役所の担当課による集計によると、
都市計画道路に対する意見は「肯定的7%、否定的93%」ということ。
答弁では出ていなかったし、私も追加で聞いていない点反省しているのですが、都市計画課提出資料をもとに割合を算出すると、
優先整備2路線については「肯定的が5.2%、否定的が94.8%」という数字が出てきます。
(都市計画課提出資料)
坂井の分析だと、
都市計画道路は賛成4,8%、反対95.2%
優先整備2路線は賛成は4.5%、反対意見は95.5%
という結果が出ました。
市民の方が集計した結果を聞いたところでも同様の数値が出ています。
(坂井提出資料)
今回のパブコメ意見を見ても、概ね5%は賛成しているが、95%は反対しているということが言えることがわかりました。
都市計画マスタープランで、都市計画道路は、個別路線ごとに方針を示そう!
また、パブリックコメントに対する検討結果(回答)では、都市計画道路について、“方針については、御意見等を参考にしながら検討し、必要となる修正を行ってまいります。”としていました。坂井としては、現在の表記の仕方(11路線を3項目で包括した表記)、ではなく、個別路線ごとに書くべきと主張しました。昨年12月議会でも同じ提案をしているのですが、答弁はイマイチ。。これから、都市計画マスタープラン策定委員会での審議もあるので、確定的なことが言えないのは理解できるので、見守ります。
市民に、小金井市の立場や市長の見解を改めて周知しよう!
また、市長はこれまでに、「2路線について、市民からの様々な意見がある」としていますが、もはや「賛成意見もあるが、およそ95%は反対している」のが現状です。3月末に、東京都が「こがねい3・4・11だより」と題したA4サイズのチラシを全戸配布していました。小金井市は小金井市が行った都市計画マスタープランのアンケート結果や、今回の中間報告のパブコメの分析、そして西岡市長の立場を市報や市HPで広く市民に周知しよう!と提案しましたが、ゼロ回答。
東京都に伝えよう!
西岡市長は、「2路線について、市民からの様々な意見がある」としていますが、もはや「賛成意見もあるが、およそ95%は反対している」のが現状です。小金井市が行ったパブリックコメントを小金井市が分析したところ、出てきた数字です。小金井市として新たに状況把握できたことを踏まえて、東京都に伝えるべきと提案したところ、西岡市長は「東京都に小金井市の状況を伝える際には、これまでの経過と共に今置かれている最新の情報をお伝えしていくという姿勢は大切なことだと思うので、今後東京都に要望する際は、こういったアンケートの内容も加味して参りたいと考えている」と答弁していたので、市長の動向を注視します。