坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

”シン•庁舎建設を進める予算”を可決した件

2023-10-06 | 2023年第3回定例会
議会の注目議案!!

”シン•庁舎建設を進める予算”を可決しました!

 坂井を含む15人の議員が賛成し、現設計で、新庁舎建設をす進める予算を可決しました。今年度には事務が終わらないので、すでに可決した予算を来年度も使えるよう予算で決めておくものです(「債務負担行為」といいます)



6月議会からの動きをざっくり振り返りますと、、、

6月議会で、4会派の議員が、“コストダウンができるか、616万円・2ヶ月かけて検証すること”を提案
坂井は現設計でのコストダウンは難しいと判断し反対したけど、13人の議員が賛成
8月末に検証結果が出て、大幅なコストダウンは難しいことがわかる
市は現設計を基本に、”新庁舎と新福祉会館を同時に竣工する””広場がさらに広げられるか検討する”と2点取り入れることを示す
建設を前に進めるための予算を、坂井を含む15人の賛成で可決しました


今の小金井市にコストダウンが困難という数値化は必要な手続きだった。
 坂井は、全員協議会で以下の通り、見解を示しました。

 大幅なコストダウンは困難と考え、議員提案の“616万円・2ヶ月かけた検証”に反対しましたが、13人が賛成、議会としては検証を必要としました。検証結果では、大幅なコストダウンが困難ということが数値化されました。今の小金井市が庁舎建設を前に進めるため、大幅なコストダウンが困難という数値化は必要な手続きだったと捉えています。これを踏まえ、建設を進めていただきたいです。

YouTubeはここ🐔(小金井市議会チャンネル)から




新庁舎・新福祉会館は2027年7月竣工予定。
今示されているスケジュールだと、2025年3月に工事が始まり、2027年7月竣工です。

そのためには3プラス1のステップあり
今年12月に市が、”2点(新庁舎・新福祉会館の同時竣工&広場を広げられるか検討した結果)を反映するための予算を提案”→議会で審査。
来年度には、市が工事費予算を提案→議会で審査。 & 市が事業者の選定を提案→議会で審査。という3ステップ

そして。
時期は未定ですが、市が”庁舎の位置を決める条例”を提案→議会で審査。
という3プラス1のステップがあります。


今回。坂井は2度目の委員長職を務めました。


 予算特別委員会で、坂井は、議員人生で2度目となる委員長職を務めました。新庁舎建設を進める予算は、本会議で即決する議案だと思っていたけど、委員会に付託することに決まったので、出番が増えた…という。
 委員会運営は、みなさんのご協力無くしては進まないもの。”重い”議案をお預かりしましたが、滞りなく委員会を終えることができて、よかったです。

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2022年度一般会計決算 不認定に。〜6年連続で不認定。

2023-10-05 | 2023年第3回定例会
【小金井市議会】 2022年度一般会計 決算を不認定 としました。
坂井も反対、不認定としました。これで6年連続の不認定です。6年連続....。

 

賛成6、反対16で不認定に。
市議会YouTubeの討論・採決はここ🐔から

 

これで6年連続の不認定
不認定連続を更新しました。。。

 

坂井が不認定とした主な理由です。
庁舎、公立保育園、道路。。


 

坂井が、今後、期待していること  
「学べない組織に未来はない」とした白井市長に期待。




坂井の反対討論、小金井市議会YouTubeはここ🐔からです。
討論の読み原稿を貼り付けておきます。(正式会議録ではありません)

 認第1号 2022年度 令和4年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について、緑・つながる小金井として、不認定の立場から討論をします。突然の市長選挙があった2022年度でしたが、日々、住民福祉の向上のために働いておられる職員の皆さまには感謝申し上げます。  
 決算年度には、市役所本庁舎等で再生可能エネルギー100%電力が維持され、パートナーシップ宣誓制度はのべ3組の利用があったことがわかり、子どもオンブズパーソン相談室が開設されるなど評価できる取り組みもありました。
 不認定とした理由を3点とり上げます。
 1点目。新庁舎等建設事業について。2022年度一般会計当初予算には重い判断をし、わが会派として初めて反対しました。新庁舎等の建設関連予算が入っていないため賛成できなかったものであります。白井市長におかれましては、新庁舎建設は、議会の議決を経ながら目指しているスケジュール通りに進めることを求めます。
 2点目。公立保育園について、西岡 前市長は、議会が継続審査とした公立保育園の廃園条例を専決処分し、議会は、わが会派としても不承認としました。西岡 前市長は、市長を辞職することを持って、政治的責任をとる形でおよそ7年間の西岡市政が終わりました。新しく就任した白井市長は、就任直後の第4回定例会に、議会が専決処分を不承認にしたことから、廃園条例を廃止する条例を上程しましたが、議会はこれを否決。第1回定例会には、「市立保育園のあり方検討委員会条例」を上程しましたが、議会はこれを否決しました。白井市長が考えるプロセスの実現が困難な公立保育園に関し、新たなプロセスを考え示すことを求めます。
 3点目。優先整備2路線について、東京都に中止を求める要望書を提出すると、市長選挙での公約や施政方針にも掲げておられました。我が会派は市長の方針を支持しておりますが、提出には至らず、調整中の答弁が続き、詳細の説明責任は果たせておりませんでした。市長の方針を支持しておりますので、東京都の第五次事業化計画策定に向け、基礎自治体として、小金井市長の意思を示すため要望書を提出すること及び、説明責任を果たすことを求めます。
 ここで、来年度予算編成に向けて一言申し上げます。2023年度は、前市長がほぼ編成した予算でしたが、白井市長から「行政でどこかに抜け漏れ、不十分な点があるということも認めざるをえない点はあります」という答弁もありました。2024年度予算は、白井市長が編成から関わる初めての予算ですので、抜け漏れや不十分な点がないよう議会に提案していただくことを求めます。
 本決算の認定には反対しますが、最後に、「学べない組織に未来はない」という市長のご発言に期待していることを述べ、討論を終わります。

 


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”公立保育園廃園条例 専決処分”のあった2022年度 決算審査はじまり〼。6年ぶりに認定できるか!?

2023-09-27 | 2023年第3回定例会

9月議会の注目は決算審査!議会としては、2022年度のお金の使い方や成果をチェックし、2024年度の予算の編成に活かしていくよう市に求める大切な役割があります。9月27〜29日、10月2日、3日の5日間の予定。

2022年度、坂井としては気候危機対策などが気になりますが、衝撃の「西岡 前市長による”公立保育園の廃園条例”の専決処分」があった年です。

ちなみに。決算(一般会計)は5年連続で不認定です。小金井市では初めてだし、全国的にみてもレアです。

 

小金井市議会 YouTubeで中継&録画がご覧いただけます(ずっと視聴するのはしんどいかもしれないですが)。


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可決した意見書をピックアップ〜PFAS全容解明、関西万博中止、高浜原発再稼働に抗議、離婚後共同親権制度・・・

2023-09-26 | 2023年第3回定例会

市民生活に関わるけれど、基礎自治体では解決が困難な課題に対して、関係機関に意見書を送ることができます(意見書は地方自治法99条に定められています)。

9月25日の本会議で意見書の採決を行い、11件を可決しました。1件は否決(福島原発汚染水海洋放出の中止と見直しを求める意見書)。可決した意見書の中からいくつかピックアップします。

すべての意見書(PDF)はここ🐔から(市ホームページ内市議会ページ)。

 

■ 国内最古の高浜原発1号機再稼働に抗議し、「原発ゼロ」の実現を求める意見書 (議員案第43号)


坂井が文案を起草し、14人の賛成で可決することができました。


■ 国民全体の負担が増える恐れがある関西万博の中止を求める意見書(議員案第34号)

 


■ 健康保険証の存続を求める意見書(議員案第45号)

"
国に健康保険証の存続を求める意見書の提出を求める陳情書”を可決したことから意見書を提出しました。


■ 米軍横田基地でのPFAS(有機フッ素化合物)漏出について、立ち入り調査と全容解明を求める意見書(議員案第39号)

 


■ 離婚後共同親権制度検討に際し、子どもの視点に立った議論を求める意見書(議員案第44号)

 


■ 人道的見地で難民政策の見直しを求めることに関する意見書(議員案第36号)

 


■ 精神科病院の虐待・人権侵害を断ち切ることを求める意見書(議員案第37号)

 


■ 女性トイレの設置維持及びその安全と安心の確保を求める意見書(議員案第38号)



坂井は反対しましたが、可決し(てしまい)ました。
そもそも、国は女性トイレを設置維持すると言っているんですよね。…意見書は、国の政策に合致する内容だし、あたらに何かしらの政策を求めているわけではないため、意見書として提出する案件として馴染まないと考えました。

文末に「女性の安心と安全を確保するため諸方策をとること」とありますが、この間、「女性」を守ると言う視点で、トランス女性への偏見やバッシングが散見されています。女性の安全もトランス女性の安全も守ることが必要だと坂井は考えます。

 

 

 

 

 


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市長提出議案10件を可決した件 & 議会最終日に予算特別委員会! 〜 9/25本会議

2023-09-25 | 2023年第3回定例会


市長提出議案10件を可決。

9月25日の本会議で、市長提出議案10件を可決しました。
坂井は63号 個人番号制度に関する条例改正(法律改正による規定整備)には反対しました。他はすべて賛成。



自転車用ヘルメット購入助成等を含む補正予算(第6回)も可決しました。


市議会最終日の10月5日に予算特別委員会!

それで。市長が追加送付した補正予算 議案第68号について、市長は本会議での即決を求めてました。

【議案第68号について】
内容としては、6月議会で市長提案で組まれていた新庁舎建設を前に進めるための予算です。同6月議会で、4会派が「コストダウンに資するものがあるか616万円の予算を増額して2ヶ月で検証する」ことを提案し、13人の議員の賛成で予算の増額が決まったという経緯がありました。(坂井は、その時点でコストダウンに資する検証をすることに反対しました)
2ヶ月かけて検証した結果、9月議会で市は「新庁舎と新福祉会館の同時竣工」と「広場をさらに広げられないかの再検討」をすると方針を出したところです。
詳細はここ🐔→「"新庁舎と新福祉会館の同時竣工"を反映&広場の検討→庁舎建設を前に進めたい」と市長。(坂井ブログ内)

 即決にすることについて、議会運営委員会で不一致となったので、本会議で予算特別委員会に付託するかどうか多数決(起立採決)で決めました。

YouTubeはここ🐔から(小金井市議会チャンネルへ)

委員会付託に
賛成 13
自民・信頼④(五十嵐・河野・吹春・遠藤) 子ども④(片山・古畑・渡辺大・高木)
共産③(水上・たゆ・森戸) 公明②(小林・渡辺ふ)

反対 9
緑・つながる小金井(坂井)みらい④(岸田・沖浦・鈴木・村山)
こがおも(水谷) 参政党(斎藤) ネット(安田) 街の仲間(清水)

※ 宮下議長(公明)は可否同数の場合のみ採決に参加   ※ 会派名は略称   ※ 敬称略

 坂井は即決で良いと判断し、付託に反対しました。というのは、6月議会で可決して直ちに作業に入れていれば年度内で終わっていたけれども、検証期間が入った分、作業が来年度にも及ぶこととなります。予算上、そのように議決することが必要です。内容は6月議会で議決したものであり、新たな予算は含まれていないことから即決で良いとの判断です。

 しかし、市議会の意思としては委員会付託になりましたので、10月5日の最終本会議の日に予算特別委員会が入る見込みです。9月議会で、坂井は議員人生で2度目の予算特別委員長を努めさせていただいてます。もうお役目は終わったと思っていたのですが、このたび議案第68号が委員会に付託され、10月5日に委員会が入ることとなりましたので、委員会運営&秩序保持に努めてまいります。

 

 

 


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