A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記902 『手のひらの太陽』

2014-08-24 23:37:31 | 書物
タイトル:手のひらの太陽―『時を知る、位置を知る、姿を残す』道具
タイトル別名:身近な利用法 : 日時計, 六分儀, カメラ・オブスキュラ
        The sun in one's palm : hand‐held devices that tell time, determine position, capture an image
        手のひらの太陽 : 時を知る位置を知る姿を残す道具
企画:INAXライブミュージアム企画委員会
編集:坂井基樹、諸岡なつき、浅野靖菜[坂井編集企画事務所]
デザイン:宗利淳一、田中奈緒子
イラスト:河合理佳、山村ヒデト
発行:東京 : LIXIL出版
発行日:2014.4
形態:63p ; 26cm
注記:展覧会カタログ
    INAXライブミュージアム「手のひらの太陽 『時を知る、位置を知る、姿を残す』道具」展と併せて刊行されたもの
    会場: INAXライブミュージアム
    執筆者: 荒川紘, 伊藤俊治, 今福龍太, 上西勝也, 上原秀夫, 小野行雄, 貝瀬千里, 片山真人, 木村崇人, 逸見龍生
内容:
◎時を知る 日時計
「日時計の歴史」荒川紘
「手のひらの日時計 小野行雄コレクション」小野行雄
「日時計の原理 時を正確に測るために」上原秀夫
「年月を知る暦  人は太陽からどのように日、月、年を読み取ったか」片山真人

◎位置を知る 六分儀
神戸大学海事博物館+曽根田馨コレクション
「「六文儀」の出現」上西勝也
六分儀の仕組み

◎姿を残す カメラ・オブスキュラ
「太陽の鉛筆」伊藤俊治

「『百科全書』の日時計 宇宙の理を希求する」逸見龍生
「明日の曙光への淡い憧れとともに」今福龍太
「イメージの中の太陽 日本の民話や祭りの風景から」貝瀬千里
「地球と遊ぶ、太陽と遊ぶ」木村崇人

太陽の描かれ方 国旗、国章
「六分儀」など測量切手の世界 上西勝也コレクション
執筆者紹介

購入日:2014年8月24日
購入店:INAXライブミュージアム ミュージアムショップ
購入理由:
 以前から一度は行ってみたかったINAXライブミュージアムにようやく今展で行くことができた。なにせ「時を知る、位置を知る、姿を残す」道具をあつめた展覧会である。地図好きとしてはなにが出ているのか気になる。
 だが、INAXギャラリー程度のスペースでがっかりし、これではカタログだけ買えばよかったと思った。同じチケットで敷地内の他の展示も見れるのだが、陶芸目当てでないこともあって、さらりと鑑賞。博物館系の展覧会にありがちだが、図録の方が楽しめるというパターンかも。