坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

可決した決議・意見書9件をピックアップ!

2023-12-26 | 2023年第4回定例会

2023年第4回定例会では議員案13件の採決を行い、すべて可決しました。全会一致で可決した決議1件と、可否が分かれた8件をピックアップ! 意見書のPDFはここ🐔(市議会のページ)にアップされています(一括PDFなので議員案の番号で探してください)。

 

◆パレスチナ・ガザ及びイスラエルにおける平和の早期実現を求める決議(議員案第48号)
決議のPDFはここ🐔(市議会のページ)

文章の内容について各会派とお話しさせていただき、文言調整のすえ、全会一致で可決できました。

 


◆保育士配置基準の最低基準の引き上げと保育予算の大幅な増額を求める意見書(議員案第49号)

国に意見書を提出することを求める陳情書を採択したので意見書を送付しました。

 


◆ 神宮外苑再開発を止め、自然と歴史・文化を守ることを求める意見書(議員案第51号)

 


◆ 生活保護制度の改善と貧困ビジネスの規制を求める意見書(議員案第52号)

 

 


◆ パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示を求める意見書(議員案第53号)

自民・信頼、共産、公明の3会派と、他7会派とで賛否が割れるのは珍しいので興味深い。


◆ 政治資金規正法に関するパーティー券疑惑の全容解明と企業団体献金の禁止を求める意見書(議員案第57号)

反対が出るとは思いませんでした。

 


◆ 旧統一協会の被害者救済のため、財産の包括的保全の法整備を求める意見書(議員案第58号)

 


◆ 米軍横田基地所属CV22オスプレイの鹿児島屋久島沖墜落事故に関する意見書(議員案第59号)

 


◆ ガザ攻撃の中止と即時停戦に向けた行動をとることを求める意見書(議員案第60号)

決議(市議会の意思を内外に示すもの)は、全会一致で可決しましたが、意見書は国などの行政機関に送付するものなので、そもそもの性質が異なります。こちらは賛否が分かれました。

 

 


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議会が採択or趣旨採択した3件の陳情書をピックアップ!~2023年第4回定例会

2023-12-25 | 2023年第4回定例会

2023年第4回定例会では、13件の陳情の採決を行い、9件は不採択でした。採択した2件と趣旨採択した1件をピックアップ。

 


◆ 国に対し「保育士配置基準の最低基準の引き上げと保育予算の大幅な増額を求める意見書」の提出を求める陳情書

坂井は賛成。反対がでるとは思わず。。陳情書を採択したので、国に意見書を送付しました。

 


◆ “原油価格等高騰対策事業者支援事業補助金の補助金増額と申請期限延長”を求める陳情書

市は、今回の議会に、「補助金増額&対象拡大、申請期限延長」を含む予算を提案。議会は全会一致で可決しました。陳情書も全会一致で採択。

 


◆ 「東小金井駅北口まちづくり事業用地整備計画」の具体化を求める陳情書

趣旨には賛成するけれど、願意を実現するのは困難な場合などに議会がその意思を示すのが「趣旨採択」です。 
この陳情書の場合、「ただちに」「早期に」ということばのスピード感の捉え方が議員によって分かれました。趣旨には賛成するというところでは議会で一致していたので趣旨採択としました(趣旨採択にするには全会派の同意が必要です)。

 


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市長の”すべての議案を原案通りご議決いただいたのは初めて”を厳しさ視点と優しさ視点でみてみた件。

2023-12-24 | 2023年第4回定例会

2023年第4回定例会では、市長が提出した議案13件すべてを可決しました。

賛否が分かれた議案は2つ
新庁舎建設予算と都市計画税条例

 

◆ “今の設計で新庁舎建設を進める予算“

 


◆ “都市計画税の特例措置が終わるので現行の負担軽減を続ける条例”

 

 坂井は、今回はすべての議案に賛成しました。

 



 さて。市長が、”すべての議案を原案通りご議決いただいたのは初めて”と発信されているのを見かけました。議場でのご発言だったら議場で返すのですが、インターネット上で拝見したものですから、こちらで。厳しさ視点と優しさ視点でみてみます。

厳しさ視点で言うと、
 何か市長ご自身の大きな政策意思を伴う条例を議会に提案されましたか?ということ。
 今回提案されたのは、法律改正に伴う条例改正や、国や都の政策による議案で、白井市長の大きな政策意思を伴う議案がありませんでした。白井市長就任後、議会は市長の政策意思の強い案件、「公立保育園のあり方を検討する委員会を設置する条例」を否決し、「新庁舎建設を再開する予算」を増額修正しています(坂井はどちらにも賛成しています)。

優しさ視点で言うと、
 白井市長提案の「保育園廃園条例を撤回する条例」の否決や「2022年度決算」の不認定は、前市長の市政運営に因るところもあります。
 今日においては、
保育園2園の廃園は覆せない状況で、新庁舎建設は現設計での建設が進んでいるように、公立保育園と新庁舎建設という市政の重要課題について、市が考え方を議案として示し、議会が議決で意思を示したという状況で、市の考えも議会の意思も出ないという状況ではなくなったところ。
 今後、坂井としては新庁舎建設はスケジュール通り進めるべしと考えています。公立保育園については、条例ではなく方針で廃園が示されているわかたけ保育園について。本当に廃園しないといけないのか?残せるならば残した方が良いと考えています。市長は”公立園が3園で良いは言っていない”旨の発言をされてはいますが、具体には何も示していません。煮え切らない状況が続いているので、具体を示していただきたいところです。

 


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12月議会、終わる。

2023-12-21 | 2023年第4回定例会
【小金井市議会 第4回定例会が終わりました】
 
なんと、最終本会議が17時前に終わりました!こんなのとても久しぶり。と言うか私が議員になってからこんなことあったでしょうか。
 
取り急ぎの速報として。
今定例会では、市長提出議案13件と意見書や決議など議員提出議案13件を可決しました。陳情書は13件の採決を行った結果、採択3件、趣旨採択1件、不採択9件でした(坂井が数えた件数です。数え間違えてないはずですが。。)
 
 

 

 


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要望書は提出できないまま、白井市長就任から1年が経った件 ほか@坂井の一般質問

2023-12-09 | 2023年第4回定例会

坂井の一般質問、今回は3項目取り上げました。

===============
1 気候危機対策はまったなし!
2 はけと野川をこわす道路はいらない!
3 はや1年となる白井市政。市長の公約進捗・取組状況を確認しよう。
===============

1項目ずつ振り返ります。

2 はけと野川をこわす道路はいらない! YouTubeはここ🐔から

 

◆ 東京都に2路線の中止を求める要望書、提出できておらず。
 11月9日の建設環境委員会で確認したところ、要望書は“調整中“のため提出できていませんでしたが、あれからおよそ1ヶ月が経過したところですが、12月6日時点でも、要望書は提出できていないことがわかりました。

◆ 白井市長、都知事との意見交換でも要望せず。
 東京都は、例年知事と区市町村長との意見交換を行なっています。白井市長が、直接都知事に要望を伝えられる貴重な機会だと認識しています。都知事と白井小金井市長の意見交換で両路線の中止を要望したのか確認しましたが、市長は要望しませんでした。

意見交換に関する経緯は↓ここ🐔(坂井ブログ内)↓から
白井市長に申し入れ「都知事との意見交換で2路線の反対を伝えることを求める!」

◆ 東京都 第五次事業化計画の策定は未定だけど、第四次事業化計画の振り返りを行っている。
 はけと野川をこわす都市計画道路を優先整備路線に選定している第四次事業化計画は2025年度まで。あと2年を切りました。

 第五次事業化計画を策定するとした場合、(第四次事業化計画策定の際のスケジュールを参考にすると)2023年9月頃には、市町検討部会合同会議のようなものが開催され、小金井市からも出席することになると思われます。 
 この間、市議会でも、東京都の動向があるのか確認してきました。12月6日時点において、「第五次事業化計画の策定は未定だけど、第四次事業化計画の振り返りを行っている」ということがわかりました。

   確かにそうなんですよね。

 漢人あきこ都議のスタッフの方が情報開示請求した資料を共有していただいたのですが、それによると、6月13日と8月2日に、関係者による意見交換が行われていることがわかっています。参加者について、漢人都議のスタッフが都に問い合わせたところによると、「東京都が第四次事業化計画策定の際の各市区町村所管課に声をかけた」とのこと。

◆ 市長が提出の意思を示し続けていることには意味がある。

 坂井としては、市長が要望書を提出することが最終目的ではなく、第四次事業化計画で着手しないこと及び第五次事業化計画が策定される場合、優先整備路線から外していただきたいということ。そのために、基礎自治体の小金井市としての意思を市長が示すこと、そのいち手段が要望書の提出は重要だということです。

 坂井は“この類の要望書を基礎自治体の長が東京都に提出した”という話を聞いたことはありません。要望書は“調整中“のため未提出であることは、もどかしいのですが受け止めてはいて、市長が、要望書提出の意思に変わりないと発言し続けていることには意味があると私は捉えています。

 


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