坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

5日間の決算審査!3度目の正直で認定となるか? 2度あることは3度あるか?

2020-09-27 | 市議会(2020年)

9月28日から10月2日まで、決算特別委員会で、2019年度の決算を審査します。

 

ちなみに。過去2年間の決算は不認定でした。

2017年度決算。
坂井は不認定。法令に則らない事務をしていたので、認定などできないと判断しました。


 

2018年度決算。
坂井は不認定。職員が公共料金を私費払いした後の対応などを理由に不認定。

 

2019年度に”重い”不祥事案件は発生していません。2度あることは3度あるか?3度目の正直で認定となるか?2019年度に起こったことを振り返りながら審査に臨みます。

国制度と関係するところだと、幼保無償化・会計年度任用職員制度。

市では、パートナーシップ制度の導入方針が示されたほか、

学校給食調理の直営ゼロ方針が示されたり、市長が気候危機対策に前向きな発言をしたのも2019年度でした。

 

ちなみに。2019年度の予算は、坂井が議員になって初めて賛成した予算でもあるので、賛成した時に要望した7点も含めて審査していきます。


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坂井が、メインになって作成&提案した2つの意見書、可決!!

2020-09-26 | 市議会(2020年)

9月25日の市議会本会議で、坂井が案文を作成し、主たる提案議員となった意見書が2つとも可決しました。良かった!!

一つ目は、
小金井都市計画道路3 ・4・11号線外の環境概況調査の中止と長期的視点で2路線の見直しを求める意見書

 

【採決態度】
賛成14:緑・つながる小金井、公明(紀)、みらい4、共産党3、こがおも2、情報公開、ネット、カエル会
退席3:公明(渡辺ふ)、市民会議、改革連合
反対6:自民・信頼4、公明(宮下・小林)

 

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二つ目は、
障がい者の移動を支援する福祉サービスの拡充を求める意見書

 

 

市内で切実にお困りの声があったので、一般質問でも取り上げました。まずは、国に責任を持って欲しいとの考えからの意見書提出です。全会一致です!!市議会が真っ当な判断をして良かった。とはいえ、小金井市も小金井市での取り組みに尽力を!!


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補正予算可決〜コロナ対策や市庁舎建設など、市長が意志をもって進める姿勢を示すべし

2020-09-25 | 市議会(2020年)

補正予算に対して、議員提案で動議が出されました。
市長の提案では、何にでも使える貯金(財政調整基金)に16億8000万積みますという提案でした。

動議は、コロナ対策が不十分等の理由で、1億8000万円は新型コロナウイルス感染症対策基金に積もう。という議員提案。
動議を提案した議員の「コロナ対策が不十分」「市長の政策意思が見えない」という点はおおいに合意しますが、1億8000万円という根拠は曖昧です。

提案会派は、繰越金(18億円)の1割と説明していて、不足しているコロナ対策を積み上げた結果ではないということ。議員には、予算提案権がないけれど、政策の提案はできるので、不足しているコロナ対策の充実をセットで求めても良かったと考えました。

 

今回、市長はコロナ基金や、庁舎建設基金に積まずに、財政調整基金に積むという”柔軟な判断”をしたけれど、別の言い方をすると”市長の政策意志の見えない基金の積み方”とも言えます。

コロナの状況においても、市として責任をもって、コロナ対策や庁舎建設を前に進めるという姿勢を、基金に積むことによって示せば良かったと考えています。

結論として、新型コロナウイルス感染症が拡大するのか否かも予測困難なので、何にでも使える貯金に積んで、必要な政策を講じていくことに賛成しました。

坂井がコロナ対策で求めているけれど、対応されていない案件もあるので、コロナ対策の充実を求めました。

市長は、「組換え動議の内容に即し、次回の補正予算案として提出させていただきます」と発言しました。これを受けて、補正予算は全会一致で可決。坂井も、補正予算の取り組みは必要と考えているので、補正予算には賛成しました。


動議の提案議員によると、動議を出した背景には”市長を鼓舞する目的”も含まれているとのことですので、市長は議会意志を受け止めていただきたいです。


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 以下、組み換え動議に反対、補正予算に賛成の討論原稿(用意した読み原稿)です。

 議案第56号 令和2年度一般会計補正予算(第6回)に対する組み換え動議に反対、議案第56号 令和2年度一般会計補正予算(第6回)に賛成の立場から討論します。

 予算特別委員会の中で市長は「財政見通しが立たないので、特定基金ではなく財政調整基金に全額積んだ」という趣旨の発言をする一方で、「コロナにおいても小金井市として維持すべき事業がある」という趣旨の発言もしていました。

 今回の基金への積み立て方は、柔軟に対応するための判断とも言えますし、市長の政策意思が見えない基金の積み立て方とも言えます。税収減が見込まれる中でも、小金井市として、維持していく取り組みに対して、例えばコロナ対策基金や、庁舎建設基金に積むこともできたわけです。コロナ対策も庁舎建設も責任をもって進めていくという姿勢を示さなかったのは残念であります。西岡市長は、コロナ対策も庁舎建設も重要課題であるという心意気はお持ちのようですが、それをより具体化するために基金に積むこともできたのに、しなかったのは残念であります。

 提案議員の「コロナ対策を講ずるべき」「コロナ対策が不十分である」「市長意志を示すべき」という考え方にはおおいに賛同していますが、1億8000万円という額の根拠が不明確です。議員は、予算の提案はできませんが、政策の提案はできます。今回、複数会派が合意形成をし、必要な政策の積み上げをしたというわけではなく、複数会派で検討した結果、市長提案の繰越金18億の1割という額に至ったという趣旨のご説明がありました。

 これまでの補正予算での一般財源の出動は、第2回で1億7000万 第3回で6000万 第4回で1億 第5回で2000万でした、感染状況や国や都の補助金等を鑑み、対策を講じてきました。

 今後、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大していくか否かは予測を立てるのが難しいため、繰越金の1割で1億8000万円という額が妥当なのかの判断ができません。柔軟性をもって対応するための判断として、財政調整基金に積むことに賛成します。

 西岡市長は、自らの政策意思でもってコロナ対策や小金井市が維持すべき事業に取り組んでいくことが重要と考えています。

 財政調整基金に積んだとしても、適切な時期にコロナ対策を講じていくことは必要です。一般財源ありきではなく、国や都の補助金を活用しながら、漏れのないサポート策を求めます。

 緑・つながる小金井としても、コロナ対策を要望書や議会で求めてきました。例えば、「コロナの影響によって支援制度を受けるための証明書等の手数料は無料とすること」「電話相談窓口をフリーダイヤルにする」「フリーランスの方への支援」などです。必要な取り組みに予算を充てていただくことを求めておりますので、政策の充実を求めた上で、組み替え動議の反対、補正予算案に賛成の討論とします。

 

 


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パートナーシップ制度10月20日実施予定!

2020-09-15 | 市議会(2020年)

市議会は、総務企画委員会。

パートナーシップ制度のパブリックコメントが終わったと報告がありました。14人・32件のご意見があったとのこと(パブコメ検討結果は市HPで)。報告のなかで実施予定の日程が初めて明らかになりました。

 

2020年10 月20日です。(覚えやそう)

制度を求める陳情書の採択がきっかけとなった制度化。坂井も、”パートナーシップ制度導入や、多様な性のあり方を認めあおう”という視点で議会に臨んできたので、市政に声が届いてよかったと思っているところです。

 

さて。

総務企画委員会では、18年ぶりとなる参考人を招きました。案件は、2017年市議選に向け、候補予定者が当時勤務していた市内高齢者福祉事業所から、個人情報を盗用した件について(小金井市が刑事告発したけれど、時効で不起訴処分になっています)。


名簿盗用については自身の判断で行い、盗用を知っていたのは、自分自身と当時の事務員ということ。
また、刑事告発や不起訴になったことについて連絡はなく、議員が発行するチラシ等で知った。という発言があったのですが、当事者に連絡なく進行するって点には驚きました。

関連する陳情は保留になったので、23日(予備日)の総務企画委員会で審査していくことになります。

 

 

↓委員会での採決結果メモ。(坂井の記録で公式記録ではありません。&市議会の最終意思は本会議での採決で決まります)

 

 


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通常でない議会運営を求める議員に、理由の説明を求めたところ…

2020-09-10 | 市議会(2020年)

議会運営委員会。

 議員定数の削減を求める請願について、ピックアップします。署名が1120筆集まったとのこと。

 請願は、陳情と違って紹介議員が必要です。今回、紹介議員が委員外議員の発言申し出をされていたので、委員会で発言申し出を認めました。

 自由民主党・信頼の小金井の議員が”通常とは違う運営”を求めてこられたので、その理由を説明いただくのに、冒頭4〜50分間は調整のための休憩を挟みながらの進行となりました。


 さて。通常は、委員の質疑が終わった後に、委員外議員が発言をしています。これは、委員会独立の原則にしたがって、委員会の審議に影響しないようにと、小金井市議会が運営してきたことと理解しています。

 しかし、今回、自由民主党・信頼の小金井の議員の求めは、「委員外議員の発言を冒頭に持ってきて質疑の材料にして欲しい」ということ。

 その理由をご説明いただいたところ、
「非常に重たいものであり、質疑の材料に加えていただければという強い意志がある」(←この発言はのちに撤回されました)
「陳情の冒頭に15分の陳述があるように、それに準じて委員外議員の発言を最初に」
「多くの方に署名いただいたので」
「議会運営委員に、請願の紹介議員がいないので、先に。質疑の材料にして欲しい」
とのこと。

 委員会運営のあり方や、陳情の陳述と委員外議員の発言を同列に扱うなど、私の認識と違う認識を持っておられることがわかりました。署名の数や議会運営委員会に請願の紹介議員がいない点は、状況の説明だけど、委員外議員の発言を冒頭にする理由とは思えませんでした。

 議論が続きまして、終盤。他の委員も認める方向に流れていたのと、”非常に重たい”とおっしゃった背景には、相当の理由があるんだろうと察し、前例としないことを理由に「委員外議員の発言を冒頭にすることに反対はしない」という態度を取りました。

 委員外議員の発言を聞いた結果として、これまでご発言いただいた内容プラス一部、新しい内容もあったけれど、”非常に重たい”とは判断できず。”非常に重たい”という感覚の違いを実感しました。市議会は、多様な市民に選ばれた多様な議員がいるな、という実感もより強めました。

 審議の結果、請願と関連する陳情は、継続審査することになりました。

 委員会の録画はYoutube(こちらから)で見ることができます。立場の異なる議員が意見のやり取りをしているので、見応えある動画と思います。

 

 それで。議員定数削減については、今任期になってからずっと議論してきて、議会の多数意志は、削減しない。という結論を出し続けてきている案件です。

 

 

 

最後に。

↓委員会での採決結果メモ。(坂井の記録で公式記録ではありません。&市議会の最終意思は本会議での採決で決まります)


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