佐渡の翼

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ピエールガニェール(ANAインターコンチネンタルホテル)  投稿者:佐渡の翼

2014年07月08日 04時47分05秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

今年の2月に、7月の羽田長崎往復の航空券を最安値の旅割り価格で購入したが、それは「5か月前に購入すればこんなに安く買えるんですよ」と言う事実を読者に示すためのデモンストレーション用であった。筆者は、行きの羽田→長崎間のフライトをキャンセルし(航空券価格は13,690円でキャンセル料は手数料を含め4850円)、5月20日に改めて同区間のプレミアムクラスの航空券を予約し直した。プレミアムクラスのウエブでの予約は、搭乗日の2か月前の午前9時半から開始される。午前9時半にウエブを開いてみたら、プレミアムクラスにはまだ誰も予約を入れておらず、最上等の一番前の1K席を指定できた。お値段は50,890円だが、このうち520円分はスカイコインで支払った。エコノミーの最安値価格に比べると35,000円以上も高いが高いだけの価値はある座席だ。

さて、筆者は5月25日にミシュラン★★のフレンチレストラン「ピエールガニェール」を予約しておいた。一ヶ月前にウエブで予約したが予約確定まで1週間も待たされた。そして予約日の3日前に予約確認のメールを送付して来ると言う徹底振りであった。筆者は午後12時の開店時間の5分前にお店に到着した。案内役のスタッフは男女共、上下が白と黒の組み合わせで実にシンプル。この6月11日にオープン予定となっている、ハイアット系が手掛ける日本初上陸のホテル「アンダーズ」が入居する東京の新名所「虎の門ヒルズ」が目の前に見える窓際席へと案内された。前回訪問時は入口に近い席だったので、完璧なアップグレードであった。筆者は、日替わりメニューである「カルテ ブランシェ」(税サ込5114円で、アミューズ、前菜、メイン、デザート、小菓子、紅茶付き)を注文した。「お食事前のお楽しみ小前菜であるアミューズは、手前から時計周りに、栗のペーストトリュフ風味、生姜とアーモンドのクッキー、チョコピスタチオのうさぎのリエットで、どれも濃厚かつ芳醇な味わいのおつまみ。手で摘まんで食べる形式のため、この時だけ布製のおしぼりが供された。パンは、ピスタチオとドライフルーツを入れたトーストパン、パンブランと言う卵とミルクをふんだんに使用したパン、天然酵母を使用したパンドカンパーニュ(自家製パンの事)の三種である。次いで、前菜は、帆立のグリエ(白と緑のアスパラガス添え)オレンジソース、西瓜のガスパッチョ(細かく刻んだ西瓜、パブリカ、アオリイカ入り)、メロンのシャーベット(ハーブのジュレかけ)の三品。どれも旬の食材を使用した手の込んだお料理で、シンプルでありながら目を楽しませる事を忘れない。メインはホウボウのポアレで、ソースはフォンドボーとイベリコ豚から取ったソースを合わせた濃厚な物。ホウボウの下にはベーコンがあり、付け合わせはういきょうと言うお野菜とグリンピースのピューレ。どのお料理も照明環境が抜群のため、ぎりぎりまで寄っての撮影が可能で、トリミングの必要性が全く無かった。デザートは苺、マンゴー、ピスタチオのメレンゲと各種マシュマロ!盛り付け方が実に綺麗だ!紅茶に付属している小菓子は、ガニェール特製のチョコガナシェとリンゴのジュレ。全てを美味しく平らげてグルメマイルを貰った後帰路に付くと、若き赤坂洋介シェフがお見送り。このシェフ、惚れ惚れするほどのイケメンである。エレベーターまで見送ってくれたスタッフが「お写真を御撮りになっていらっしゃいましたが、ブログにでもお載せするのでしょうか?」と問うて来たので、筆者は「はい、美味しかったと書いておきますよ」と答え、いつものさすがのピエールガニェールを後にした。

お店の入口

テーブルセッテイング

目の前に虎の門ヒルズが見える

さりげなくクリスタルが置かれていた

アミューズ

胡瓜は、マスカルポーネと白胡麻で食べる

ピスタチオとドライフルーツ入りのパン

自家製パン

帆立のグリエ

西瓜のガスパッチョ

メロンのシャーベット

デザート

紅茶

小菓子



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