建設環境委員会の視察で、多摩市に伺いました。
テーマは「地域公共交通計画・交通マスタープラン」
公共交通をデザインするということは、すなわちまちづくりである。
ご説明の通りと思います。公共交通を考えていくと、つまるところ、福祉、地域商店、観光などなど、どのようなまちづくりをしていくのかにつながるお話なので、ビジョンを持つことが大切。坂井視点は「移動は権利」。行きたい時に、行きたいところに、移動できるのは人権。福祉とかユニバーサルデザインの視点を持って取り組んでいきたい課題です。
多摩市は、高低差があるまちなので平面的にみてもわからない移動の困難さがあるとのこと。乗合タクシーは、全国的に見ても乗合率が上がらないので、別の形で、個人のニーズに応じた交通の検討も必要とのことでした。
市民のニーズ調査 アンケート調査 現状調査!
多摩市交通マスタープランの冊子の分厚さが写真では伝え切れないんですが、そして全355ページのうち、計画部分はP82まで。以降はすべて資料編で調査結果などが掲載されています。計画策定に向けた調査を密に重ねてきたことがよくわかりました。
視察先の状況を調べている女性議員比率。多摩市議会は議員定数26のところ女性は11人、女性議員比率は42.3%でした。
こぼれ話。
聖蹟桜ヶ丘駅経由で伺ったんですが、そうです。「耳をすませば」のまち。駅前にはファンの方が作ったというポスト(郵便物は投函できません)があります。
「耳すま」、アオハルの象徴みたいな作品ですよね。