坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

坂井提案の意見書が可決!「武蔵野公園内の整備や維持管理は、市民との意見交換や調整に努めることを求める」

2022-06-23 | 2022年6月議会

「都立武蔵野公園内の防災電気設備工事を含む公園内の整備や維持管理については、市民との意見交換や調整に努めることを求める意見書」可決しました!坂井が主たる提案者の意見書です。

 
急な案件だったにもかかわらず、この間、市民や有志の市議での申し入れなどもあり、東京都もスケジュールなど再考している案件。このたび、市議会の意思として公式に意思を示すことができました。

 
PDFデータはこちら(←坂井ホームページへ)
 

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【保育園条例:出すの出さないの?その5】市長が「6月議会の議案上程は難しい」と発言@6月21日

2022-06-21 | 公立保育園廃園

ここ🐔までの経緯はこちらから
【その1】「9日に議案を上程したい」と市長@6月3日
【その2】「9日には議案を上程できない」と市長@6月6日
その3】市長が議長に”21日に全員協議会開催”を依頼@6月10日
【その4】全員協議会の開催”が議題の議運協議会で、議長が休憩を求め退室し、戻らず終了@

公の場で、議長が謝罪するまでにおよそ4時間

6月17日は、議長が委員会室を退席したまま戻らずに終わり。4者(議長、副議長、議会運営委員会委員長、議会運営委員会副委員長)の会議を開くことを確認。
20日に4者の会議は開いた。
21日の予備日は、会派代表者会議から始まり、あれやこれやと。その後、公開の議会運営委員会が始まったのは15時7分だったので、議長が退席した案件について処理するのにおよそ4時間かかりました。

 議長発言 YouTubeはここ🐔(小金井市議会チャンネル)から
「6月17日の議会運営委員会協議会で、議長としてあってはならない行動をとってしまったことについて、深く反省し、謝罪いたします。
 当該6月17日の議会運営協議会は、私、議長からの依頼で急きょ開催するとなった場であるに関わらず、私自らが協議の途中で冷静さを欠き、理由を述べることもせず休憩を求め、そのまま退席し戻らなかったことは、「職務放棄に当たる行為」と言われても仕方のない、重大な行為であり、議会運営委員会協議会を散会させ、議会日程の混乱を招く結果となってしまい、議会運営に責任を持つ議長として、あってはならない行動であったと深く反省しております。今後、二度とこのようなことがないように十分に注意いたします。大変申し訳ございませんでした。

 坂井的には、議長とはいえ
人間なので、心情に動かされることはあると思います。とはいえ議長なので、冷静を保つ場面だったと考えています。

 初めての行為で、謝罪し、今後も注意するとおっしゃっているので、私は、これ以上何かの責任をという風には思いませんでした。

市長は「6月議会に”保育園条例”を上程するのは困難」「閉会中に3日間の議会日程の調整を願う」と発言

会派代表者会議という非公開の会議体での議論が続き、何が起こったか公になっていませんでした。最後の議会運営委員会では、委員長が、今日いちにちの議事の振り返りと保育園をめぐる動きについて発言をしました。


議会運営委員会 委員長発言はここ🐔から


発言要旨はこちら(坂井文責)
「市長から、今定例会に保育園廃園のための条例提案は難しいという表明がされた。閉会後に、全員協議会を2日間もって、その後、臨時議会を開いて議案を上程したいという表明があった。」

 

ということで、閉会中の日程は23日の最終本会議で調整します。

政策の是非はさておき、「出したい」「出せない」の繰り返しになっているのが現状です。
 坂井的には、”状況によって判断すること”はあると思います。このような状況にならないようにできなかったのか?そこに揺るがない政策意思はあるのか?とも思いました。

 


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【保育園条例:出すの出さないの?その4】”全員協議会の開催”が議題の議運協議会で、議長が休憩を求め退室し、戻らず終了@6月17日

2022-06-17 | 公立保育園廃園

ここ🐔までの経緯はこちらから
【その1】「9日に議案を上程したい」と市長@6月3日
【その2】「9日には議案を上程できない」と市長@6月6日
【その3】市長が議長に”21日に全員協議会開催”を依頼@6月10日

 17日は、庁舎等建設及び公共施設マネジメント推進調査特別委員会と、庁舎等建設に関する協議会があり、その後、議会運営委員会協議会が入りました。 6月10日の議会運営委員会で、「予備日に全員協議会を開催するかどうか、17日に改めて判断するのが良い”と議長が発言していたのでその協議が行われたのです。 

意見が平行線のまま、議長が休憩を求め退室したため協議を閉じることに。
 結論としては、”予備日に公立保育園に関する全員協議会を開催したい”という議長と、”資料調整が終わっていないまま開催すること”に疑念を示す議員が平行線で、最後は、議長が休憩を求め、氏名柱を倒し、委員会室を退席して協議は終了。混沌としていましたね。4者(議長、副議長、議運委員長、議運副委員長)で会議を開くことを確認して解散しました。

 流れを含めると、ここ🐔(←小金井市議会YouTubeへ)ら辺から聞くとわかると思います。

ここ🐔からはどうなるのか?

 土日は議会はお休みで、20日(月)は行革委員会なので、全議員は集まらないし、議会運営委員会の予定も入りませんでした。
 
 そして21日(火)が予備日。
 全議員が集まりますが、すでに午前中には、別件の全員協議会が入っています。その後は、各委員会の積み残し(厚生文教委員会と建設環境委員会で、陳情の取り扱いを残していたかな。記憶があいまいだけど、時間を要する案件はなさそう)を消化していき、その後は、私が副座長を務めている広報協議会
も入っているんですよ。広報も大切なんですけど、”早く終わってプレッシャー”で長く議論できなくなりそうだし、時間の使いどころを考えた方が良いと考えています。

 これらが終わった後に、公立保育園の全員協議会を開くかどうかの議論をするのか?議論する場は、議会運営委員会協議会かな?会派代表者会議で議論すべき、って意見も出ていたけど、会派代表者会議は非公開なんですよね。公開の議会運営委員会協議会でやった方がいいけれども、現状でいうと、それも難しそうな雰囲気です。

22日(水)は整理日。で23日(木)が最終本会議。
週明けも混乱しそうです。


続きは →
【保育園条例:出すの出さないの?その5】市長が「6月議会の議案上程は難しい」と発言@6月21日

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【保育園条例:出すの出さないの?その3】市長が議長に”21日に全員協議会開催”を依頼@6月10日

2022-06-10 | 公立保育園廃園

 ここ🐔までの経緯はこちらから
【その1】「9日に議案を上程したい」と市長@6月3日
【その2】「9日には議案を上程できない」と市長@6月6日

6月3日には「9日に議案を上程したい」といい、6日には「9日には議案を上程できない」と発言した西岡市長。そして、10日は議会運営委員会。

 市長は、昨夜から今朝の議会運営委員会が始まる前までの間に、全員協議会で議事進行して財政効果の試算について3人の議員と、調整をしていたものの、財政効果の試算については、一致することなく平行線で終わった、と。それでも市長は全員協議会を開催したいらしく、議会運営員会が始まる直前に議長に”これ以上の調整は難しい。全員協議会を開催したい。21日の予備日に開催したい。”旨伝えたそうです。

 議会運営委員会協議会で、この件が取り上げられました。”市長と議員との調整がうまくいかなかった状況のまま、全員協議会を開催したとしてどうなるのか、見立てているのか?”といった点が論点だったでしょうか。

 最終的に、議長が”3人の議員との更なる説明と調整に努めてもらうよう、市長に正副議長から伝える。予備日に全員協議会を開催するかどうかは、17日に改めて判断するのが良い”という旨、発言して終わりました。

 調整が平行線で終わっているので。今までと同じことをしていては平行線で終わると、坂井は思いました。

議会運営委員会協議のYouTubeはここから🐔

続き → 【その4】全員協議会の開催”が議題の議運協議会で、議長が休憩を求め退室し、戻らず終了@


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市の条例で管理していた個人情報が全国共通ルールで同様の規律が適用されます〜2023年4月から

2022-06-09 | 2022年6月議会

「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律」に基づく改正によって、個人情報保護法が一部改正されました。

小金井市では今年の12月議会に条例が上程される見込み
 小金井市が条例で定めて保護してきた個人情報保護制度についても、全国的な共通ルールで、個人情報保護委員会に一元化されることになります。
小金井市では、12月議会(2022年第4回定例会)に条例が議会に上程される予定です。

 まだ先のことなので、現状共有と坂井視点での論点を共有するというねらいで一般質問で取り上げました。YouTubeはここ🐔(←小金井市議会チャンネルへ)から

 

自治体の条例での”上乗せ・横出し”を法律が規制している
 一般論として。国が法律を定めていても、自治体が条例を制定して”上乗せ(法令よりも厳しい規制をする)”、”
横出し(法令が規制していない項目を規制すること)”は、法律の趣旨を超えない範囲で認められていますが、今回の個人情報保護法の改正法の立法趣旨は「地方公共団体の個人情報保護についても、個別条例で規律されていたものを全国共通ルールで同様の規律を適用」としているので、事実上の”上乗せ横出し”を封じている、という点が、地方議員の立場としては気になります。


地方自治への侵害では!? 
 2000年施行の地方分権一括法では、地方への権限移譲が明確化され、国と地方の関係は「対等・協力関係」になりました。自治体が担う自治事務における解釈運用・監視監督に踏み込んでくる法律を制定してきた国の態度は強権的では!?と、地方議員をしている立場の坂井は恐ろしくも感じる。

 個人情報保護委員会が解釈運用・監視監督を一元化することに対しては、いわゆる”2000個問題”と言われています。つまりは、およそ2000ある各自治体が条例で制度を確立してきたものを、国が統一的な基準での運用を行うと示してきたことに対し、地方自治への侵害として問題視する声もあります。
 
小金井市の条例で保護してきたレベルを維持しよう! 
 とはいえ、国が法律を制定した今となっては、これを破る訳にはいかないので改正法の中で、小金井市ができることに取り組んでいくべきだと考えています。


小金井市としても、従来の条例の水準を下げることのないよう、審議会の意見をききながら工夫していく。
 細かい質疑をしていったので、坂井がピックアップして質問した項目だけ、上げておきます。
(個人情報の定義、要配慮個人情報、情報公開条例との関係、審議会の役割、個人情報ファイル、口頭での開示請求、自己情報コントロール権)
 全体の答弁として、小金井市としては、「法の趣旨のもと、従前の水準を下げることのないよう審議会のご意見をいただきながら、工夫してまいりたいと思います。」という内容でした。
 坂井が取り上げた項目以外にも、確認事項があるかもしれないので、引き続き勉強をしていこうかと思っています。

 


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