A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記366 「三代目 桂三木助」

2010-01-14 21:51:02 | 書物
タイトル:隔週刊CDつきマガジン 落語 昭和の名人 決定版26 三代目桂三木助
監修:保田武宏
寄席文字:橘左近
CDリマスタリング:草柳俊一
アート・ディレクション:渡辺行雄
デザイン:片岡良子、姥谷英子
編集:三浦一夫(小学館)、内田清子
制作企画:速水健司
資材:星一枝
制作:田中敏隆、南幸代
宣伝:山田卓司
販売:竹中敏雄
広告:林祐一
発行:株式会社小学館
発行日:2009年12月22日
価格:1,190円
内容:
貫き通した江戸っ子の美学
三代目 桂三木助【かつら・みきすけ】1902~1961

CD(64分)
『芝浜』…大晦日のささやかな幸せ
『へっつい幽霊』…化けて出たのは博打うち

○夫人と出会って、ひたすら精進 粋で鯔背で、子煩悩
○CD鑑賞ガイド 三木助の人生に重ねて
落語をもっと面白くする連載3本立て
田中優子○江戸の年の瀬
五街道雲助○噺家の来た道
山本進○落語界の展望

購入日:2009年12月24日
購入店:三省堂書店 有楽町店
購入理由:
約1年続いた『落語 昭和の名人』シリーズも本巻で完結。最終巻は大晦日が舞台となる『芝浜』とは気が利いている。さて、桂三木助の高座だが、CD収録の音源が出囃子をカットされているため、なかなか噺に入っていけない。出囃子の大切さを痛感する。だが、集中してくると最後のサゲでじーんとする。これはかなり玄人芸だと思う。続く、『へっつい幽霊』は「へっつい」が何なのかわからないと噺のおもしろさが半減するので、解説などを読まれてから聞かれることをおすすめする。
ちなみに、本シリーズはこれで完結だが、春からは第Ⅱ期がスタートするという。買うかどうかはラインナップ次第だが、もうCDを置く場所がないのでどうしようか迷う・・。