坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

内閣府委託のアンケートが気にかかる件

2020-12-30 | 日々のこと
内閣府委託事業 女性の政治参画への障壁等に関する調査研究。
 
全国の地方議会より抽出した男女の議員役1万人に送られているとか。
都道府県議会議員は、2019年12月31日時点で2668人、市区町村議員は2万9762人なので、およそ3分の1の確率。

 

WEBでも回答できるみたいだけど、紙媒体で届いたので、あえて紙媒体で返すことにしました。途中、回答に悩む案件がいくつか。地方自治や政治の仕組みがあまり認知されていないような。
 
ここでは大きく2つだけピックアップ。
 
ひとことで結論だけ!
 
その1:与党会派への所属の有無 という設問
→地方議会に与野党はありません。
 
 
その2:所属政党・会派 とひとくくりにしている点  
→政党と、会派は別モノです。
 
 
 
ちょっとくわしく!
 
その1:与党会派への所属の有無 という設問
地方自治体では、それぞれ別の選挙で市長と議員を選んでいますよね。市長が執行部(市役所職員)を通じて市政を運営しています。議会は執行部とは独立した議決機関。執行部が提案してくるお金の使い方や条例などを議決する役割を担っています。市長と議会は対等な関係にあります。二元代表制というやつです。
 
国会では、国会議員の中から内閣総理大臣を指名しているので、国会の多数意思で内閣総理大臣が選ばれ、内閣総理大臣が、大臣を任命していくので、国会の意思が内閣の組閣に影響するということ。いわゆる議院内閣制。
 
よって。”与党””野党”という概念がない地方自治体議員へのアンケートでは、この設問自体がナンセンス。

しかしながら、実際は、選挙で市長と議員が支援する関係もあるので、私は”市長応援派”というようにしています。
 
 
その2:所属政党・会派 とひとくくりにしている点
政党は、政策や理念を同じくする人たちの集まり。議会とは関係ない。
 
会派は、議会において、政策や主義主張を同じくする議員の集まりで、議会内の交渉集団のこと。政党単位ではなくて、無所属とか政党が違っても同じ会派を組むこともある。
 
議会外のことと、議会内のことが同じ回答欄になっているけど、回答欄を別々にしてもらわないと。正確に答えらないので困ります。
 
 
内閣府の委託事業でこのようなアンケートが送られてくるという現実を踏まえて活動していくことが求められているんだろうと思ったゆえ、お手紙も同封して返送します。
 

 


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坂井えつ子のつながる小金井通信vol.55を発行しました。

2020-12-28 | つながる小金井通信

坂井えつ子のつながる小金井通信vol.55を発行しました。
2020年12月議会報告&特別号です。

 

 

坂井えつ子 公式HPからPDFがダウンロードできます。
紙媒体をご希望の場合は、郵送にてお届けしていますので坂井までご連絡ください。

TEL:090-1796-7652  
MAIL:info(at)sakaietsuko.com    (at)を@に変えてください


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【自己紹介動画が完成!!】改めまして、小金井市議の坂井えつ子です。

2020-12-13 | ご挨拶
 
坂井えつ子の自己紹介動画が完成しました。
 
動画を作れるステキな方との出会いもあり、あと少しで40歳だし、新しいことにチャレンジするのも良いよね、ということでYoutubeデビューです。
 
これまで話ししてこなかった議員になるまでの歩みや、議員活動するうえでの視点などをお話ししています。
 
 

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謎のピンクテープ、結局は伐採の印だった件。市民の立ち会いで、いのちを守れた樹木も。

2020-12-10 | 日々のこと
 玉川上水沿いの桜以外の樹木に巻かれたピンクテープの立ち会いへ。
 
 これまで、玉川上水沿いのテープの意味は、赤は伐採、青は剪定だったので、初めて見たピンクテープにはびっくり。
 
 市民の方から「ピンクテープが巻かれている!」との話を聞いて、現場を見に行ったら、ピンクと赤のテープが混在している。陣屋橋から新小金井橋の間に数十本。小金井市の担当課長に問い合わせると、「ピンクテープですか?!赤じゃなくて?知らないです」と。東京都水道局に確認をしてもらうと「東京都も知らないと言っている」との話。
 
 え?東京都が知らないの??そしたら誰が巻いたの??って話ですよね。
 
 数日後に、市民経由で「結局は水道局が巻いたみたい。調査のためのテープらしい」との情報が入ったので、再び小金井市の担当課長に問い合わせると、「その後東京都からの情報は入っていない」と。改めて東京都に確認してもらうと「水道局が調査のために巻いたテープらしい。伐採や剪定のテープはまた別に巻かれる」とのこと。
 
 ちょうど、市議会厚生文教委員会があったので、私からこの間の経緯を説明し、担当課長には、「水道局が調査のために巻いたテープらしい。伐採や剪定のテープはまた別に巻かれる」と答弁してもらいました。
 
 すっかりそのつもりで、数日後の立ち会いに行くと、現場の受託業者さんは伐採の意味でピンクテープを巻いた。と言うのでびっくり。同席していた市の職員の方もびっくり!とのこと(そりゃそうですよね)
 
 現場の方いわく、赤テープ(ガムテープ)だと伐採した後の樹木処理業者が回収してくれない、樹木以外のモノは遺物扱いになる。なので、剥がしやすいピンクテープを使っている。
 水道局の方いわく、これまでピンクテープは調査の意味だった。今回ピンクテープと聞いて、調査と判断した。
 
 と言うことで、受託業者と東京都水道局との情報伝達にミスがあったようです。連絡ミスは今後ないように気をつけてもらえればと思いますが、市議会では事実と異なった答弁をしてしまったわけですから(市役所職員に落ち度はない)、議会で答弁の訂正をしてもらわないと。
 
 経緯はさておき。立ち合いによって、残せる樹木とやむなく伐採の確認をして行きました。これまでの立ち合いによって残されてきた樹木にもピンクテープが巻かれているんですよね。法面に影響するのか?危険性が高いのか?桜を被圧するのか??立ち合いに参加した森林インストラクターの市民の指摘、心強い。結果、モミジやケヤキ、コブシなどは伐採ではなく剪定に。
 
 立ち会いをした市民も、私も、「全てを残して」なんてことは言っていないので、法面を崩壊させる懸念のある樹木は、やむなく伐採に合意。人間が暮らしている中でのみどりなので、人間都合ですみません。という想い。
 
 
 来週には、今回の立ち会いの結果に基いて、テープを巻き直し、作業は年が開けてからになるとのこと。市民としても再チェックが必要ですね。毎年同じことを繰り返している気がするけれども、それでも立ち会いの場を設けてくださることに感謝。何もないと、皆伐に近い状態になってしまう。樹木のいのちはおなじ。多様な樹木のいのちをまもるということは、多様な下草のいのちも守るということでもあります。
 
 現状のみどりは可能な限り保全すべし、です。
 
 
立ち会いによりいのちが守られたモミジ。紅葉の季節ですね。
 
 
春になったら、白い花を梢いっぱいに咲かせるコブシも伐採でなく剪定へ。
 
 
鳥の巣を発見!
 
 
赤テープは昨年つけたものの残りなんですって。はがすように引き継いだはずが、残されたママとのこと。
 
 
件のピンクテープ。蛍光ががってるので目立つとか。
 
 

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坂井えつ子のつながる小金井通信vol.54を発行しました

2020-12-07 | つながる小金井通信

坂井えつ子のつながる小金井通信vol.54を発行しました。

 

坂井えつ子 公式HPからPDFがダウンロードできます。
紙媒体をご希望の場合は、郵送にてお届けしていますので、坂井までご連絡ください。

TEL:090-1796-7652  
MAIL:info(at)sakaietsuko.com    (at)を@に変えてください


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