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坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

坂井えつ子のつながる小金井通信vol.53を発行しました

2020-10-22 | つながる小金井通信

坂井えつ子のつながる小金井通信vol.53を発行しました。

 

通信53号は、2020年第3回定例会の報告号です。
坂井えつ子 公式HPからPDFがダウンロードできます。
チラシ(紙媒体)をご希望の場合は、郵送にてお届けしていますので、坂井までご連絡ください。

TEL:090-1796-7652  
MAIL:info(at)sakaietsuko.com    (at)を@に変えてください


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補正予算可決!〜市内に発熱外来/高齢者にインフルエンザ予防接種補助/図書消毒器

2020-10-21 | 臨時議会

市議会は臨時会で新型コロナウイルス感染症対策の補正予算を審査。
総額1億1539万1千円。

坂井は賛成。市議会の23人全員賛成で可決しました。概要を1枚にするとこんな感じ。

議案書はこちら

 

 


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小金井市パートナーシップ宣誓制度が始まりました!!

2020-10-20 | お知らせ

本日2020年10月20日から小金井市パートナーシップ宣誓制度が始まりました!!

坂井も議会で求めてきたことですし、市民からの陳情書を議会が採択したことも大きなキッカケとなり、小金井市も前向きに動いた結果です。

詳細は小金井市HP→小金井市パートナーシップ宣誓制度が始まりました

 さて。話は小金井市から離れます。
 
 今日は、足立区の白石議員が、9月25日の一般質問で行なった性的少数者の方に対する発言に対し、謝罪と撤回をしていました。
動画はこちらから。

 私は、”何について謝っているのか・誰のための謝罪なのか”というところに注視してました。何について謝っているのかは不愉快な思いをさせたこと…つまりは自分の内側のことではなく、自分の外側のことですね。誰のための謝罪なのかはわからなかった。

 白石正輝議員に対する問責決議が議員提案されてました。提案理由や賛成討論を聞いている限り、白石議員は過去にも差別的な発言はしていたけれど、ここまで大ごとになったのは今回が初めてで、世論が動いたからだ。という主旨の発言もありました。

 
 可決したんだろうと思って動画を見ていたんだけど、起立少数で否決しています。反対討論をしている議員がいなかったので反対理由がわからないです。決議本文はまだUPされていないので見てみたい。ひ…否決か。

 これまで生きてきたなかでもそうですが、議会は多様な意見の人が選挙で選ばれてくるので、意見や感覚の違いに衝撃を受けることがしばしば。最近は、数件続いて起きてるので、刺激的な日々を過ごしています。意見の違う人の考えが聞ける場は貴重と捉えて、まずはお話しするところから始めています。

 


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9月議会で可決した意見書・決議を3つピックアップ(…こぼれ話も)!〜学術会議・合同葬儀・香港

2020-10-12 | 市議会(2020年)

9月議会で、坂井が主たる提案者となった意見書についてはすでにホーコクしましたが、それ以外の意見書・決議から3つピックアップします。坂井は全てに賛成しました。

1 菅義偉首相による日本学術会議会員候補の任命拒否について抗議し、撤回を求める意見書
2 中曽根元首相の内閣・自民党合同葬儀への巨額の公金支出に関して再考を求める決議
3 中国政府に対し、香港に関する国家安全維持法への抗議・撤回と、「一国二制度」の国際公約を守り、自由と人権への弾圧をやめるよう要請することを求める意見書

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1 菅義偉首相による日本学術会議会員候補の任命拒否について抗議し、撤回を求める意見書

 坂井は、”民主主義を軽く見ている点”が根っこにある問題と思っています。他には、官僚の人事についても、”政府方針に反する官僚は飛ばす”と明言していましたよね。
 これは、前政権のことだけど、選挙公約にないこと(安全保障関連法案、秘密保護法など)の審議にあたって、強行採決したこともそう。最終的には多数決になるけれど、採決するまでの過程で多数派が”数の力”で押し切らずに、少数派の意見を聞いてより多くの人が賛成できるものに作り上げていくことが必要、と坂井は考えています。
 この国の政権は、自分とは違う意見を聞かずに、力で乗り切っているという印象が強い。

 

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2 中曽根元首相の内閣・自民党合同葬儀への巨額の公金支出に関して再考を求める決議
(国政政党視点でみると、公明党が賛成したこと、立憲民主党所属議員(鈴木・岸田)の態度が分かれたことに驚きました)

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3 中国政府に対し、香港に関する国家安全維持法への抗議・撤回と、「一国二制度」の国際公約を守り、自由と人権への弾圧をやめるよう要請することを求める意見書
(動画見ないとわからないんですが、最初、退席が13になり、定足数を欠いたので採決できない状況に。議長が”戻っておいで”と呼びかけたところ、退席していた岸田議員が議場に戻り、採決。)
議員の過半数が退席すると議事が進められないんです。小金井市議会議員は24人なので、議長を含めて12人が議場にいる必要があります

 

 

その他、9月議会では15本の意見書・決議を可決しました。
本文はこちら
採決結果はこちらから(いずれも小金井市HP市議会のページに飛びます)


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3年連続不認定〜2019年度決算も不認定でした

2020-10-06 | 市議会(2020年)

 9月定例会の最終本会議。決算審査の採決を行いました。

 坂井は不認定としました。理由を述べた討論(読み原稿)は文末に貼り付けます。
 簡単に言うと、”法令遵守意識や統治能力に欠ける”という決議を含む7本の決議に賛成した1年間なので、賛成できる状況ではないということ。西岡市長の意思決定に時間を要しすぎることも指摘し、あと個別案件として2つ、学校給食調理業務の委託と、障がいのある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例の周知啓発に触れました。

 議会の意思としても不認定。3年連続。

参考までに、西岡市長になってからの決算審査 
2019年度:不認定 賛成6 反対17
2018年度:不認定 賛成4 退席1 反対18
2017年度:不認定 賛成5 反対18
2016年度:認定  賛成13 反対10
2015年度:認定  賛成11 反対11  →産休していた議員がいたので22人で採決・可否同数なので議長採決で認定 

(坂井は5年連続で反対しています。そもそも根底となる当初予算に反対しているので、決算も反対賛成できない)

 以下、討論の読み原稿です。

 認第1号 令和元年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について、緑・つながる小金井は、不認定の立場から討論をします。  まず、2019年度は、幼児教育保育の無償化、消費増税対策のプレミアム付き商品券事業及び、会計年度任用職員制度開始に向けた準備、元号改正に伴う事務など、国の施策によって、基礎自治体である小金井市の職員の事務量が膨大となった1年でした。加えて、新型コロナウイルス感染症対策による全国一斉臨時休業の対応や、激甚災害に指定された台風19号への対応もありました。対応にあたった職員の方々のご尽力は評価いたします。お疲れ様でした。
 
 さて、小金井市政では、西岡市長1期目の最後の1年間でした。市議会からは決議を10件可決しています。法令遵守意識の欠如や、統治能力の欠如を指摘する決議も含め、緑・つながる小金井としても7件に賛成をしております。市政運営に課題のあった1年だったため、認定することはできません。

 個別案件については2点に絞って申し上げます。 
 学校給食調理業務について。業務をすべて委託し2026年4月には直営校をゼロにする方針が示されました。小学校5校を委託した際、「小学校4校は直営を維持する」と市民に説明したわずか6年後の方針転換となりました。確定する前の段階で早期に示していただいたことは評価しますが、過去の経緯からも、とりわけ保護者を含む市民への情報開示と意見交換が必要です。直営ゼロになっても、小金井市が、学校給食の質や小金井らしさを守る体制も合わせて示されればより建設的な議論ができたと考えます。学校給食調理業務について、直営・民間委託の2択ではなく、財団方式の活用などあらゆる可能性を探って、小金井市が責任を持ち続けられるあり方を示していただくことを求めます。

 障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例の更なる周知について。決算書に現れる取り組み項目数は前年度の5項目から減少して4項目になりました。項目数だけで判断し切れるものではありませんが、予算審査において、西岡市長は「この条例の周知には一生懸命取り組んでまいりたいと思っております。」と答弁しておられたことを鑑みると、より一層ご尽力いただきたいところです。今後は、あらゆる機会を捉えて、条例を周知し、条例の名称の通り、共に学び共に生きる社会を構築する基礎的環境整備に努めていただくことを求めます。

 最後に、西岡市長には大きく1点「みんなの声を聞きながら、迷うことなくまっすぐにスピード感を持って決断する姿勢」を求めます。

 事例を3点取り上げます。
 1点目は、都市計画道路3 ・4・11号線についてです。2019年10月に西岡市長から都知事にあてた「優先整備路線に関する要望について」のなかで、“わたくし、小金井市行が了承できない状況下での事業化は進めないよう求めます”としたことは評価しています。
 決算年度は、この案件について3回の決議を可決しています。市民から陳情が出るなど、優先整備路線に選定されてから市長に一定届くまでに3年を要しました。また、東京都が2月に行ったオープンハウス内の意見交換では、市民や議会が求めてきた“建設の是非の意見交換”をする場にはなりませんでした。
 今後、要望していただく際には、“意見交換の工夫“ではなく、“建設の是非の意見交換”の設定を求めていただくことを要望します。

 2点目は、婦人相談員についてです。議会や市民から出ている懸念の声を聞くことなく2018年4月から、非常勤化し、引き続き常勤を置くことを求めたところ、第4回定例会で、常勤を置くという市長発言が出ました。こちらも、市長に届くまでに2年弱を要しています。

 3点目は、新庁舎&新福祉会館建設の基本設計について。3月19日、6会派9人で市長へ申し入れをしました。申し入れ項目は2点、新福祉会館も新庁舎と同様に免震構造にすることと、広場面積を大きくすることでした。市長においては、新型コロナウイルス感染症対策もあったと思いますが、熟考されるのに2ヶ月を要し、方針を固められたのは翌年度となりました。これまでの経緯もあるため、ご判断は受け止めています。今後、着工にむけた判断が求められることとなりますが、庁舎の早期竣工を望んでいますので、市の事業見直しにも迅速に取り組んでいただくことを求めます。

 西岡市長は、市長選の選挙公報で掲げられた「みんなの声をしっかり聞く」の通り、意見をしっかり聞いておられることと思います。一方で、選挙チラシには「迷うな、まっすぐに」という言葉も掲げられています。評価できる取り組みもありましたが、今後は、決断するまでの時間をかけることなく、スピード感を持った対応を求めます。とりわけ第4回定例会で前向きな答弁が出ていた、C O2削減の積極推進や気候非常事態宣言に対する取り組みに期待します。パートナーシップ制度の導入については、スピード感を持って取り組めたことを評価していることを申し添えておきます。

 以上、一定の評価はしていますが、法令遵守や行政運営に課題はあったため、決算には反対します。西岡市長には、市民や議会の声を聞きつつも市長として責任を持って進めていくことの見極めと政策判断を迅速に行い、今後の市政運営にあたっていただくことを要望し討論を終わります。


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