佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

金鱗湖     投稿者:佐渡の翼

2019年03月19日 06時00分54秒 | 国内旅行記

湯布院に行ったらこの湖を見ずして帰る人はいない!と言っても過言ではないのが、この地のシンボル的存在の1つでもある大きな湖の金鱗湖。観光客で賑わう飲食店や土産物店がたち並ぶ通りの程近い場所にあり、足を運びやすいというのが魅力の1つ。「金鱗湖」の名前はその昔、儒者の毛利空桑がこの湖を泳ぐフナの鱗が金色に見えたということに由来するもの。清水と温泉が湧き上がるという珍しい湖でもあり、秋~冬の早朝に見られる朝霧は見どころの1つとなっている。

以上は観光案内のサイトに掲載された文章を引用改変したものだが、金鱗湖は、箱根の芦ノ湖のような荒々しさがなく、静かで落ち着いた湖と言うのが筆者の第一印象。温泉が湧き出るせいか、湖の表面はやや濁っており、白波も立たないため、溜池のような感じがする。鯉がたくさん泳いでいたので、まさしく池のようだ。湖周辺は、10分ほどで回れるくらいで、こじんまりとしている。湖畔には「ランプ舎」と言う名の木造の宿泊施設があるが、この外観が何ともダサイのだ。「金鱗湖は九州各県からわざわざ車を飛ばして見に来るほどの湖とは思えない」と言うのが筆者の偽らざる実感である。

人間は身近に「自分はここよりマシなところにいる」と思える場所を作って優越感に浸ろうとする。これは自分を肯定するための本能的な習性なので、世界中どこでも同じだ。筆者も東京目線で、その形成のされ方が全く異なる芦ノ湖と金鱗湖を比較して、「金鱗湖は大した事はない」と言っているのだから、筆者の感想など別に気にする必要はない。朝霧に包まれた金鱗湖や四季折々の金鱗湖の風景を見ていれば、その良さに自ずと気付くであろう。



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