当初5回予定だったところ、回数を増し、計8回開催した(仮称)新福祉会館建設基本計画市民検討委員会。1月31日が最終回。市長もお越しになっておりました。
委員長から、(仮称)小金井市新福祉会館建設基本計画(案)を受け取るためにいらしていたようです。
内容については、また議会で。
気になるのは、委員長の「おわりに」の記述。
(仮称)小金井市新福祉会館建設基本計画市民検討委員会は、市長へ案を提出するという使命をになった各委員がそれぞれの立場から熱心な意見を表出し、議論を展開してきました。
当初の予定では5回という開催回数でしたが、最終的には他市の施設見学を含めて、計8回にわたる委員会が開催されました。
市からは多機能かつ新しいコンセプトである新施設の建設計画が素案として示され、委員会でのご意見もそれぞれの立場を超えて多種多様でしたが、各委員のご協力により、委員会としての基本計画案をまとめることができました。一方、各機能について、今後の政策の方向や運用も含め、時間をかけた議論が必要ではないかという委員からのご意見もありました。
そこで計画案本文に記載されていないものの、熱心に取り組まれた、各委員の様々な思いがあったことを表すものとして、それらのご意見等を集約し、資料6として添付することとしました。今後の検討の参考としていただけると幸いです。
今回策定した計画案をもとに、市としての計画策定や計画の具現化に当たっては、市における地域課題を十分反映し、地域共生社会の実現を目指す。小金井市の市民の皆様に親しまれる施設となることを願っています。
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と、言うことで資料として全5ページにわたり、委員の意見が添付されています。こういうカタチになるのは、あまり見たことがありません。イレギュラーなことでは?
時間が限られたなかでの議論、委員の皆さんお疲れ様でした。委員長からは、限られた時間で大変困難を伴う議論だったとの発言もありました。
他、現場での速記メモですが、委員からは
「議会と市民検討委員会、平行での議論はめずらしい。新庁舎の作りがどうなるのか。議論が深化できなかった。総合相談窓口は、福祉会館におく積極的な意義が見いだせない。庁舎と福祉会館が両方できるのはチャンス」
「間口が広すぎる。施設の軸がみえなかった。それぞれの対象にふさわしいスペースがあると思う。間口広げるとどっちつかずになるのでは?」
「子ども家庭支援センターがはいることで、異世代交流ができると思う。この件、もっと話せば良かった。が、何をどこで発言すればいいか、いま何を議論すべきか、委員長もご苦労されたと思う。」
「なるべく早く、よい施設ができれば良い」
「福祉会館だけに集中できない。同一敷地内に庁舎が建つというのに。この基本計画で意図が伝わるか疑問」
「福祉会館…何をやるところだろうかと戸惑った。障がい者?老人?と思ったら、公民館機能懸念の声。マルチスペースでやるといのはちょっと乱暴」
などの意見が出ていました。
次なる議論の場は、2月6日(火)に開催される市議会全員協議会。傍聴はどなたでも。
小金井市議会全員協議会の開催について
1 日 時 平成30年2月6日(火)午前10時から
2 場 所 本会議場(市役所本庁舎4階)
3 協議事項 (仮称)小金井市新福祉会館建設基本計画(案)について