坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

不適切な取扱いによる新型コロナウイルスワクチンの廃棄について(7月8日全員協議会)

2022-07-08 | 新型コロナウィルス対応

「不適切な取扱いによる新型コロナウイルスワクチンの廃棄について」全員協議会が開催されました。
 
ざっくり説明すると…
 ワクチンを大規模接種会場に運ぶことが必要となり、ひとりの職員が、ディープフリーザー(低温冷凍庫)に保管しているワクチンから、必要な分を可搬型の低温冷凍庫に移し替える作業をしていました。その際に、ディープフリーザーのアラームがなりましたが、その職員は、他の職員に報告相談することはせず。
 運搬する作業を複数の職員で行ったあと、その職員はひとりで、アラームが鳴ったディープフリーザーに入っていたワクチンをアラームがならなかったディープフリーザー入れ替えた、とのこと。
 大規模接種会場に運んだワクチンの安全性は確認できたけれど、ディープフリーザー内のワクチンの安全性が担保できなかったので、廃棄することとした。という案件です。


 今後は、ひとりではなく複数で対応することを徹底するそうです。

 坂井的には、職員個人の責任もあるけれど、市役所の組織や人員配置にも課題があると捉えています。 

不適切な取扱いによる新型コロナウイルスワクチンの廃棄について
* 資料7月8日提出のものです。全員協議会を踏まえて修正される見込みです。



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およそ7億2000万円のコロナ対策予算を全会一致で可決。賛成多数で決議も可決。

2020-08-20 | 新型コロナウィルス対応

 臨時会では、およそ7億2000万円のコロナ補正予算を全会一致で可決しました。

 気になる事業がいくつかあったので、ピックアップして取り上げました。

 アーティスト支援で、”動画作成でひとり5万円”という取り組み
 6月議会でアーティスト支援を求める陳情を全会派一致で採択した経緯もあっての予算化と思います。市民や市議会の声を受け止めたことは評価しています。
 今回の”動画作成でひとり5万円”は、他市並みの金額だとしても、プロにとっては安価だし、アーティストの皆さんが動画を撮影できるスキルがあるとは限らないので、動画という手法に限らない支援があると良いな、と思います。例えば、コロナ対策を講じた上で行う展覧会や演奏会に補助金を出すなどの支援の検討も必要と伝えました。

 商工会事業への支援での、プレミアム商品券
 大規模店舗でも中小店舗でもつかえる券と、中小店舗のみで使える券をセットで2万部、販売するとのこと。2015年に同様の事業を行なった際、カンタンにいうと、大規模店舗よりも中小店舗へでの商品券利用が多かった、という評価もあったようです。地域への消費喚起、商店支援につながったってことですね。
 今回、1万円で1万3000円分の商品券。消費者にとってお得感があります。一方、店舗側としては、現金への引き換えや商品券にハンコを押すなどの手間はあるんだよね、というお話も聞きました。
 実施期間は、今年10月から来年1月までと想定されています。延長を求める声も出ていますが、利用者に使いやすい期間設定&店舗が年度末の締めをするに無理ない事務期間を置くことの両方を踏まえて決定していただきたいところ。

 CoCoバスへのICカード導入
 野川・七軒家循環のバスはスペース的に難しいとのことで、それ以外の路線に導入されます。導入の目的が主に2つありまして、”利便性向上”は理解できるけれど、”利用者の回復に向けた利用促進の一助”は、しっくりきませんでした。コロナで外出やバスの利用を控えている方は、ICカードになったからと言って利用を再開するとも思いにくい。

 利便性向上でICカード慣れしている方は利用する可能性はありますが、そもそもの交通弱者への移動手段確保という目的もあるCoCoバス。ICカード導入で、利用率や利用者の層に変化があるのか否かの評価は必要とお伝えしました。

 

決議も賛成多数で可決。坂井は賛成しました。
賛成18(自民・信頼4、公明4、共産3、こがおも2、市民会議、情報公開、ネット、カエル会、緑・つながる)
退席1(改革連合)
反対4(みらい)

 

 

午後1時開始だったので、すべて終わったのは11時すぎ。お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 


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およそ7億円のコロナ対策予算を審議〜8月20日は臨時会

2020-08-18 | 新型コロナウィルス対応

8月20日午後1時から臨時会。コロナ対策でおよそ7億円の補正予算を審議します。
全体が見渡せるように一枚の画にまとめました。

主な取り組みはざっくり概要を説明しているので、詳細は議案(小金井市HP内の市議会 議案に飛びます)の41ページ以降の資料をご覧ください。(画像にしてブログにあげても画素が荒くて読めないので)

 

雑感。
公共施設には網戸さえなかったということを再認識。

これまでに、福祉施設で働く方への慰労品(ひとり5000円)という取り組みがあったのが、保育従事者にも。あと、医療従事者に慰労金もつきましたね。

アーティスト支援は”動画作成”。動画作成できる方はご応募を。動画を作らないアーティストへのサポート、行政として何ができるでしょうか。

中小企業、個人事業主への支援は、自己所有物件もOKとなるなど幅が広がりました。

CoCoバスにICカード導入や電子書籍、プレミアム商品券あたりは気になる。

 

 

 

 


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コロナお困り事アンケート(4月中旬〜5月末)集計概要と振り返り

2020-08-01 | 新型コロナウィルス対応

坂井が、4月中旬〜5月末にかけて行った”コロナお困り事アンケート”では、WEBとハガキで55件の回答をいただき、小金井市への要望書や、市議会での質問に活かしてきました。

6月議会で審査したコロナ対策の補正予算にもいくつか反映されたものがあるので、アンケート概要と合わせて振り返ります。

アンケートの回答を参考に、小金井市に提出した要望書
(2020.04.27)新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書 (坂井公式HPへ)
(2020.05.11)新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書 (坂井公式HPへ)

要望書や議会での質問が、”市の施策を後押しした”と思う案件が複数あるので、いくつかピックアップします。要望が叶わなかったものももちろんあります。


相談体制の強化
民間が行なっている相談電話も電話が鳴り止まず、国や都の相談窓口も繋がりにくい状況。コロナ専用の相談窓口をフリーダイヤルで設置するよう求めました。
→フリーダイヤルではありませんでしたが、相談窓口が設置されました。

・公園など日中の居場所での“三密”を防ぐ周知を
当時、公園を使用不可としている自治体もありました。居場所がなくなっているなか、公園は貴重な日中の居場所なので、公園は閉鎖せず、密にならぬ周知啓発をするよう求めました。
→公園は閉鎖しないこと&密にならぬ呼びかけが市HPに掲載されました

・障がい福祉事業所や介護事業所へのサポート 
→補正予算で事業所への運営補助金20万円(居宅介護事業所、介護予防事業所は5万円)が予算化されました。

・就学援助世帯への速やかな昼食費補助と希望する児童生徒への給食提供を
学校休校に伴い、給食がなくなったことで、とりわけ就学援助世帯への負担増が大きかったのです。給食費の補助を受けている就学援助世帯に速やかに給食費相当分を支給するよう要望し続けました。
→手続きに時間を要しましたが、対応されました。

・ひとり親への支援
→給付金やカタログギフト(食料品)が予算化。

妊産婦への孤立を防ぎ、新生児のいのちを守るサポート強化を
子育て以前の妊産婦支援が不十分という切実なご意見がありました。
→間もなく、両親学級の動画が市のHPに公開されました。また、補正予算では、育児支援パッケージが入りました。

・市民交流センター、コロナを理由にキャンセルする場合はキャンセル料がかからぬように
→コロナを理由とするキャンセル料はかからないようになりました。また、定員制限を設けている間は、制限に応じた利用料金となりました。

要望せずとも小金井市が検討していたこともあるでしょうし、他の会派からの要望内容と重複していることもあります。よって、”私が実現しました”という表現は使いませんが、アンケートでお困り事を把握し市に伝えられた&”市の施策を後押”した項目があったことは良かったと思っています。

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最後に。アンケートの結果概要です。

50歳代を中心に20~80歳代まで幅広い世代にご回答いただきました。

性別:女性が多かった。

 

生活状況:単独世帯は少なかった。


お困り事や不安で一番多かったのが「感染の不安」で全体の70%でした。続いて、「通勤・働き方」「精神的ストレス」が35%で同率2位。4位は、33% の「収入の減少」。

 

感染が広がっています。東京都は、状況が悪化したら独自の緊急事態宣言も発さざるを得ないともしています。感染症対策を講じて、よく食べよく眠り、免疫力維持&向上に努めましょう。

→不安に思う場合は、
  新型コロナコールセンター 0570-550571 (9〜22時 土日休日含む)

→症状がある場合は、
   かかりつけ医か、
 多摩府中保健所  042-362-2334(9〜17時 平日)     
へご連絡を。


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8月8日10~22時 コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会

2020-07-31 | 新型コロナウィルス対応

 8月8日10〜22時、コロナ災害を乗り越えるいのちと暮らしを守るなんでも電話相談会(全国いっせい・無料)があります。私も、すでに入っている用事の合間を縫って参加します。

 4月末の相談会では、言葉の通り、ホントに電話が鳴り止まず。10万円給付のことや持続化給付金の問い合わせが多かったです。6月上旬の相談会では、相談件数は減ったものの、お困り事が複雑に、深刻に。

 現在、感染拡大下での電話相談会。東京都は、状況が悪化したら独自の緊急事態宣言も発さざるを得ないともしています。どうか、ひとりで抱え込まずに電話を。お話を聞かせて欲しいと思います。いのちを守りましょう。


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