佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

ソルレヴァンテ(東京北青山)   投稿者:佐渡の翼

2013年07月28日 02時56分12秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

ソレレヴァンテとはイタリアのシチリア島を発祥の地とするドルチェ(デザート)の一種を意味するイタリア語である。それは、アラブからもたらされた、ナッツとオレンジをふんだんに使用した、輝く太陽をイメージした焼き菓子である。それを店名に冠した、行列が出来る人気カフェ&レストランが「ソレレヴァンテ」である。北青山にある高級スーパーの紀伊国屋が入居するAOビルの右隣の道を北上し、左折すると右手にお店があった。2月24日、筆者はこのお店に向かい、午前11時の開店時間の5分前にお店に到着したら、既に10人ほどの女性客が行列を作っていた。見ると、30代から40代の女性ばかりで、Q-potカフェよりも年齢層が高目で、おばさん御用達のスイーツレストランの様相を呈していた。お店の入り口には、「パスタランチ1890円」の文字が躍る看板が置かれてあり、其れによると、「プチスープ、前菜、パスタ、口直しデザート、シェフのきまぐれデザート、紅茶かコーヒーがセットで1890円也のランチ」だそうで、随分とお値打ちである。こりゃあ行列が出来る訳だわいと納得してしまった。開店と同時におばさん集団が入店し、店内はたちまち満席となった。男性客は筆者の他には、お連れさん待ちのおじさんが一人いただけで、お店は完璧に女性の園と化していた。このおじさん、女性客集団に囲まれ、少々気恥ずかしそうな面持ちでしばし無聊をかこっていた。世の中の一般女性とはこの程度のランチを有り難がって行列を作るのだ、それに比べ、最低でも二万円のデイナーを二週間に一度は楽しめる、ゆきちゃんなどは超が付く果報者で、玉の輿以外の何物でも無かろう。

さて、筆者は、メインのパスタに「近江牛のボロネーゼパスタ」を選び、交換料の157円を支払い、シェフのきまぐれデザートをモンテビアンコ(画像)に変更してもらった。プチスープはグリンピースのカップスープで、まずまずのお味である。前菜は、鱈のマリネ、赤カブのゼリー寄せ、トマトとブロッコリーのアンチョビかけ、雛鳥のペーストとワインゼリー、かぼちゃのパテの五種である。いずれも美味しい!だがパスタは塩味がややきつく、一流のイタリアンレストランのそれにはほど遠い味であった。口直しデザートとは、白ワインのゼリーにフランボアーズとライチを振りかけた物で、スイーツ屋だけにこれは美味しかった。ソルレヴァンテ名物のモンテビアンコとは、生クリームでモンブランの山脈を形造り、その下にメレンゲを忍ばせ、台座部分にチョコ味のマロンペーストを敷いたスイーツであり、これは頗る美味しかった。40分ほどで食べ終えた筆者は、お代の2047円を支払った後、スイーツだけは美味しいと言う印象を頭に刷り込み、満席ゆえに門前払いを食わされる人々をこれ以上増やさないために、足早にこのお店を去った。

開店前から早くも行列を作っている

ソルレヴァンテと言う店名はイタリアの焼き菓子に由来する

ランチメニュー

プチスープ

前菜

ボロネーゼスパゲッテイ

プチデザート


7月28日の日記:今週の中頃には佐渡にも梅雨明け宣言が出される可能性が見えてきた。東京はと言えば、逆に戻り梅雨のような陽気で、大気の不安定な状態が続いている。昨日(土曜)は午前9時頃から雨との予報であったが、雨の降り出しは、午後5時半頃にづれこんだ。深夜まで激しい雷雨が続き、近所の花火大会や盆踊りなども中止された。最低気温が25度の熱帯夜でも汗をかかなく寝苦しくない、奇妙な陽気である。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿