豆は本殿の前で三度撒きを行う。次いで、お神輿の前で五度撒きを行い最後に参道において七度撒きを行う。この一連の動きを「七五三の舞」と言う。一番時間がかかるのが七度撒きであり、撒き終えて注連縄切の武者がスタートを切るまで11分ほど参道の階段下の部分で待たされた。七度撒きが終わり薙刀武者が注連縄を切り終えたら、獅子が勢いよく階段を駆け下りる。こうして善知鳥神社での神事は終わり、各行事組は門付けに戻る。武者の注連縄切の瞬間を捕えた静止画像をウエブ上に掲載した人間は佐渡関連では筆者だけである。その場面を動画撮影したものなら掃いて捨てるほどあるが、これだけ高画質のstart→take off→jump→cut→landingの一連の動作を完璧に撮影出来た人は皆無だった。勿論撮影を試みた人は多くいたであろうが、撮影機材の性能がpoorなために成功しなかっただけである。筆者が撮影したような好位置をキープし、EOS-1DXを用いれば誰にでもこんな画像は切り撮れる。もっとも何度でも言うが、誰でもEOS-1DXを手に入れられる訳ではないが。
豆が神輿の前で五度撒きをしている
出発準備完了!
注連縄を見つめる太鼓組のおじさん
「ここを切るんだぜ」と指示するおじさん
「ちょっと高さを確認して来るよ」「ああ、その方がいいな、失敗したら神輿が出られなくなっちまうからな」
参道前での七度撒きが始まった
参道下で待ち構える太鼓組の皆さん
武者のジャンプの瞬間を撮影しようと今や遅しと待ち構える観衆達
武者は、向かって左から右の方へと飛んでいく
豆が後ろを向いて豆を撒き始めたのでそろそろ豆撒きが終了する
push backを完了し、いよいよ武者は滑走路へ
それを見つめるけんぱさんの表情にご注目
充分にエネルギーを貯めておいて、
滑走開始!
右足がtake off
エンジン全開で上昇中
間もなくcut
cutの瞬間
注連縄の切れ端が写っている。
間もなくlanding
無事に着地
けんぱさんがポカーンと口を開けながら「やったあ~」と言う表情を見せている
今度は「うわあ~成功!」と言った表情
今年も注連縄は無事に切れた!!猶蛇足だが、このEOS-1DXは秒間9-13コマの連写性能で上掲の画像群を切り撮り、AFの食い付きは他のカメラの追随を一切許さない凄さだった。
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