3月下旬のとある季節はずれの寒い日に、ペニンシュラホテル東京24階にある「レストラン&バー」ピーターを訪ねてみた。予約をせずに訪ねて門前払いを食らってはまずいと思い、予約をしてから出かけた。午前11時半丁度にお邪魔した。エレベータのドアが開くと、美人ウエイトレスがお出迎え。予約の名前を確認すると、予約席へと案内してくれた。メタルパイプのようなもので作られたトンネルを通ると、やがてジュリアナ東京も顔負けの昔懐かしいデイスコのお立ち台のような所に出る。ここで一段下にしつらえたテーブル席に座る客から一斉に視線を向けられる。お洒落のし甲斐があったと実感する一瞬だ。逆に、身なりに無頓着な人は「しまったこんな格好で来て」と、後悔する瞬間かもしれない。このレストランにはパークハイアット東京のようなドレスコードはない!あくまでも都会派のスマートカジュアルなレストランだ。そして一段下に降り、ぐるりと回ってようやく皇居を見おろす窓際席へと案内された。ウエイターやウエイトレスは黒のパンツ姿が共通で、トップスはオレンジ、グレー、ベージュ、ワインレッドの各色のシャツを様々に着こなしていた。丁度カルバンクラインのようなブランドテイストだ。店内の音楽はロック調で、女性ボーカリストが絶叫調で歌うような音楽が流れていた。
お料理は前菜、メイン、デザートを一品づつ選ぶ形式の軽めのランチをオーダーした。まずお口始めとして「豆腐のコンソメ」が出てきた。ほのかに香草の香りがした。前菜は、「金目鯛のマリネ シトラスの香り ルバーブのコンポートとヤシの芽のサラダ中国山椒のホイップクリーム」なるもの。金目鯛は下田産でそのマリネは甘くまるで桃を食べているような食感だ。ルバーブだのコンポートだのと、ごちゃごちゃしたメニューの意味はよく分からなかったが、筍があった事だけは確かだ。メインは「桜鱒のロースト 茸のジュレと黒トリュフのクリーム、ほうれん草のクーリーとカブのグラッセ」(画像)。小難しく書いてあるが、要するにローストした旬の桜鱒に茹でたホウレンソウと蕪を付け合わせたもの。これは美味しかったな。デザートは、「苺と柚子のティラミス シャンパンのジュレとミントのカプチーノ」。ラズベリーのシロップがティラミスの周囲にあった。無塩バターと北海道産ピンクペッパー入りの有塩バター付きのパンは残したがデザートは完食した。デザートとメインのお料理はいずれも「ナチュラリー ペニンシュラ、健康志向のお料理」だそうだ。お代は5,280円。ウエイターの吐く息がタバコ臭く、このホテルはハードは超一流だがサービスのソフト面はまだまだ二~三流といったところか。
お料理は前菜、メイン、デザートを一品づつ選ぶ形式の軽めのランチをオーダーした。まずお口始めとして「豆腐のコンソメ」が出てきた。ほのかに香草の香りがした。前菜は、「金目鯛のマリネ シトラスの香り ルバーブのコンポートとヤシの芽のサラダ中国山椒のホイップクリーム」なるもの。金目鯛は下田産でそのマリネは甘くまるで桃を食べているような食感だ。ルバーブだのコンポートだのと、ごちゃごちゃしたメニューの意味はよく分からなかったが、筍があった事だけは確かだ。メインは「桜鱒のロースト 茸のジュレと黒トリュフのクリーム、ほうれん草のクーリーとカブのグラッセ」(画像)。小難しく書いてあるが、要するにローストした旬の桜鱒に茹でたホウレンソウと蕪を付け合わせたもの。これは美味しかったな。デザートは、「苺と柚子のティラミス シャンパンのジュレとミントのカプチーノ」。ラズベリーのシロップがティラミスの周囲にあった。無塩バターと北海道産ピンクペッパー入りの有塩バター付きのパンは残したがデザートは完食した。デザートとメインのお料理はいずれも「ナチュラリー ペニンシュラ、健康志向のお料理」だそうだ。お代は5,280円。ウエイターの吐く息がタバコ臭く、このホテルはハードは超一流だがサービスのソフト面はまだまだ二~三流といったところか。