佐渡の翼

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寿司の「乾山」(ANAインターコンチネンタルホテル東京)   投稿者:佐渡の翼

2017年02月04日 02時47分56秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

2016年の1月31日は先週に引き続いて冬晴れの一日となった。「筆者の好きな服は筆者に似合う服」でもあるが、この頃そうした服に出会う事がなくなり、セレクトショップ巡りはもう飽きて来た。恋人には「結婚後の二人の毎月の生活費(家賃と税金を除いた金額)は、約30万」と伝えたが、このうち、ケーブルテレビ代、新聞代、固定電話代、充電カード代の合計2万円は共用可能な金額のため、実質的な生活費は28万で済む。総務省の家計調査に寄れば、持ち家で、ゆとりある年金暮らしの夫婦二人の毎月の生活費としての必要額は27万だそうだが、これは住民税、医療保険などの社会保険料を含んだ金額のため、それらを差し引くと約25万になり、筆者らの必要額よりもかなり少ない。30代の若い夫婦ならばもっと節約が可能なため、我々が毎月30万を生活費予算(家賃と税金と社会保障費を除いた額)として計上するのはかなりの贅沢と言える。余分の数万円は新妻の衣服代かへそくりとして消えて行くだろう。

さて、筆者はこの日も充電目的でi8をホテルニューオータニの駐車場に停めた。このホテルの充電用駐車場はいつ行っても空いており、ニューオータニの施設内レストランかカフェを利用すれば、無料で3時間駐車出来る都内の穴場中の穴場である。PHVや電気自動車でニューオータニへ乗り付ける人が少ないのか、あるいはここに充電駐車場がある事を知らない人が多いのかのどちらかであるが、駐車しにくくなるのは間もなくではないかと思われる。

i8を駐車後、筆者は地下鉄丸ノ内線を四谷で銀座線に乗り換え、溜池山王駅で降りて、ANAインターコンチネンタルホテル東京へ向かった。そして二階にある中国レストラン「花梨」を訪ねたが、満席のため入店を断られた。止む無く、お隣にある寿司の「乾山」さんにお邪魔した。午前11時30分丁度に入店したらカウンター席へと案内された。筆者は握り9貫とサラダ、お椀、デザートがセットになった「山茶花」(3992円)を注文した。カウンター席に座ると、目の前に大将がいた。彼は素早く、ネタケースから仕込んであったネタを5個ほど取り出し、それらをつけ場の上に並べた。そして手際よく、鮪の赤味、島鯵、鯛、甘海老の4貫を握り、皿の上に並べた。「寿司は握ってから3秒以内に食べろ」が鉄則なので、筆者はものの数秒で食べ終えた。すると大将はすきやばし次郎の次郎さんの如く、間髪を入れずに次の3貫を握って出して来た。それは、いくらと鮟肝の軍艦巻きと鯵の握りであった。煮切りを付けない生寿司のため、食べにくい事この上ないのだが、寿司はちょいとつまんで素早く食べ終えるのが江戸っ子の流儀であり、筆者は1分少々で7貫を平らげてしまった。写真を撮り忘れたが、最後の2貫は、蕪の握りと蟹の剥き身の上にトビコを乗せた握りであった。寿司ネタに魚以外を使うようでは江戸前とは言えず、どうにも中途半端な握りずしの味だった。なめこと豆腐の味噌汁と、豆腐と野菜のサラダも素早く食べ干し、デザートのりんご入りヨーグルトも瞬時に食べ干した。そして入店からわずか10分後、会計を済ませグルメマイルを貰った後に、筆者は颯のようにこのお店を去り、カフェで休憩するためにニューオータニへと戻った。



メニュー

つけ場と板さん

サラダ

鮪の赤味身

島鯵



甘海老

味噌汁

握りと軍艦巻き



鮟肝

いくら

デザート



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