佐渡の翼

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ホテル「あおきや」(佐渡市両津)    投稿者:佐渡の翼

2014年05月04日 05時07分55秒 | 佐渡のお宿評価

昨年の8月7日、佐渡での滞在最終日も、早朝に小雨がぱらついた。佐渡に5日間滞在したが、終日晴れの日は一日もなかったので、明らかに異常気象である。午後5時半頃に、今夜の宿である加茂湖畔に佇む、ホテル「あおきや」に到着した。観光真っ盛りのこの時期に、クラブツーリズムの団体客と数人の個人客だけと言う寂しさであったが、お部屋は、三階の302号室を指定された。このお部屋、階上に宿泊する客がトイレに入るたびに流す水の音が筒抜けなため、うるさい事この上がなかった。これは安普請と言うよりも、施設そのものの老朽化のせいであり、安い宿泊料金に鑑みれば、これはもういたしかたがあるまい。昼間は写真を撮りまくったため、すっかり疲れてしまい、夕食は、佐渡グランドホテルの時と同様、コンビニ惣菜で済ませ早々と床に就いた。

翌朝は、水洗トイレの水音で目が覚めた。カーテンを開けてみたら、路面が濡れており、霧雨が降っているのに気付いた。最後の最後まで雨にたたられた夏休みであった。朝食は、一階の宴会場に、団体客とは別の部屋に用意されていた。紅麹を混ぜて作成した朱鷺豆腐、自分で焼く小鯵の干物、卵焼き、ポテトサラダとソーセージ、漬物などのごく質素な食事だが、やはりバイキング形式よりも、一人分のお料理をお盆に乗せた方式の方が落ち着いて食べられる。だけど、こんな物と言っては大変失礼だが、この程度の旅館朝食やビュッフェ料理を撮影するためだけに、わざわざ18万近くもする標準レンズを持参する自分が次第に馬鹿馬鹿しくなってきた。お代は9600円と言う安さだったが、「あおきや」は安いのが取りえであり、一人客でも嫌な顔一つせずに予約を受けてくれるので、観光繁忙期には重宝しているお宿なのだ。

宿泊したお部屋

あおきやの創業者の妻が嫁いだ際に持参した船箪笥

朝食



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