2019年第4回定例会は、最終日の29日に会派代表者会議が開かれた影響で、議事が進まず会期延長して、30日のAM1時半すぎに終了。すべての会議が終わったのはAM2時過ぎでした。
会派代表者会議では、先日の総務企画委員会で審議のあった2017年市議選で、市長が推薦した候補者が福祉施設の名簿を持ち出したのではないか…という件で開かれたものです。情報の取扱注意としたうえで説明を受けているので、現段階では詳細をお伝えできません。
議員の仕事で重要なのは”議決すること”です。今定例会で、いくつかピックアップして採決結果をお知らせします。
議案===
◆【不認定】2018年度一般会計決算/坂井は反対
坂井は、学務課職員が学校の水道料金等を私費払いした件の対応や、難病者福祉手当で支給対象者を減らしたこと等々を理由に反対しました。
2年連続での決算不認定って、とても珍しいこと。史上初?かもしれません。
◆学務課職員による私費払いを返還するための補正予算(一般会計補正予算第7回)/坂井は賛成
陳情書====
◆【採択】小金井市道路新設問題に関する陳情書/坂井は賛成
◆【採択】都市計画道路3・4・1号線及び3・4・11号線の計画及び概略設計に関する陳情書/坂井は賛成
◆【不採択】議会「ゆるキャラ」の活用によるわかりやすい議会広報の実施を求める陳情書/坂井は反対
坂井は、ゆるキャラ、否定してはいません。いても良いと思いますが、本陳情書では、”ゆるキャラの素材として、一例として市の鳥「カワセミ」や市の虫「カンタン」などをモチーフに募集してください。”、”専門家に依頼するなどの過剰な予算はかけず、作画は広く公募し、採用分への「薄謝」などをもって選定してください。”と陳情項目にありました。やるのであれば、広く市民のアイディアを募集した方が良いと考えたので反対。
◆【不採択】市議会主催の議会報告会を定例議会終了ごとに実施することを求める陳情書/坂井は賛成
委員会では採択だったのに…残念。
◆【採択】天皇陛下御即位奉祝「賀詞」決議に関する陳情書/坂井は反対
坂井は、天皇の即位について、市民にも議員にもお祝いの気持ちを持っている方がいらっしゃるのは理解しています。一方、市民や議員にも、天皇の即位ついて、信教や思想等の理由で、淡々とうけとめている方、あるいは抵抗感のある方がいることもご理解いただけると思います。天皇陛下即位のお祝いの気持ちは、憲法19条の「思想及び良心の自由」にも関わる事項で、多様な市民の信託を受けた多様な議員がいる議会で、決議を挙げることは適切ではないと考えているので、反対しました。
議員案====
◆【可決】天皇陛下ご即位に当たっての賀詞決議/坂井は反対
陳情採択による決議。陳情書とは違う採決態度となりました。
◆【可決】再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書/坂井は賛成
◆【可決】西岡市長の公約違反と政策の迷走について厳しく責任を問う決議/坂井は反対
賛同できる内容も含まれていますが、はけと野川をこわす都市計画道路について都知事に要望書を提出したことや、来年度から、婦人相談員に有資格者の正規職員を1名配置するとしたことを批判的に捉えているので反対しました。
◆【可決】西岡市長やその関係者をめぐる一連の指摘について自ら真相を明らかにすることを求める決議/坂井は反対
総務企画委員会で質疑になっていた件、決議として挙げるものではない事項も含まれているので反対しました。