A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記928 『同時代も歴史である一九七九年問題』

2014-10-17 23:48:31 | 書物
タイトル:同時代も歴史である 一九七九年問題 (文春新書)
著者:坪内祐三
発行:東京 : 文藝春秋(文春新書, 507)
発行日:2006.5
形態:249p ; 18cm
内容:
一九七九年春、その時に「歴史」は動いていた。誰もが気づかない間に。

イラン革命、ソ連のアフガン侵攻が起こった年、歴史は大転換した。そのことに気づいた人はどれ程いたのだろうか。自らの歴史を失いつつある日本人は今をいかに生きるべきか。

目次
「まえがき」に代えて
一九八四年の「アンティゴネ」と二〇〇三年の「アンティゴネ」
戦時の「傷」は暴かれるのを待っている
今さらネオコンだなんて―ネオコンの祖ノーマン・ポドレッツの転変
「一九六八年」を担ったのは誰だったか?
山本夏彦の「ホルモン、ホルモン」
いま何故、四十年前の洗脳テロリスト物語か?
イラク派遣「人間不在の防衛論議」ふたたび
「軽い帝国」が行使する「まだましな悪」
一九七九年春、その時に「歴史」は動いていた

購入日:2014年10月16日
購入店:ブックオフオンライン
購入理由:
 つくるビルゼミの参考文献として購入。前回の『一九七二』の続編。自分の生年がタイトルに冠された本がないか探したところ本書を見つけた。これは買うしかない。タイトルの『同時代も歴史である』は先月と今月のゼミで言いたかったことでもある。そして、今月のゼミ内容が「年問題」だが、本書はタイトルに「一九七九年問題」とある点でも予習に相応しい1冊だった。結局受取れず、いまだ未読だが。