坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

12月議会の予定〜坂井の一般質問は12月6日(月)15時30分頃から

2021-11-24 | 市議会(2020年)

坂井の一般質問は12月6日(月)15時30分からの予定です。今回は2項目取り上げます。

1 はけと野川を壊す道路はいらない!
(1)東京都が行った環境概況調査(動植物)について

① 結果を把握しているか  
② 市民への周知は  
③ 環境への配慮について市で分析を行おう
(2)都市計画マスタープランについて
① 中間報告(案)のパブリックコメント後、都市計画道路の記述はどう変わったのか
② 2020年5月に提出した西岡市長の要望書の内容を満たしているのか
③ 今後のスケジュールは

2 気候危機対策はまったなし!
(1)小金井市気候非常事態宣言(案)はパブコメ後、どう変わったのか

(2)市役所本庁舎及び西庁舎の再生可能エネルギー100%電力の導入の検討状況は
(3)教育長連名での宣言はおそらく国内初!具体的な取り組みを進めよう


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市長意思は不明確だけど、市民の尽力が確実に影響を与えている都市マス〜はけと野川を壊す道路はいらない

2020-12-06 | 市議会(2020年)

 20年後のまちの将来像を示す都市計画マスタープラン(都市マス)。改定中の今はまさに市民や市長の意思を反映する20年に1度のチャンス!!

 ちなみに、9月初旬に97階段のしたでオオタカの幼鳥が確認された!とのこと。食物連鎖の頂点にいるオオタカ、獲物から身を隠す林と、獲物を追いかける開けた場所が必要とのこと。準絶滅危惧種(存続基盤が脆弱な種)にしてされています。存続基盤の確保は必要な取り組みです。

 かつて、小金井公園内に野外音楽場を建設する話があったけれど、地元住民の反対に加え、オオタカが営巣していることが判明したことで、計画が中止になったこともありました。

 

 現行都市マスと次期都市マスのたたき台を見比べてみると、個別路線名の記述をなくし、全部同じ取り扱いにしています。市長意思は?!

3・4・11号線
 個別路線名をあげて整備推進を要望すると明記しなくなった点は評価して良いと思いますが、念のため、他市では、優先整備路線について選定された路線を都市マスにどのように記述しているのか質問したところ、

答弁:近隣市の事例を見ると優先整備路線については、都市計画マスタープランで「整備推進を図る」と記載することが多く、妥当な表現。否定的な意見と肯定する意見があり、市長の要望書もあるのでこのような表記になった。

 と。なので、坂井が思うに、「3・4・11号線の整備推進を要望する」という文言がなくなったのは評価して良いと思います。そもそも、整備推進が明文化された経緯も不確かということも議会答弁で出ているので、この部分を削除するのは妥当な判断。

 優先整備路線に選定されると、都市マスにも整備推進と記載するところだけれど、小金井市がそうしなかったのは、これまで、反対や見直しの声を上げ続けてきた市民や市議会の尽力の成果です。

 

3・4・1号線
 これまでの都市マスでは「はけの保全のため、路線変更の可能性について検討」とあり、市長は「都市マスを尊重し、見直しを求める」としてきました。しかしながら、新しい都市マス(たたき台)では、はけの保全という項目をなくしている。

 市長は、自分の考えはこれまでとも変わらないって言っていたけれど、都市マス策定委員会に市長意思とは異なる次期計画のたたき台を提案している時点で整合性が合わないんですよね。はけを守るという姿勢を自ら弱める提案を出すとは?何をお考えになっているのか。考えを示すことをやめたのか、先送りにしているのか、考えることをやめたのか…その全部なのか。

 はけの保全について、考え方を問うと、「風景を守り育てる、歴史文化を活かすという視点から重要な資源として捉えた記載をしている」とのこと。
 市長は「自分の考えはこれまでと変わらない」といいます。ならば、はけを保全するために、3・4・1号線、3・4・11号線に合わせて、はけを分断する3・4・12号線も廃止を含めた見直しを求めるのが筋の通った対応と考えます。

 

 ちなみに、都市マス策定委員会で審議中なので、そこには触れませんが、審議していただくにあたって、これまでの民意や市長意思を踏まえた次期都市マス(たたき台)を示していただくべきでした。審議会に次期プラン(たたき台)が提案される前の11月11日に、申入書を持参し市長と面談しておいたのですが、効果はあったのかなかったのか。

 

Youtube動画はこちらから


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パートナーシップ制度のレベルアップも、気候非常事態宣言もスピードアップで取り組んで!!

2020-12-03 | 市議会(2020年)
平日の一般質問は2テーマ。パートナーシップ制度のレベルアップと、小金井市でも気候非常事態宣言を!
Youtube動画はこちら(小金井市議会のYoutube)から
 
 
*パートナーシップ制度
  10月20日の制度開始から1組の利用があったとのこと。制度を利用するのに、書類を揃えるのに時間も手間も費用もかかる割には、メリットがない。制度利用の動機につながりにくいという声も聞いています。婚姻制度によって得られる利益に近づける制度の構築が必要。
 
  制度充実のひとつとして、市営住宅への入居を可能にするように!と提案したところ、「研究します」という答弁でした。2016年にも提案しているんだけど、その時の答弁も「研究します」でした。
 
  2016年の答弁では「現状では、同性カップルの方の世帯状況、親族関係を推定する仕組みというものが整っていないことから、手続の上で入居の審査、決定を行うということは困難な状況であり、繰り返しの答弁になりますけれども、入居者として認めることができないのが実情でございます。」とのこと。
 
パートナーシップ制度ができた、つまりは小金井市長が2人の関係性を証明しているので、根拠は担保されたんですよね。研究のスピードアップしてください。
 
 
 
*気候非常事態宣言を!

 11月19日に衆議院が、20日に参議院が気候非常事態宣言を可決しました。小金井市では、2019年11月11日に、市長が、積極的に受け止めていると答弁しているんですが、いまだ宣言されず。現状確認と宣言を求め取り上げました。
市長に質問したのは今回が3回目。
 
1回目→市長選直前  2019年11月の議会
 「宣言につきましては、自治体としてやらないということを申し上げたのではなくて、むしろ積極的に受け止めていると答弁させていただきました。
 
2回目→市長選直後 2020年2月の議会
「地球温暖化対策地域推進計画の改定に取り組んでおります。この改定に取り組む中で、この宣言のことも含めまして、種々検討を進めていくのが必要ではないかというふうに考えているところでございます。
 
3回目→1回目からおよそ1年後2020年12月の議会
「計画を改定する中で宣言の審議はしていない。宣言については引き続き検討したい。」
との答弁。計画策定の中での審議はしていないのに、引き続き検討ってつじつまが合わない。
 
質問するたびに、答弁がレベルダウンしているのは残念だけど、間違いない。選挙前に、やり残したことをやる!政策意思を示しておくのはOK。でも、選挙後にそれがトーンダウンするのはNG だと私は思う。
 
 
 

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一般質問は3テーマ!「気候非常事態宣言を!」「パートナーシップ制度のレベルアップ」「はけと野川を壊す道路はいらない」

2020-11-25 | 市議会(2020年)

一般質問の通告をしました&12月議会の予定も出ました。
12月議会は、11月30日から12月21日までの22日間。

 

年に1度の日曜議会もあります。
坂井の出番は14時15分頃から。多少前にずれることがあるかもしれません。
テーマは「はけと野川を壊す道路はいらない!」

 

 

日曜議会で15分使うので、平日の一般質問は45分で行います。
今回は、パートナーシップ制度のレベルアップと気候非常事態宣言を取り上げます。

 

 

市議会傍聴は、新型コロナウイルス対策を講じたうえで受け付けています。Youtube中継もご活用ください。

 

 

 


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9月議会で可決した意見書・決議を3つピックアップ(…こぼれ話も)!〜学術会議・合同葬儀・香港

2020-10-12 | 市議会(2020年)

9月議会で、坂井が主たる提案者となった意見書についてはすでにホーコクしましたが、それ以外の意見書・決議から3つピックアップします。坂井は全てに賛成しました。

1 菅義偉首相による日本学術会議会員候補の任命拒否について抗議し、撤回を求める意見書
2 中曽根元首相の内閣・自民党合同葬儀への巨額の公金支出に関して再考を求める決議
3 中国政府に対し、香港に関する国家安全維持法への抗議・撤回と、「一国二制度」の国際公約を守り、自由と人権への弾圧をやめるよう要請することを求める意見書

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1 菅義偉首相による日本学術会議会員候補の任命拒否について抗議し、撤回を求める意見書

 坂井は、”民主主義を軽く見ている点”が根っこにある問題と思っています。他には、官僚の人事についても、”政府方針に反する官僚は飛ばす”と明言していましたよね。
 これは、前政権のことだけど、選挙公約にないこと(安全保障関連法案、秘密保護法など)の審議にあたって、強行採決したこともそう。最終的には多数決になるけれど、採決するまでの過程で多数派が”数の力”で押し切らずに、少数派の意見を聞いてより多くの人が賛成できるものに作り上げていくことが必要、と坂井は考えています。
 この国の政権は、自分とは違う意見を聞かずに、力で乗り切っているという印象が強い。

 

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2 中曽根元首相の内閣・自民党合同葬儀への巨額の公金支出に関して再考を求める決議
(国政政党視点でみると、公明党が賛成したこと、立憲民主党所属議員(鈴木・岸田)の態度が分かれたことに驚きました)

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3 中国政府に対し、香港に関する国家安全維持法への抗議・撤回と、「一国二制度」の国際公約を守り、自由と人権への弾圧をやめるよう要請することを求める意見書
(動画見ないとわからないんですが、最初、退席が13になり、定足数を欠いたので採決できない状況に。議長が”戻っておいで”と呼びかけたところ、退席していた岸田議員が議場に戻り、採決。)
議員の過半数が退席すると議事が進められないんです。小金井市議会議員は24人なので、議長を含めて12人が議場にいる必要があります

 

 

その他、9月議会では15本の意見書・決議を可決しました。
本文はこちら
採決結果はこちらから(いずれも小金井市HP市議会のページに飛びます)


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