坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選し、2017年本選でも再選致しました。議会ホーコクや日々のことを発信しています

婦人相談員非常勤化によって、すでに相談者に不利益が生じています

2018-04-23 | 2018年第1回定例会

市議会は閉会中の行財改革推進調査特別委員会。

気になるのは、4件出ている「母子・父子自立支援員、婦人相談員」の非常勤化に反対する陳情書。
この間、市民の方や市議会からも懸念の声が出ていますが、非常勤化するにあたって安心できる根拠がでてきませんでした。


資料が2件提出されました。=======

過去5年間の母子・父子自立支援員兼婦人相談員及び母子・父子自立支援プログラム策定員の相談状況

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多摩26市における母子・父子自立支援員及び婦人相談員の配置状況

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本日の質疑で明らかになった主なこと。

◆常勤1名体制から、非常勤3名体制になります。(うち一人の専門は就労支援)。時間差勤務で体制を組みます

a)8:30~15:30 週5日勤務
b)  9:00~17:30 週4日勤務
c)  9:30~16:30 週5日勤務

◆4月にはいってからの相談件数は4月19日現在で111件(32名)

◆相談者全員には、担当が変わったことを伝えていない。が、喫緊に同行支援や支援が必要な人には伝えた。
 (…これについては、後述のAさんの事例があるので答弁に疑問が残るところ。)

◆4月2日から6日の5日間の引継ぎ期間で、新旧相談員顔を合わせての引継ぎは4月5日の午前中のみ。他、半日の同行支援が2~3回。

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 この間、予算特別委員会や行革委員会でも質問を重ねてきましたが、一番懸念していたのは相談者への不利益にならないか。ということ。まずはここでした。

 しかし、遺憾ながらも実際に起きてしまいまして、その旨市民の方(Aさんとします)から相談を受けています。

 とある会議に向けて、婦人相談員と事前に打ち合わせをしたかったAさん。(それは真に打ち合わせをすべき案件です)。日中仕事で連絡できないため、やむなく夜電話をしてみたけれどつながらないということが2回あった、と。担当からも連絡はなかったとのこと。

 これが新規相談者の方であれば「日中に連絡をしてください」という対応になりますが、Aさんは新規相談者ではありませんので、その対応は不適切です。

 「日中はお仕事で連絡ができない方」ということの引継ぎがされていれば、Aさんが置かれている状況が引き継がれていれば担当課からAさんに連絡を入れているハズの状況です

 つまりは、引継ぎがされていない。もしくは引継ぎされていても業務に反映されていない。ということと解しています。

 センシティブな分野でありますので、議会でも表立っての質疑は困難です。それゆえに事態の深刻さが伝わらないのでしょうか。

 相談者視点にたって考えてみます。「相談すること」もひとつ勇気のいること、困難な状況にあると気持ちも不安定になること、担当に電話をしてもつながらない、担当からも連絡がこない。

 …信頼関係を損なって、連絡が途絶えてしまうことも想定されます。

 数の問題ではありませんが、1件たりとも起こってはいけなかった。

 体制が変わることは大きなことですので、相談が継続している方をもう一度洗い出して対応してほしい旨お伝えし、洗い出しますとの答弁が出ていましたので、金輪際、対応漏れがないようにしていただきたい。より一層、個々に向けた配慮が必要な時期ということを心得ていただきたいです。

 陳情4件は継続して審査することになりました。

 困難な状況に置かれている当事者が声をあげなければならない事態を生みだしている市役所の対応、即刻改めていただきたいです。



  

 

 

 

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2018年3月議会~気になる議員案の採決結果

2018-04-02 | 2018年第1回定例会

今定例会には18の議員提出議案の採決があり、すべて可決成立しました。
私は今回、すべて賛成しました。

気になる議員案をピックアップ。意見書内容と各会派の採決態度を共有します。

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▶議員案6号 原発再稼働をやめ、エネルギー基本計画見直しに再生可能エネルギーの優先及び市民、自治体の意見書を反映することを求める意見書

議員案7号 憲法9条改正に反対し、憲法をいかす政治を求める意見書

議員案8号 大飯原発3号機の再稼働に抗議し、「原発ゼロ」の実現を求める意見書

議員案9号 教員定数の抜本増を求める意見書

議員案10号 米軍機の事故再発防止を求める意見書

議員案12号 都市計画道路「小金井3・4・1号線」及び「小金井3・4・11号線外」の計画見直し、並びに「小金井3・4・11号線外」の整備の是非について協議できる場の設定を求める意見書

議員案15号 森友問題に係る公文書改ざん問題の責任を厳しく問い、安倍内閣の総辞職を求める意見書

議員案16号 社会福祉委員への報酬誤支給に係る検査

議員案第17号 特別職の報酬に関し条例遵守を怠った西岡市長に対する問責決議

議員案第18号 特別職への報酬誤支給問題に係る監査請求について

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議員案6号 原発再稼働をやめ、エネルギー基本計画見直しに再生可能エネルギーの優先及び市民、自治体の意見書を反映することを求める意見書


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議員案7号 憲法9条改正に反対し、憲法をいかす政治を求める意見書



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議員案8号 大飯原発3号機の再稼働に抗議し、「原発ゼロ」の実現を求める意見書


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議員案9号 教員定数の抜本増を求める意見書

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議員案10号 米軍機の事故再発防止を求める意見書

 

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議員案12号 都市計画道路「小金井3・4・1号線」及び「小金井3・4・11号線外」の計画見直し、並びに「小金井3・4・11号線外」の整備の是非について協議できる場の設定を求める意見書

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議員案15号 森友問題に係る公文書改ざん問題の責任を厳しく問い、安倍内閣の総辞職を求める意見書

 


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議員案16号 社会福祉委員への報酬誤支給に係る検査


 

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議員案第17号 特別職の報酬に関し条例遵守を怠った西岡市長に対する問責決議

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議員案第18号 特別職への報酬誤支給問題に係る監査請求について

 


 

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一般会計当初予算なんとか可決成立。

2018-03-28 | 2018年第1回定例会

 社会福祉委員の報酬が条例通り支給されていなかったことが発覚してからもなお、条例通りの支給をしなかった市の対応。

 陳情は4件提出され、市議会からも常勤維持を求める声があるにも関わらず、婦人相談員・母子父子自立支援員を非常勤化するという判断。

 ”障がい者差別解消条例”は、「4月1日に施行したい」という思いの市と、議案が後日送付されたことも踏まえ、充分な審議時間の保証を求める市議会の意識見解が分かれ、最終的には市は「早期制定を目指す」とし、条例案は継続審査に。(4月26日13時~と5月9日の厚生文教委員会で審議します) 

 等々。課題が多かった小金井市議会。

 予算特別委員会は、社会福祉委員の件について、答弁が出ないことも一因となり、当初5日の予定を8日要したことから、会期も2日延長し、3月議会は、28日に閉会。

 3月議会で一番重要なのは、やはり一般当初予算(2018年度1年間のお金の使い方)です。最終的には可決しました。

※最終本会議は、自民信頼1が欠席のため22人で採決しました。

 

※ 図中の会派名は略称です。 自民・信頼…自由民主党・信頼の小金井 共産…日本共産党小金井市議団 
公明…小金井市議会公明党 民進…小金井市議会民進党  こがおも…小金井をおもしろくする会 市民会議…こがねい市民会議  
情報公開…情報公開こがねい 改革連合…改革連合 ネット…生活者ネットワーク こが明日…小金井の明日をつくる会  

※  議長(自民・信頼①)は可否同数の場合のみ採決に参加 

 

予算特別委員会では否決した一般会計当初予算。(←ブログ内記事へ)本会議では、一般会計予算の組み替え動議が2つ出されました。

 共産党提案の動議は、賛成少数(賛成/共産4)で否決。

 自民・信頼の小金井、公明党、情報公開こがねいの3会派提案の動議は可決成立しました。動議が可決するというのはとても珍しいこと。(小金井市議会史上初ではないかとの声も)

※ 図中の会派名は略称です。 自民・信頼…自由民主党・信頼の小金井 共産…日本共産党小金井市議団 
公明…小金井市議会公明党 民進…小金井市議会民進党  こがおも…小金井をおもしろくする会 市民会議…こがねい市民会議  
情報公開…情報公開こがねい 改革連合…改革連合 ネット…生活者ネットワーク こが明日…小金井の明日をつくる会  

※  議長(自民・信頼①)は可否同数の場合のみ採決に参加 

組替え動議の内容は以下のとおり。

庁舎建設積立基金はあえて基金に積むことないとの理由で予備費に。
社会福祉委員の報酬は11000円で支払うように増。

職員の期末勤勉手当は削減
あとは、目的不明確とのことで、グランドデザイン策定と都市計画道路アンケートに要する経費を削除する。

 という内容で、”市政の重要課題に係る内容”ではないんですね。職員の期末勤勉手当も、条例否決により執行できないので、この動議の目玉とも言えないところです。社会福祉委員の報酬も、3月分から11000円を支払う、予算上は10000円となっているが適切な時期に補整するとの市長答弁がありましたので、それも目玉とは言えず。 
 どこに大義をおいた動議なのかわかりかねる内容と言えば良いでしょうか。

 

 この動議が成立し、市長から「6月議会で適切な予算措置を講ずる」旨の発言があったことから、自民信頼・公明・情報公開が賛成にまわり、予算特別員会では否決だった一般会計当初予算は可決成立しました。


 緑・市民自治こがねいでは、予算特別委員会から一貫して反対をしています。
 冒頭に述べた、社会福祉委員報酬に係る、条例に則らない事務執行は地方公共団体としてありえないこと。婦人相談員の非常勤化にあたっても、それが妥当と思える具体的な数字や根拠が示されなかったこと。
 ”障がい者差別解消条例”は周知が必要と答弁しているのに、そのための予算は組まれていないこと。条例に記載ある相談体制を整えるための予算計上もゼロ。

 等々、西岡市長の市政運営の姿勢が大いに懸念されます。

 最近、とみに議会答弁も減っていますし、ご自身のおっしゃるところの「リーダーシップ」とは何なのか、態度で示していただくべき。

 ともあれ。ブログでは書けないこともたくさん、たくさんありました。それは3月議会の議会ホーコク会でお話ししたいと思います。

 ちなみに、社会福祉委員の報酬については、地方自治法98条によって、監査委員による監査と議会による事務検査によって、真相解明していくことが決まりました。監査委員による監査は1~2カ月。監査結果を受けて、総務企画委員会で調査していくこととなります。


 今定例会の気になる議案の採決結果はまた別立てで、ホーコクします。 
 気になる議員案の採決結果(←坂井えつ子ブログ内)


 

 

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予算特別委員会では、新年度予算を否決。

2018-03-27 | 2018年第1回定例会

会期を延長して審議しています小金井市議会。

予算特別委員会では賛成少数で新年度一般会計予算を否決しました。

採決態度は以下のとおり。
※ 予算特別委員会は、議長(自民信頼1)をのぞく23人で構成しています。
※ 予算特別委員長(民進1)をのぞく22人で採決します。委員長は、可否同数の場合のみ、採決に加わります。

賛成7/(民進2、こがおも1、市民会議1、ネット1、改革連合1、こが明日1)
反対15/(緑・市民自治こがねい2、自民・信頼4、共産4、公明4、情報公開1)

これは、あくまで委員会での採決結果です。
市議会としての最終意思は、明日の本会議での採決結果となります。反対理由は、明日の本会議で、会派として討論を用意しています。

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監査委員事務局に、監査委員への〝口どめ〟!?~監査委員事務局長の答弁書き起こし

2018-03-26 | 2018年第1回定例会

 この間、市議会で、大きな問題となっている社会福祉委員報酬が条例通り支払われていないことが発覚後も、条例通り支払わず、債権放棄の方向性を持って、委員対応してきた件について。
 発覚後、説明&謝罪をし、すぐさま条例通り支払っていれば納得できていたのですが、市の判断とこれまでの対応により、議会で問題となり、質疑によって様々な事実が明らかになっている現状。

 また、質疑により大きな問題が発覚しました。

 

まず、監査委員とは何かをご紹介。
監査委員・監査委員事務局の業務概要(→小金井市HPへ)によりますと、
(引用ここから)

監査委員の職務
市の業務が法令等に基づいてなされているか、また最小の経費で最大の効果を上げているかを主眼として、各種の監査を実施しています。

監査委員事務局 
 監査委員の職務を補助するため、監査委員事務局が置かれています。

(引用ここまで)

とあります。

 予算特別委員会で、監査委員事務局は事実を把握した時点で、監査委員に伝えるべきではなかったのかを問う質問に対して…監査委員事務局長の答弁を、Youtubeより書き起こしました。(1時間21分55秒あたりから)

 

 ※書き起こしの為、正確な議事録ではありません※

 それではこの件につきまして、ご説明をさせていただきます。
 7月4日の理事者協議におきまして担当部局の方から説明を受けまして、平成5年当初の条例改正の内容と、現行の予算措置に伴う執行金額との相違を認識したところではございますが、この協議におきましては条例上の法則通りの執行を行うものと考えと、1万円での執行に対する考え方の相違点がございましてですね。理事者協議後にいずれかの方向性が定まるまでの間ですね、担当部局で1万円での支給を継続することにつきましての容認とですね。また代表監査委員を含む監査委員の報告につきましては方向性が定まった時点での報告を行うまで、報告についての保留を求められたことがございます。

 その時点で監査委員へ今後の対応策を含む報告を行う段階の準備には、いまだ至ってないものと監査委員への報告を保留する判断をせざるをえずですね、決算審査の際にも、地域福祉課からの状況報告はございませんで、ここにおいても、監査委員への報告は保留する判断をせざるを得なかったところでございます。その後定期監査も地域福祉課におきまして行われたところでございますが、その間ですね、担当部局から対応状況につきまして報告が何もなかったことからですね。本件に係る状況はどのような状況にあるのか気がかりではございましたので、定期監査における監査委員の審査は終了直後ですね、担当部局に本件に関する状況確認と報告を求めたもののですね。現在本件につきましてはいまだ整理中であり、まだしばらくの間、状況報告は待っていただきたいと。いう求めがございまして、詳細の内容やその時点の状況についての内容を掌握できず。またその後の経過につきましても担当部局からなんらの報告はなかったところでございます。

 そして今回条例案が上程されるとのことをですね。2月20日前後だったと記憶しておりますが、定期監査実施中の頃に、知りえましてですね、第二回の定期監査の方でございますが、担当部局での一定の整理がついたものとの認識に立ちまして、今回の条例改正案の上程に際し、代表監査委員の方へ取り急ぎ報告を行うべきものと判断いたしまして、代表監査委員に至急の報告事項があるため、2月23日のですね。来庁日調整のお約束についての連絡を、2月22日に行い、上程に至るまでのこれまでの経過と内容につきまして、初めて2月23日に担当部局からの説明とともに報告を行ったところでございます。

 監査委員事務局といたしましてはですね、条例本則どおりに支給すべき点という方向性が対応策が定まらない。担当部局の状況ですね、監査委員や今後の対応策を含む報告を行う段階の状況にはいまだ至ってないものと監査委員の報告を保留する判断をせざるを得ない状況が続きまして、今回の上程に際しまして、担当部局からの報告に至るまでの間、いわば状況報告を待ってしまったことは、監査委員の補助組織の判断として、反省すべき点と考えております。


 監査委員が独任制の執行機関でございまして、監査の権能は監査委員にございますことから、的確な指揮を受けながら、監査委員の補助組織として市の事務事業に対する法令や条例をはじめとした合規制や非違性の調査、確認を徹底するとともに、さらなる監査事務の質的向上に努めていきたいと考えているところでございます。
以上です。

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