

9月22日はゆっくりと目覚めた後に50ユーロ也の優雅な朝食を食べる。そして午前10時にチェックアウトし、タクシーでシャルルドゴール国際空港に向かう。空港には午前10時半に到着するため、フランクフルト行のLH1037便(席は2A)の出発時刻である15:30分まで5時間近くもあるが、これくらいの余裕を持って空港に到着していた方が安全である。搭乗予定のフライトが何かの都合で欠航になり他社便へ振り替えなどと言う事態が発生しても充分対処出来るからだ。久しぶりのシャルルドゴールだが、空港内を歩き回り、Priority loungeなどで過ごしていたら5時間何てあっと言う間だろう。LH1037便は、16:45分にフランクフルト空港に到着予定だ。羽田へ向かうLH716便の出発時刻は18:20分なので1時間35分の待ち時間がある。パリからフランクフルトへの便は国内線扱いのため、出国審査はフランクフルトで行われる。ユーロ圏内の主要国では日本の消費税に当たる付加価値税を導入しており、ユーロ圏以外に住む外国人がそれらの国で175ユーロ以上の買い物をし、現地で税を支払った場合、その還付を受けられる。買い物をしたお店のTax refundカウンターへ行き必要書類を貰い必要事項を記入した上で、ユーロ圏の最終出国地の空港の税関で、購入した品物を提示した上で書類にスタンプを押してもらい、それを封筒に入れて投函すれば手続きは完了する。あるいはTax refund checkの発行を受けていれば、空港で直接現金での還付を受けられる。筆者の場合は、フランクフルト空港でその手続きをする事になるが、土産物は買わないし、高額な買い物の予定もないので、Detax作業は不要な予定だ。従って、フランクフルト空港では出国審査を受けた後はルフトハンザのビジネスラウンジへ直行し、パソコン作業に勤しむ事になる。午後5時20分になったら搭乗ゲートに向かう。LH716便はボーイング747-400の機材を使用している。そのため通常ならファーストクラス用の機首部分もビジネスクラスになっており、座席は3Aを指定してある。この機材はジャンボ機なのでファーストクラスはアッパーデッキに設置されている。この便のビジネスクラスは旧型のため、フルフラットのリクライニングではなさそうで、JAL並みのビジネスクラスのようである。翌日の午後12:15分に羽田に到着するが、飛行時間は約11時間であり、一眠りすれば目覚める頃にはロシアの東端ウラジオストック付近に到達しているだろう。
以上で、今回の欧州三都市周遊の旅のシミュレーションは終了するが、これはあくまでも予定であり、予定以上の場所を訪ねる余裕が出来るかもしれないし、あるいはその逆に、雨などにたたられ、予定の半分も消化できない旅になるかもしれない。何が起こるか分からないのが旅であり、それは筆者の日常と全く同じである。正に、「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」である。ちなみに、世界の月間天気予報に寄れば、9月19日の午後のパリが「おそらくにわか雨」の予報である以外は、曇りか晴れあるいは「所に寄り晴れ」の予報で、旅行予定の期間中は雨マークは無い。欧米の大陸の天気予報は、前線の流れが規則的で安定しているため、予報は極めて正確である。筆者はこの事実を米国留学時に学んでいたので、どうやら旅行中はお天気に恵まれそうである。
筆者は、一日あたりの交通費と昼食代と食事時のチップ代として3万円を見積もったので、27万円をユーロに両替したが、多分羽田到着時には使いきれずに相当余っていると思う。旅行案内本には、「宿泊費、昼と夕の食事代、交通費、入場料などを含め、一日15,000円を目安にしろ」と書かれているので、いくらタクシーを多用するとは言え、宿泊費抜きでの1日3万の出費見積もりは多過ぎると思われるかもしれない。だが、どこでどんな出費があるか分からないのでけちけちしてはいけない。余れば、来年も欧州旅行に出かける予定なのでその際に使用すればいいだけの話である。猶、欧州旅行記が当ブログに掲載されるのは12月下旬頃の予定であり、それまで楽しみにお待ち頂ければと思う。予定通りにスケジュールをこなせたら本日の午後には無事に日本に帰国しているはずである。
海外旅行日記:9月22日にフランクフルト空港を定刻より15分遅れで出発したLH715便は、定刻通りに本日午後12時15分羽田空港に無事着陸し筆者は午後1時半に自宅に戻りました。本日のルフトハンザ便は、エコノミー、ビジネス共に満席であった!この10日間の海外旅行では全てお天気に恵まれた。初日のベルリンで午前10時まで雨だった事と、21日のパリ滞在時の午後12時半頃に5分間程度雨が降った事を除けば、それ以外は全て晴れと言う驚異的なお天気環境が続き、写真撮影にはばっちりの天候であった。この10日間に消費した現金額は、たったの10万円で、ユーロが17万円分も余ってしまったが、来年もパリに滞在予定なのでその時に使用する積りである。
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