

ANA563便は、出発予定時刻の5分前に全ての客の搭乗が完了し、扉が閉まった。そして5分ほど遅れてpush backを開始し、5番滑走路をタキシングした後に11時40分に離陸し、同53分に高度36,000フイートに達し巡航を開始した。昨年の9月から離着陸時のデジカメ使用は解禁されているが、プレミアムクラスの乗客が本格デジイチ持参で離着陸時に窓外を写しまくる様子はまだ見た事がない。だが、スマホで撮影を試みるプレミアム客は何人か見た事があるので、そのうちキャノンやニコンのデジイチ持参客を見かけるのは時間の問題であろう。そうなると滑走路上をタキシング中は機内は比較的静かなので、そこで連写してシャッター音を響かせると他の乗客の迷惑に繋がりかねず、トラブルの種になるかもしれない。プレミアムクラスがデジイチだらけにならない今のうちにせいぜい写真を撮っておこうと思った。離着陸の瞬間の写真撮影は非常に難しい。いくら高機能なカメラを持っていたとしても、上手く撮影のタイミングを掴まないと離着陸の瞬間は撮影できない。経済席ではどうしてもファインダーの中に翼が入ってくるので迫力ある写真は撮れない。従って、離着陸時の迫力ある綺麗な写真を撮るためには、プレミアムクラスの窓際席を確保し、連写性能の高いカメラを使用する事が必須条件である。当然AFの弱いミラーレスカメラなどは全く役に立たない。更に夜間飛行便の離着陸時の撮影となると、フランクフルト行きの飛行機で既に経験済みだが、難易度は物凄く高くなる。この筆者ですらたったの1枚しか成功例がないのだから。EOS-1DX、プレミアムクラスの窓際席、窓への写り込みを防ぐ道具(商品名:忍者レフ)持参、この三つを揃えないと撮影には成功しない。それに離陸時はまだしも、着陸時はその衝撃でカメラを突き上げられ危険を伴うので素人は決して筆者の真似をしてはならない。離陸後数秒を経過してからと、着陸の数秒前なら安全に撮影出来るのでこの瞬間を狙うのが賢い撮り方である。
さて水平飛行に移ると、お待ちかねのお昼ご飯が出た。中央部の一人席である1Dにお座りのおじさんは搭乗前に食事を済ませたらしく、お弁当の配布を断っていた。配布されたのは二段弁当で、御品書きは一の重が「杏子の蜜煮、りんごの白和え(りんご、黒豆、きぬさや、クコの実)、紫蘇巻き味噌、焼き蒲鉾、鶏の竜田揚げ、卵巻、鯵と焼き葱の南蛮漬け」。二の重はちらしご飯(錦糸卵、酢蓮根、油揚げ、胡瓜、ガリ)であった。これにいつものように熱い味噌汁。本日のフライトは気候が良かったため揺れる事はなく、ゆっくり食べられた。12時21分に串本上空を通過し、12時23分に降下を開始し、12時44分に無事高知りょーま空港に着陸した。そしてゲート到着は12時47分と定刻よりも8分早目の到着だった。担当のCAさんは降り際にキャンディーを付けてフライトログ帳を返してくれた。誠に快適な高知へのフライトであった。
1K(窓側)と1H(通路側)席
経済席のCAさんは大変な美人でした
足元はやや狭いか?
隣のゲート
続々と乗り込む経済席の客達
修学旅行の帰りですかねえ~
到着直後の全日空機
羽田空港
どこからか飛行機が飛来した
先に出発する全日空機
又一機飛来した
これも空港の施設の一部
海岸べりを回る
離陸した全日空機
離陸の瞬間
お弁当
味噌汁
お箸
布製おしぼり
御品書き
食後のお茶
プレミアムクラスは横2-1-2の配列
席を立とうとするおじさん
席をリクライニングさせるとこんな感じになる
串本上空
高知市の海岸線が見えて来た
丘陵部を通過
高知市上空
農家のビニールハウスが見えて来た
道路も見える
民家が近づいて来た
間もなく着陸だ
着陸の2秒前
着陸の1秒前
着陸の瞬間
高知空港の管制塔が見えて来た
ターミナルが視界に入った
高知空港に到着
到着ロビー
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