佐渡の翼

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ラ・ブラッスリー(帝国ホテル東京)   投稿者:佐渡の翼

2014年07月10日 04時44分20秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

6月1日、東京は最高気温33度と、猛暑日一歩手前の暑さとなった。今日から9月末までの三ヶ月間、毎日暑さとの戦いになる。今年も早半年が過ぎた、何だかんだと言っているうちに年末年始の準備の時が来る。佐渡市地域起し協力隊などの佐渡市の臨時任用職員の最長雇用期間は3年だが、そんなものは瞬く間だろう。総務省からの補助金が打ち切られ、雇用期間が終了すれば、彼らの発信したブログやフェイスブックは途端に更新を中断し、後にはむなしさしか残らないのが常だ。彼らの活動のお陰で観光客は増えたのだろうか?地域の人々の暮らしは豊かになったのだろうか?地域の知名度は上がったのだろうか?答えは全て否であり、そこにあるのは、臨時任用職員の自己満足感と達成感だけである。国からの補助金で運営されているので、満足な成果を上げられなくとも佐渡市は痛くも痒くもない。総務省は総務省で、予算さえ消化して貰えばそれでいいので成果などは二の次三の次である。かくして数年おきに似た様な事業が繰り返されて行く。集落に住む人々の中には有難迷惑に思っている人がいるかもしれない。「地域と人との繋がりと称しながら押しかけられてもなあ~、うちの集落は寂れたまんまが似合うんだよ、そっとしておいて欲しい。無理やり地域起しをされても数年後には撤収で後はほったらかしじゃあねえ~」と。そして佐渡市はこう言うだろう「すぐに成果に繋がらなくてもいい。その活動が下地になって数年後に花咲けばいい」と。

とまあ~、世の中様々な考え方があるので一筋縄では行かないと言う事を言いたかったのだ。筆者はこの日、帝国ホテル地下1階にある「ラ・ブラッスリー」を訪ねてみた。午前11時半の開店と同時にお店にお邪魔した。このお店はその名の通り、レストランほど肩肘を張る訳ではないが、ビストロほどくだけてもいない、その中間に位置しているので気軽に立ち寄れる。従って小さな子連れでも入店可能である。訪問当日はそんな家族連れ9人の団体さんまでいた。筆者は、前菜、スープ、メイン、デザートから成るコース料理、Cランチ(税サ込み6050円)を注文した。鶏肉が苦手と伝えたら、鴨肉も駄目だと理解されたようで、前菜は野菜のテリーヌに取り替えられていた。テリーヌ部分の塩味が少し強めである。次いで、牛肉とオマール海老から出し(ブイヨン)を取った、ダブルコンソメスープ。通常のコンソメとの違いは、一度煮出したスープを更に煮込んで二度出しした濃厚な味わいだそうだが、筆者にはちと濃厚過ぎた。メインは米国産牛のフイレ肉のソテーで赤ワイン風味のソース添え。これにポテトピューレと温野菜が付属していた。肉は柔らかいものの、やや甘味に欠ける味わい。最後のデザートはワゴンから好きな物を好きなだけ選べたが、苺のミルフイーユとカスタードプリンの二つだけに留めておいた。全体に卒はないが、何となく華麗さに欠けるようで、いつものさすがの帝国ホテルとは行かなかった、この日の豪華ランチだった。

お店の入口

メニュー

テーブルセッテイング

店内の様子

前菜のテリーヌ

パン

スープ

お肉の断面

デザート

紅茶



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