佐渡の翼

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パリの朝市(池袋東武百貨店内)     投稿者:佐渡の翼

2011年03月15日 06時31分03秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

時々職場の同僚の女性達から「その可愛い靴下どこで見つけたんですかあ~?」と問われる事がある。筆者の靴下の購入元は主に伊勢丹メンズ館の地下一階の靴下売り場である。ユナイテッドアロウズ、ビームス、シップスなどの路面店にも時折洒落た靴下が陳列されている時があり、そこで購入する事もある。靴下は消耗品なので、幾らあっても困る事はない、それゆえ、気に入った靴下を見つけた時は迷わず購入する事にしている。靴下の値段は一番安いもので1350円、一番高いのはコーギーの靴下で一足5350円もする。ユニクロならシャツとパンツが買える金額である。たかが靴下一足にこれだけの費用をかける人はそうざらにはいまい。筆者は靴と同じくらい靴下にもお金をかけている。

 

さて、そうして手にした靴下を履き、3月13日、筆者は池袋東武百貨店のレストラン街「スパイス」の15階にあるフレンチレストラン「パリの朝市」を訪ねてみた。訪問当日の東京は最高気温が18度まで上がり春爛漫の陽気であったが、東北地震発生の2日後とあって、人出の多さは普段の日曜日の7割ほどのように思えた。強い余震の発生で列車がストップし帰宅できなくなりかねないと言う不安が、人々の列車での外出を控えさせていたのだろうか?午前11時15分にお店に到着した。先客は中年カップルがいただけ。メニューを見たら、2625円のAコースから8925円のDコースまであったが、値段の違いは品数の違いだけなので、筆者は例によって、一番軽目のAコースを注文した。前菜は「日本海の桜マスと春野菜のテリーヌ仕立て」で、卵黄をベースにしたオランデーヌと言うソースが付属していた。桜マスの甘い旨みと酸味の効いた春野菜の組み合わせが新鮮で実に美味しい前菜である。次いで「トマトとういきょうのスープカプチーノ風」が出てきた。薬草のような香りのういきょうを混ぜてカプチーノ仕立てにしたものが一番上にあり、その下にほどよい酸味のトマトスープがあった。メインは「 北海道の黒皮カレイのポアレ、ハーブと粒マスタード風味」であった。付け合せは、野菜のムースと玉葱と青い小さな野菜。カレイの身は淡白だが、ポアレにするとそこはかとない旨みを感じる。前菜、スープ、メイン、全てが少量である。デザートはワゴンに並べられた以下のものから3種類まで選ぶ事ができた。

・ミルフィーユ

・カラメルショコラ

・苺のショートケーキ

・レアチーズムース

・デコポンのタルト

・さつまいもとリンゴのロールケーキ

・甘納豆のシフォンケーキ

 

筆者は、カラメルショコラとデコポンのタルトをお願いした。これらに更にヨーグルトソルベが付いてきた。最後にいつものようにレモンテイーを砂糖無しで飲み干して終了。全体の量加減は適量である。サービス料込みのお代は2887円、大変美味しいフレンチを堪能できた「パリの朝市」さんだった。



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